100均でロードバイクアイテム⁈
100均ショップが人気
この時代に100円で買えるものはなかなかありませんよね。しかし100均ショップなら、その名称のとおり100円玉1枚あれば、買い物ができます(消費税がかかるので厳密には108円、または110円の支払いになりますが)。利用した経験を持つ人も多いでしょうし、リピーターもたくさんいます。
取り扱いアイテムが豊富
100均ショップは値段が安いうえに、扱っているアイテムは非常に多岐にわたります。日用品から衣料品、雑貨、アクセサリーや文具、さらには食品などなど…。それらがたった100円で手に入るのですから、驚きです。買い物をしなくても豊富な品ぞろえを見るためにお店を覗くだけでも楽しいという人も少なくありません。
ママチャリだけでなくロードバイクにも
100均ショップで扱っているアイテムの中には、自転車用品もあります。その多くは、ママチャリやシティサイクル向けなのですが、中にはロードバイクをはじめとするスポーツバイクに使用できるものも存在します。
支出のセーブに強い味方
ロードバイクのアイテムは、値段が高いと感じている人も少なくないでしょう。パーツはもちろんメンテナンスなどに使用する工具なども多く、金額は馬鹿になりません。なるべく支出を抑えたいという人に強い味方となってくれるのが、100均ショップなのです。
ロードバイクに使えるおすすめ100均アイテム7選
残念ながら、ロードバイクで使用するアイテムをすべて100均ショップで揃えることはできません。また、品質などの点であまり適していないと考えられるものもあります。ここでは、問題なくロードバイクに使えるアイテムをいくつか紹介しましょう。
おすすめ①パンク修理キット
評価の高いアイテム
100均ショップの自転車用アイテムの中でも、利用した人の評価が高いのが「パンク修理キット」です。パッチとゴムのり、タイヤレーバーの3点がセットになっているものが多く、サンドペーパーまでついているセットもあるので、パンク修理には十分対応できるはずです。
持っていて損はない
ただ、あまり大きな穴のパンクの場合にはパッチの大きさが足りないこともあるので注意しましょう。また、タイヤレバーはパナレーサーなどのメジャーなものと比較すると使い勝手や耐久性は劣ってしまうかもしれません。とはいえ、サドルバッグの中にひとつ忍ばせておくとパンクの際に安心です。
おすすめ②リアライト
夜は走らない、性能やデザイン、ブランドなどには特にこだわらないという人なら、十分なクオリティがあります。また、メインにブランドもののしっかりしたテールライトを使用して、サブとして使用するという使い方もアリです。点灯だけでなく点滅もできるので、普通に使用できます。
おすすめ③ベル
ベルは必須
道交法では、自転車にベルの取り付けが義務付けられています。しかし、使用していいのは「警笛鳴らせ」の交通標識のあるところ、または危険回避にやむ負えない場合のみと限定されています。よく歩道を走っている自転車が歩行者に向かって鳴らしているケースを見掛けますがこれはNG、そもそも軽車両である自転車は車道を走るべきなのです。
安いものでも十分
つまり、取り付けは義務でありながら鳴らす状況はほとんどないのが実情といえます。ほとんど使わないなら、安いもので十分でしょう。ネットで安いベルを探しても500円くらいはします。また安いのが幸いしてか、100均ショップで売っているベルは小さなものがほとんどで目立たないので、ロードバイクにおすすめです。
おすすめ④清掃用ブラシ
メンテナンスにおすすめ
チェーン清掃などメンテナンスで役立つのが、ナイロンブラシのセットです。これも結構使っている人は多く、評判もいいです。種類や大きさもいろいろあるので、好みのものを見つけやすいでしょう。
ワイヤーブラシは要注意
こういったアイテムは汚れたら即交換となるので、安いものでも十分です。ワイヤーブラシも売っていますが、チェーン清掃に使用するとチェーンに傷をつける危険性があるので注意しましょう。
おすすめ⑤使い捨てビニール手袋
手の汚れに対処
出先で、たとえばチェーントラブルになった場合は、直接オイルのついた箇所を触るのはなるべく避けたいものです。そんなとき、ツールケースやサドルバッグの中に使い捨てのビニール手袋が入っていれば非常に助かります。
軍手もあればなお良し
薄いので邪魔になりませんから、最低でも1枚持っておくことをおすすめします。できれば2枚入れておくと、より作業がしやすいでしょう。併せて軍手もあるといさらに便利です。100均ショップの軍手は一般のものより薄手ですが、かえってそのほうが持ち運びの際には好ましいです。
おすすめ⑥ボトルケージ
ハイエンドモデルといったロードバイクにはちょっとおすすめできませんが、見た目やブランドなどにこだわらないなら、ボトルケージもあります。高いものなら数千円は軽くしますし、安いものでも100円で手に入れるのは難しいでしょう。ポタリングメインなら、十分活躍するはずです。
おすすめ⑦ズボンの裾止めバンド
カジュアルスタイルに必要
レーパンでなく、カジュアルな服装や通勤・通学でロードバイクに乗る場合、チェーンカバーのないロードバイクでは、ズボンの裾がチェーンに擦れて汚れたり破れてしまうことも少なくありません。
面ファスナーがおすすめ
裾止めバンドを使用すると、そんな事態を避けられます。面ファスナーのものが使いやすいでしょう。また、反射テープ式になっているものも多く、夜間の安全面からもおすすめです。
ロードバイク用に注意が必要な100均ショップアイテム
安くてロードバイクにも使えるアイテムが少なくない100均ショップですが、中にはあまりおすすめできないものもあるので、紹介しておきましょう。もちろん使用することはできますが、安いというメリットより何かしらのデメリットのほうが上回ることがあるので注意が必要ですよ。
要注意アイテム①工具関係
自転車工具の代表であるアーレンキーをはじめ、100均ショップで売られているいろいろな工具は総体的に精度が低く、また耐久性などの品質にも疑問符がつきます。出先で緊急修理用に使用するくらいなら仕方ありませんが、精密機器ともされるロードバイクですから、自宅でのメンテナンス用に購入するのはやめておくほうが無難です。
要注意アイテム②空気入れ
別途アダプターが必要
100均ショップで扱っている空気入れには、ポンプ式とスプレー式の2種類があります。いずれも対応バルブ形状は英式または米式でロードバイクの仏式バルブとは異なるので、使用する際には仏式バルブ対応のアダプターが必要となります。
スプレー式は便利だけれども…
スプレー式は簡単に空気が入れられるのでライド中のパンクへの対応に非常に便利ですが、適応するアダプターを別途購入しなければならないことや、携帯するには大きくかさばってしまう点がデメリットとなります。
品質や使い勝手を見極めて選ぼう
100均ショップのアイテムの中には、工夫次第でロードバイクにも使えそうなアイテムもたくさんありますが、品質や使い勝手などは商品によってまちまちなので、本当に使えそうなものを選ぶのがポイントです。とはいえ、失敗しても100円なので、いろいろ試してみるのもアリかもしれません。ただし、安全性にかかわるものはロードバイク専用品を購入するほうが好ましいですね。
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