zwiftの楽しみ方
実際にそのコースを体感できる実走感
ライドが始まれば、目の前には仮想空間の風景が広がります。山や丘、時には海の底までも、美しいグラフィックに彩られたコースは臨場感満点です。またロンドンやリッチモンドなど、実際の街を再現したコースもありますので、家に居ながらにしてその街をサイクリングしているような気分も味わえるのは楽しいですね。
世界中のユーザーと同時に走れる
ズイフトのライドを始めると、コース上にいつも大勢のユーザーが走っています。アバター一つ一つが世界中のどこかで走っている実際の人間なのです。中には別府史之選手のように、世界で活躍するトッププロ選手と出くわすことも珍しくありません。また、素晴らしい走りをするユーザーには「いいね!」を表す「Ride On!」を付けたり付けられたりと、仲間や家族とのサイクリングだけでは得られない交流もできるのです。
多種多様なトレーニングメニュー
トレーニングコースを選ぶと、実に様々なトレーニングメニューがあり、自分の実力に合わせたメニューを選択することができます。また各メニューはカスタマイズすることもできますので、より自分に合った方法でトレーニングに励みましょう。
zwiftの料金体系
無料期間は7日間or25km
ズイフトの公式ホームページでは、7日間の無料期間とあります。そしてアプリのホーム画面では、左下に無料で走れる距離が25km分と表示されており、それ以上の距離を走るなら課金する必要が出てきます。つまり無料で走れるのは7日間か、25km分だけということになります。
課金手続きは任意です
では無料でプレイできる分が終わったら、どうするか。今後も続けるならアプリから月額料金を支払い、そのままプレイすればいいのですが、続けるかどうか迷うならすぐに課金しなくても問題はありません。料金を払わなければライドには参加できませんが、見学モードとして他人のライドを見ることならできます。もちろん課金手続きはいつでもできますので、走りたくなったら料金を支払い、再開すればよいのです。
月額料金の金額
ズイフトの月額メンバーシップ、いわゆる月額料金は1,500円。ただし2019年10月現在は10%の消費税込みで1,650円になっています。課金システムは毎月更新なので、一度支払いを行なったら自動的に継続で課金されます。利用を停止する場合は自分で料金の支払いをストップしなければなりません。
月額1,500円は高い?
ズイフトもオンラインゲームの一種なので、月額1,500円は高いと思うかもしれません。初期費用もそれなりにかかるので、外へ走りに行った方がいいや、という人もいるでしょう。ですがサイクリングに行くと休憩のコンビニや飲食店など、それなりにお金を使います。一回のコンビニ休憩で500円を使うとすれば、3回分で月額料金と同額になります。100kmのロングライドでコンビニに2~3回寄ることを考えれば、そうそう高いとも言えないのではないでしょうか。
月額料金の支払い方法
料金支払い方法①:クレジットカード
最もポピュラーで簡単な支払い方法がクレジットカードです。その都度課金設定を確認しなくても良いので便利です。
料金支払い方法②:ペイパル決済
もう一つの決済方法がペイパル(PayPal)です。ネット上からの決済ではクレジットカードよりもセキュリティの面で信頼が高く、多くの場面で支払い方法に使われています。使用にはあらかじめ引き落とし用のクレジットカードを登録しておく必要があります。
料金支払い方法③:iTunesStore
MacやiPhone、iPadをお使いの方なら、Apple IDのアカウントをお持ちでしょう。アプリ経由でiTunesStoreにログインし、支払い手続きを行えば月額課金が完了します。この方法だと複数のアカウント分を支払うことはできないので、ご家族などで使用する場合は注意しましょう。
zwiftに関するよくある疑問
コンビニでの料金支払いはできない?
ズイフトの月額料金はクレジットカード、ペイパル、iTunesStoreの3通りのみで、コンビニ決済はできません。ズイフトはまだ歴史の浅いサービスで、日本市場への浸透もこれから。日本独自のインフラであるコンビニ決済にも対応しておりません。では、クレジットカードを持てない未成年のご家族のアカウントは、どうすれば良いのでしょうか。
iTunesカードならコンビニでも買えます
保護者や家族の方が代理で支払いをするのが良いのですが、それを望まない時はiTunesカードからiTunesStoreのチャージを行いましょう。iTunesカードはコンビニで購入できますので、そこからご家族のApple IDにチャージをすれば完了です。
走れるコースが少ない?
2019年10月現在、ズイフトでは複数のコースが用意されています。架空のバーチャル都市ワトピア、ロンドン、ニューヨーク、リッチモンド、ヨークシャー、インスブルックです。ライドの時はこれらの街が日替わりで登場し、決められた日、決められた時間にはそのコースしか走れないようになっています。これには不満の声もあるようですが、なぜこういう方法を採るのでしょうか。
今後の利用者次第で増加も
ズイフトは同じ画面上で複数のライダーと同時に走れるのも魅力のひとつです。なのでプレイヤーが自分の好きなコースをバラバラに走っても、周りには誰もおらず、競う楽しみがなくなります。またズイフトはまだまだ始まったばかりで、各地の地形データを集めるのも大変です。こうした理由から今は走れるコース数は限られていますが、アカウント登録者がさらに増えれば、サービスも走れる場所も増える可能性があります。
一度に複数ではプレイできない?
家族や友達と一緒にプレイしたいときはどうすればいいのでしょう。その場合は人数分複数の自転車・ローラー、端末が必要になります。同じ画面で複数のアバターを操作することはできませんので、画面も一人ずつ必要になります。ただ最近はみなスマホを持っていますので、それぞれの画面を見てプレイしましょう。複数のアバターで列を作って走るとドラフティング効果も味わえるので、お子さんが疲れたらお父さんが前を引いてあげるといった、家族の心温まるコミュニケーションもいいのではないでしょうか。
アバターは一人1アカウントです
同一人物が複数のアカウントを持つことも可能です。「新規アカウントを作成」で名前や性別、身長・体重などを切り替えて使えます。自分の名前で登録しておき、奥様やお子さんがプレイする時はその都度アカウントを分けて使えば、初期費用や月額料金は節約できます。ただし同時に複数プレイはできなくなるので、家族一緒にプレイしたい場合は上記のようにそれぞれアカウントを登録しましょう。
まとめ
今回はズイフトを始めてみたい方へ、必要なものや初期費用、始め方、月額料金や支払い方法、楽しむにあたっての疑問など、複数のテーマを紹介しました。コースの制限やコンビニ決済への対応など、まだまだこれからな点もありますが、実際に始めてみれば、孤独で退屈な室内トレーニングが楽しい体感型ゲームになることがわかります。一人でストイックに挑むもよし、家族同士で楽しみながら競うのもよし。新しいサイクリングの形として、ぜひ試してみてください。
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筆者撮影