自転車保険料の安い会社③
③ モンベル「モンベルの自転車保険」(スタンダードプラン)
十分な補償内容
アウトドアの総合ブランドとして、人気のモンベルが提供する「モンベルの自転車保険」(スタンダードプラン)は、ひと月あたりの掛け金が226円です。個人賠償保障は1億円、死亡保険金は200万円、後遺障害補償は障害の程度に応じて8~200万円の補償に加えて、事故の日から365日以内に掛かった費用が、100万円を限度として支払われます。
加入条件に注意
プランは3つの中から選ぶことができるので、自分に適したものを選ぶといいでしょう。保険契約期間は1年、3年、5年から選べ、契約期間が長くなるほど掛け金の割引率が高くなるのでお得です。ただし、モンベルメイトメンバーであることや本人名義のクレジットカードでの一括払いのみなど、いくつかの加入条件があるので要注意です。
モンベルの自転車保険(スタンダードプラン)
- 個人賠償責任補償 1億円限度
- 死亡保険金 200万円
- 後遺障害保険金 8~200万円(障害の程度に応じて)
- 傷害医療費用保険金 100万円限度(事故の日から365日以内の費用)
モンベルの自転車保険(シンプルプラン)
- 個人賠償責任保障 1億円限度
- 死亡保険金 200万円
- 後遺障害保険金 8~200万円(障害の程度に応じて)
モンベルの自転車保険(安心プラン)
- 個人賠償責任補償 1億円限度
- 死亡保険金 200万円
- 後遺障害保険金 8~200万円(障害の程度に応じて)
- 傷害医療費用保険金 100万円限度(事故の日から365日以内の費用)
- 入院保険金日額 1,500円(1事故につき180日限度)
- 手術保険金(入院中) 15,000円
(入院中以外) 7,500円 - 通院保険金日額 1,000円(1事故につき90日限度)
モンベルの自転車保険 詳細
自転車保険料の安い会社④
④ ちゃりぽ「自転車あんしん保険」(あんしんプラン)
死亡時や怪我の際の補償をしっかりカバー
ちゃりぽの「自転車あんしん保険」で、ひと月あたりの掛け金の値段が260円と最安値なのが「あんしんプラン」です。個人賠償責任補償は、1,000万円で示談代行サービスはありませんが、死亡・後遺障害補償300万円、入院保険日額6,000円と、個人賠償責任補償額を抑える代わりに、死亡時や怪我の際の補償をしっかりとカバーしたいという人向けの保険といえるでしょう。
プランが多いので選びやすい
「あんしんプラン」のほかに、「あんしんプラン」をベースにした、相手や自分への補償金額や対応など内容に応じた5つのプランも用意されています。選択肢が増えるので、自分に合ったものが選びやすいでしょう。
自転車盗難保険とセットもあり
ロードバイクなど、高額な自転車を所有していると盗難保険に加入している人も少なくありませんが、ちゃりぽでは自転車保険と盗難保険がセットになったプランもあります。中学生や高校生となると、ロードバイクで通学するケースもあり、そんなときに加入していると安心なのでおすすめです。
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」(あんしんプラン)
- 個人賠償責任補償 1,000万円
- 死亡・特定重度障害保険 300万円
- 入院保険日額 6,000円
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」(もっとあんしんプラン)
- 個人賠償責任補償 1,000万円
- 死亡・特定重度障害保険金 300万円
- 入院保険金 6,000円
- 通院保険金 1,000円
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」(1億あんしんプラン)
- 個人賠償責任補償 1億円(示談交渉サービス付き)
- 死亡・特定重度障害・後遺障害保険金 合計400万円
- 入院保険金日額 6,000円
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」(1億もっとあんしんプラン)
- 個人賠償責任補償 1億円(示談交渉サービス付き)
- 死亡・特定重度傷害・後遺障害保険金 合計400万円
- 入院保険金日額 6,000円
- 通院保険金日額 1,000円
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」(家族あんしんプラン)
- 個人賠償責任補償 1億円(示談交渉サービス付き)
- 死亡保険金 400万円
- 後遺障害保険金 16~400万円
- 入院保険金日額 6,000円
- 手術保険金(入院中) 入院保険金額日額×10
(入院中以外)入院保険金日額×5
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」(家族もっとあんしんプラン)
- 個人賠償責任補償 1億円(示談交渉サービス付き)
- 死亡保険金 400万円
- 後遺障害保険金 16~400万円
- 入院保険金日額 6,000円
- 通院保険金日額 1,000円
- 手術保険金(入院中) 入院保険金日額×10
(入院中以外)入院保険金日額×5
ちゃりぽ「自転車あんしん保険」詳細
自転車保険で自分を守ろう
「でも、自転車保険なんて必要あるの?」「自分は安全運転を心がけているから大丈夫」と保険への加入を考えていない人も少なくないようです。しかし、自動車でも誰もが安全運転を心がけていますし、事故を起こすつもりなんて到底ないはずですが、保険には加入していますよね。
いくら注意していても事故の可能性はある
自転車の場合でも同じです。どんなに注意をしていても、事故に遭遇する可能性はゼロではありません。自動車とぶつかってしまう可能性を否定することは誰にもできないでしょう。そして、自転車のほうが弱い立場だから全面的に相手が悪いというわけにもいかず、走行中ならこちらにも責任割合が生じます。
加害者にも被害者にもなりうるリスク
逆に歩行者とぶつかって、相手に怪我をさせて加害者になることもあるかもしれませんし、自分で転んで怪我をする場合もないとはいえないでしょう。また、自分は事故を起こさなくても、子供や家族の誰かが事故を起こしたり巻き込まれる可能性も否定できません。そんなときに相手への賠償金やお見舞金、また自分の入院費や通院代など、さまざまな出費が生じます。
中学生・高校生の事故がダントツで多い
自転車事故の割合を年齢別にみると、最も多いのは中学生・高校生で、シニア層(55歳以上)の4~5倍となっています。そして、そのうち法令違反による事故は、高校生で70パーセント弱、中学生では70パーセントを超えています。法令違反による事故の場合は、自己責任率が大きくアップするのは言うまでもないことです。
子供が起こした事故でも責任は親
平成25年には、事故当時小学5年生だった子供の起こした自転車事故で、植物状態となった女性に対する賠償金として、9,500万円の支払い判決がありました。その他にも、5,000万円を超える高額賠償金の事例がいくつもあります。自転車保険に加入していなければ、子供の起こした事故でも賠償金はすべて親が支払わなければならないのです。
自分を守ってくれる保険
保険は万が一の事故の際に、相手への賠償を肩代わりしてくれます。保険に入っていなかったばかりに、何千万円という賠償金が支払えず自己破産に陥ったケースもあります。つまり「被害者の保護」だけでなく「加害者が高額賠償責任を負った際の負担軽減」という点からも自分自身を守ってくれるのが自転車保険なのです。
自動車保険の特約なら「無制限」
自転車保険の個人賠償責任補償金額は1億円が最大で、自動車保険のような「無制限」のものはほとんどありません。ただ、任意の自動車保険には特約として自転車保険が付帯しているものも多く、賠償金額は無制限のものも少なくないうえ、新たに自転車保険に加入するより格安な値段で加入できるので、自動車保険に加入しているならそちらを利用するのもおすすめです。
まとめ
自転車に乗る機会があるなら、対人・対物にかかわらず万が一の際の安心を手に入れるためにも自転車保険に加入することを強くおすすめします。ただ、取り扱う保険会社も多く、プランもさまざまなので、どこがいいか迷いがちです。保険料だけに注目するのではなく、保険金額や補償内容、本人だけの補償か、子供を含めた家族も対象になるのかといった点もしっかり考慮して、自分にあったプランを選ぶことが大切ですよ。
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