Blendr(ブレンダー)とは?
Blendr(ブレンダー)という言葉を聞いたことがありますか? Blendr(ブレンダー)とは、自転車のハンドル回りのアクセサリを、すっきり整理するシステムのことです。あなたの愛車のハンドル回りには、ライト、サイクルコンピューター、スマホなどたくさんのアクセサリが付いていて、ゴチャゴチャしてきているのを解消できます。
Blendr(ブレンダー)のシステム
Blendr(ブレンダー)はハンドルやヘルメットに取りつける「ベース」と、ライトやスマホなどのアクセサリを取り付けるための「マウント」に分かれています。ブレーキなどのケーブルと干渉することなくスッキリと取り付けることができます。
Blendr(ブレンダー)にはどんな種類があるの?
Blendr(ブレンダー)は、ベースとマウントの二つのパーツに分かれているため、別々にご紹介します。
Blendrの種類① ベース
ステム(フロントフォークの上端とハンドルバーの真ん中をつないでいるパイプ状の部品)によって取り付けることのできるベースが違います。一本差しのタイプと二本差しのタイプの二種類があります。
ELITE Mono Base
「Mono」の名前の通り一本差しのベース。画像出典:https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/
PRO / XXX Duo Base
「Duo」の名前の通り二本差しのベース画像出典:https://www.trekstore.jp/news/?p=50878
Blendrの種類② マウント
取り付けたいものに対応して接続部分が変わります。形としては、大きく分けて、High Mount(上向き)とLow Mount(下向き)、取り付ける向きを変えられるUniversalマウントの3種類があります。Trekの傘下パーツブランドであるボントレガーやガーミンなどのものがメインの商品になっています。
ライト用マウント
ハンドル回りにつけるタイプのものと、サドルにつけられるタイプがあります。
サイクルコンピュータ用マウント
High Mount画像出典:https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/
Tripマウント
マウントアダプターをスマホの裏に貼り付ける事でTrip以外にもスマホなどの取り付けにも対応しています。貼り付けられるものであればスマホ以外も使えます。
GoPro用マウント
常にGoProでサイクリングが撮影できます。記録用にピッタリですね。
サドルアクセサリマウント
Blendr(ブレンダー)は、サドルにも対応しています。サドルに2本のボルトで簡単に取り付けできます。サドルの後方にライトなどを装着するのがスタンダードです。サドルバックを付けたまま使えるのでとっても便利です。
Blendr(ブレンダー)対応のおすすめアイテム
アイテム① ボントレガーのライト
ボントレガーのライトは、超軽量、大容量バッテリーで全天候型なので、使い勝手が抜群です。ガーミンとも接続可能な通信システムに対応しているものもあります。フロントライトもバックライトもそろえておきたいところです。
ボントレガーやガーミンのサイクルコンピューター
走行速度、ペダルの回転数、心拍数の計測機能はもちろん。GPSの付いた地図機能で、走行位置を仲間同士で共有ができます。Wi-Fiに対応しているものもあり、ネット上で作ったルートを入れたり、実際に走ったルートを記録して、ブログ等にアップすることもできます。事故の検知ができ、緊急連絡先への連絡もできちゃいます。
アイテム② ヘルメット
ボントレガーのライトやGoProなどのアクションカメラがワンタッチで装着可能です。工具を使わずに角度調整もできます。サイクリングを動画撮影するときにハンドルにつけるのとヘルメットに装着するのとでは高さが違い、ヘルメットに装着したほうがより自分の見ている景色に近い画が撮れます。
ガーミンのカメラ『ガーミン バーヴ ウルトラ 30』
Garmin VIRB Ultra 30 (Actioncam)
参考価格: 82,575円
ガーミンが作ったサイクリングのためのカメラビデオ。移動を感知すると録画を開始し、静止すると録画を終了してくれるので、止まるたびに一々カメラを操作しなくて済みます。IPX7の防水仕様なので、突然の雨でも大丈夫。-20℃~50℃の温度でも動く非常に丈夫な造りなので、アクティブなサイクリング、スポーツにも対応しています。
Gopro
GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW ゴープロ ヒーロー7 ブラック ウェアラブル アクション カメラ
参考価格: 54,450円
アクティブなスポーツに大人気のGopro。自転車に取り付けると、広角レンズで迫力のある動画が取れます。Wi-Fiですぐにスマホに飛ばせるのも便利です。サイクリングの風景を撮ってもいいですし、自分の顔を映してみるのもいいですね。Goproで撮影したサイクリングの様子をYou-Tubeにアップしているしている人もたくさんいます。
Blendr(ブレンダー)を導入することのメリット
メリット① 軽量化が図れる
Blendr(ブレンダー)を導入することで、アクセサリを取り付ける部分を軽量化することが出来るため、ハンドル回りの軽量化が図れます。ハンドル周りの重量はハンドリングやダンシングに大きく影響するため、スピードを求める人で、まだBlendr(ブレンダー)の導入をしていない人はぜひ検討してみてください。
メリット② 見た目がすっきりしてかっこいい
アクセサリをハンドルの上下に取り付けることができるのでハンドル周辺がとてもすっきりした見た目になります!ライトはより路面に近い位置で照らすことができるようになり、サイクルコンピューターは見やすく、操作しやすくなります。ナビ代わりにスマホを取り付けることもできます。
メリット③ 走行中にずれない
しっかりと固定されているので、走っているうちにライトがずれてきたなんてことになりません。悪路を走っているうちに大切なアクセサリを落としてしまったり、ずれてきたアクセサリを元の位置に修正したりといった手間やストレスから解放されます。
メリット④ 機器類が操作しやすい
整理されているので、スマホで道を調べようとしたり、サイクルコンピューターの表示を変えようとしてライトに手が当たって、ライトの角度が変わっちゃったなんてことが起こりにくいです。
愛車の見た目をスマートにする方法
Trek(トレック)傘下のパーツブランドであるボントレガー製のステムに取り換えると、「Blendr(ブレンダー)」でもっとハンドル周りをスッキリ!マウントの制作会社は、ボントレガーやガーミン以外にもREC-MOUNTSなどいくつかあります。REC-MOUNTSなどでマッチするものが見つかれば、キャットアイなどの他のメーカーの物と組み合わせることもできるようになり、カスタムの幅がさらに広がります!
REC-MOUNTS(レックマウント) 両持ちナローマウント用 ライトアダプター CATEYE 右用[ R-CATHL2
参考価格: 2,160円
Blendr(ブレンダー)が取り付けられる自転車の種類
Trek(トレック)社の自転車のほとんどのステムにこのシステムが導入されています。ステムというのは、フロントフォークの上端と、ハンドルバーの真ん中をつないでいるパイプ状の部品のことです。もし買った自転車にステムが付いていなくても、後から取り換えることもできます。
Blendr(ブレンダー)の取り付け方
Blendr(ブレンダー)の取り付けにはステムのハンドルクランプを一旦外す必要があったり、ハンドルやステムサイズによっては下側のマウントは使えない場合があるので、慣れていない方はサイクリングショップに対応してもらった方が確実です。
続いて、ステムを変えるメリットを紹介!
出典:https://www.chibacycle.com/blog/index.php?category=review&store=fujisawa&p=9182