BMXレースに使用する自転車とは
BMXレースはたくさんのジャンプをしたり、コーナーを乗り越えないといけないので、耐久性がしっかりしていないとけません。ここからはBMXレースで使用する自転車について解説していきます。
①タイヤ
BMXのタイヤは未舗装路を走行しますので太めのタイヤが多いです。タイヤのサイズは20インチで幅が1.75~2.125くらいの幅が主流となっています。ブロックタイプになっていて、フロントは太めでリアは細めとサイズを自分の好きなように変えたりすることも可能です。
②ハンドル
ハンドルはクロスバーと呼ばれている頑丈な専用タイプになっていています。他のスポーツバイクやマウンテンバイクのようにステムで調整するのではなくライズ量で調整します。高さがマウンテンバイクの約2倍以上高いのが特徴で、自転車競技の種類の中では一番高いです。
③フレーム
BMXのフレームはダイヤモンド形状なのが特徴で、レースで使用する素材は軽さや合成力などを求め、アルミ素材が主流になっています。しかし最近ではカーボン素材のものが出てきてレーサーの中では主流が変わりつつあります。そしてフリースタイルでは頑丈なクロモリ素材が使われています。
④サドル
サドルはジャンプをした後のクッションとしての役割や安定した乗り心地を実現させてくれるで非常に大事なパーツです。BMXレースでは軽量化をしたプラスティック素材を使用し座り心地は少し硬めになっています。フリースタイルでは転倒やジャンプをした時の衝撃を抑えるために、プラスティック素材ではなくて柔らかくてクッション性の高いものを使用しています。
⑤ペグ
このペグはフリースタイルにのみ使用されるパーツでタイヤの軸にあるハブの両端に付けるパーツです。ストリートやパークの種目では、ペグを手すりなどに引っ掛けて滑るグラインドと呼ばれているトリックがあります。また、フラットランドではペグに足をのせてバランスなどを取ったり、さまざまな用途で使用します。フラットランドなら左右前後、パークやストリートなら左右どちらかの片側にだけ取り付けます。
⑥ジャイロ
ジャイロは特殊なブレーキシステムで絡まりを防止してくれます。フリースタイルの中にハンドルを回すトリックがあります。それを1回転以上回すことが困難なので、より回しやすくするために開発されたブレーキシステムです。ハンドルを回しても絡みにくくなりますのでフリースタイルをする方は絶対に欠かせないパーツです。
BMXの自転車は身長で選ぶ
BMXの選び方は身長で決めます。自分の身長に会ったBMXを選ばないと本来の性能を発揮できなかったり、体の色々な場所に負担をかけてしまいます。選び方はメーカやバイクによって異なりますので定員さんに聞くなどして、自分に合ったBMXを選びましょう。
BMXのパーツにはそれぞれに特徴と理由があるんだね!