富士チャレンジ200とは?コース概要などをご紹介!完走率は?

富士チャレンジ200とは?コース概要などをご紹介!完走率は?

ロードバイクのエンデューロレースで国内でも人気の高いものに「富士チャレンジ200」があります。自分と距離の限界に挑むレースであり、ソロで出場するカテゴリーだけでなく、チームでも参加できます。今回は、富士チャレンジ200のレース概要や攻略方法などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.富士チャレンジ200とは?
  2. 2.富士チャレンジ200の競技の種類
  3. 3.富士チャレンジ200のコースの特徴
  4. 4.富士チャレンジ200のコースのポイント
  5. 5.富士チャレンジ200の賞品
  6. 6.富士チャレンジ200の攻略方法
  7. 7.まとめ

富士チャレンジ200の賞品

Photo by Studio Laurier

優勝者

各カテゴリーの優勝者にはチャンピオンジャージが与えられる

各カテゴリーの優勝者にはチャンピオンジャージの授与がされます。優勝者だけに与えられるものなので、非常に価値のあるジャージです。ソロでチャンピオンジャージに袖を通すことは非常に誇らしいことでしょう。また、チームのみんなでチャンピオンジャージを着ることもいい思い出になります。

チャンピオンジャージは優勝者にのみ与えられますが、各カテゴリーともに1~3位までの方には副賞ももらうことができます。その他にも周回賞や敢闘賞の授与もあります。

完走賞

富士チャレンジ200では、完走者全員に対して完走の記念品を贈呈しています。完走記念品は完走タイムによって異なります。大きく分けて4つに分けられているので、それらの概要について解説します。

ゴールドレーサー

はじめにご紹介するのは、「ゴールドレーサー」です。ゴールドレーサーは完走賞のなかでも、一番価値あるもので、上位5パーセント以内にゴールできたライダーの方のみに完走記念品の贈呈がされます。時速40km/hで走行することができることが、毎年の結果からみて一つの目安となります。

シルバーレーサー

ゴールドレーサーの一つ下に完走賞が「シルバーレーサー」です。シルバーレーサーは上位15パーセント以内に完走された方が対象となり記念品が授与されます。時速36km/h程度での走行が一つの目安になっています。

ブロンズレーサー

シルバーレーサーよりもさらに一つ下の完走賞が「ブロンズレーサー」です。ブロンズレーサーは上位30パーセント以内に完走された方が対象です。時速33km/h程度で走行することが一つの目安になります。

富士チャレレーサー

最後にご紹介するのは、「富士チャレレーサー」です。富士チャレレーサーはブロンズレーサーにも当てはまらなかった完走者全員に記念品として授与されます。

富士チャレンジ200の攻略方法

富士チャレンジ200で上位入賞や完走するためには、いくつかの攻略ポイントを押さえなければいけません。以下でご紹介する攻略ポイントをしっかりと頭に入れた状態で本番のレースに臨むようにしましょう。

攻略①上位入賞には集団走行は必須

まずはじめに、集団走行が行えることは上位入賞を狙っていく上では必須条件です。どんなに足のあるライダーでも時速40km/h以上で5時間近く走り続けることはほとんどの場合難しいです。やはり、空気抵抗を少なくして平均速度をあげていかないと上位入賞は困難でしょう。集団走行の練習やコツなどはつかんでおかなければなりません。

攻略②下り区間で平均速度を上げる

二つ目のポイントは、前半の下り区間で平均速度をあげるように走ることです。どうしても下りに入ると足を止めて休憩しながら進もうとしてしまいがちですが、平均速度を上げるためには下り区間でもある程度の力で踏んで進むようにしましょう。下りで足を止めてしまうとどうしても平均速度は上りきりません。集団で走行するときはかなり速い速度で下ることになるので、まっすぐ走るようにしましょう。

攻略③登りでは頑張りすぎない

平均速度を上げるのはコース前半の下り区間で、上り区間ではたんたんと上るようにしましょう。どうしても上りになると全身に力みが出てしまって、ガンガン踏んで上りがちですが、それでは疲れてしまいます。富士チャレンジ200では距離も長いので、そういう走り方では体力の消耗も激しいです。あくまでも平均速度は下り区間で稼いで、上りはたんたんと走るようにしましょう。

攻略④補給はこまめに

富士チャレンジ200は距離が長いので補給食もかなり大切です。ソロのカテゴリーにエントリーしているライダーの方は走り続けないといけないので、カロリーの消費が大きいです。補給食をとらずに走行を続けるとハンガーノックなどになってしまうこともあるのでこまめに補給食をとるようにしましょう。また、補給食よりも水分の補給の方が大切です。脱水は命の危険もあるので、注意しましょう

攻略⑤チーム戦では周回ラップの配分を事前に考えておく

ソロのカテゴリーにエントリーしているライダーは自分1人のペース配分のみを考えればいいですが、チーム戦になるとそうはいきません。チーム内のライダーの走力によって1人が走るラップ数も変わります。また、選手交代のタイミングや方法も重要です。選手交代がもたついてしまったことで、順位を落とすことも十分に考えられます。そうならないためにも事前に交代のタイミングなどを話し合っておきましょう。

まとめ

出典: http://www.fujichallenge.jp/

富士チャレンジ200に出場しよう

国内のロードバイクでのエンデューロレースのなかでも富士チャレンジ200は非常に人気の高いレースです。ソロのカテゴリーだけでなく、チームとしてエントリーできるカテゴリーもあるので、チームのみんなと盛り上がって楽しむこともできます。とても長い距離を走破するというレースですが、楽しみながら自分の限界に挑むこともできるでしょう。そんな魅力的なレースの富士チャレンジ200に1度参加してみてはいかがでしょうか。

TS Rider
ライター

TS Rider

ロードバイクでアマチュア実業団E1カテゴリーでのレースを走っています。自転車の知識を伝えながら、自分自身の勉強になったらと思っています。

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