はじめに
自転車のタイヤは消耗品で寿命があります。長い距離を走ったタイヤはすり減ってスリップしやすくなり、路面の異物を踏んでパンクすることもありますよね。また全く走っていなくても、長期間の放置でタイヤのゴムがもろくなって、ひび割れが発生することもあり、こうなってしまうとタイヤの寿命です。今回はシティサイクルからロードバイクまで広く使われている、中にチューブを入れるタイプのクリンチャータイヤについて、タイヤ交換を自分でやる方法を、手順を追って説明していきます。
自転車のタイヤ交換は自分でできる
「タイヤ交換なんてやったことない」、「自転車屋さんで料金を払ってやってもらうものでしょ」、なんて思っていませんか?もちろん近所の自転車屋さんでも、ほんの1時間ほどでタイヤ交換してもらえます。でも自転車のタイヤ交換は、道具と材料があれば自分でできるんです。
タイヤ交換を覚えるメリット
タイヤ交換の手順を覚えて自分でできるようになれば、工賃が掛かりませんから費用も安くできます。また走行中のパンク修理のときもタイヤの外し方を覚えていれば、あわてずに対応できます。なにより自分でやることで、ますます自転車に愛着が湧いてくることでしょう。
自転車のタイヤ交換を自分でやるのに必要な材料
まずは材料をそろえましょう。ここでは必要な材料と、その費用の目安について紹介します。
タイヤ
楽天スーパーSALE特別価格★ IRC CITY COMFORT 自転車用 タイヤ 耐摩耗 86型 WO 24×1 3/8 24インチ 自転車の九蔵 7,700円以上で送料無料
参考価格: 1,980円
タイヤにはさまざまな種類とサイズがあり、ホイールに合ったタイヤが必要です。基本的に元々付いていたものと同じサイズのタイヤを選びましょう。タイヤサイズは、タイヤの横の部分に、『26×1 3/8』とか『700×28c』といった数字で書いてあります。また、ほとんどの自転車で前輪と後輪のタイヤサイズは同じです。交換するタイヤの数字が見えなくなっていたら、もう一方のタイヤを見てみましょう。それでも分からなければ、自転車屋さんで選んでもらいます。
費用の目安
- シティサイクル 1,000円~3,000円
- ロードバイク・クロスバイク 2,000円~10,000円
- マウンテンバイク 2,000円~10,000円
チューブ
[キャッシュレス還元]WO 自転車 英式 チューブ 1本 20インチ 22インチ 24インチ 26インチ 27インチ ×1 3/8 WO エコパッケージ ■送料無料
参考価格: 768円
長い間を交換していなかったり、何度もパンク修理をしたチューブも寿命です。タイヤと一緒に交換してしまいましょう。チューブにもタイヤと同様にいろいろなサイズがあるので、タイヤサイズに合ったチューブを選びます。チューブは前輪用、後輪用といった区別はないので、サイズが合っていればOK。もちろんチューブがまだ新しい場合は、再使用することもできます。
費用の目安
- シティサイクル 500円~1,000円
- ロードバイク・クロスバイク 1,000円~8,000円
- マウンテンバイク 1,000円~8,000円
自転車のタイヤ交換を自分でやるのに必要な道具
次にタイヤ交換に必要な道具を準備しましょう。安いものなら、タイヤ交換1、2回分の工賃くらいでそろえることができますよ。
タイヤレバー
Panaracer(パナレーサー) タイヤレバー 3本組 PTL 【自転車】【RCP】【05P30Nov14】
参考価格: 499円
タイヤをホイールから外すための道具です。タイヤを引っ掛けやすいような形状をしていたり、タイヤやチューブを傷つけないように先が丸くなっていたり、作業しやすいようにスポークに引っ掛ける部分がついていたりします。2~3本のセットになっているのですが、慣れないうちは3本セットの方が作業しやすいでしょう。
費用の目安
- 300円~3,000円
こちらの記事もどうぞ
タイヤレバーおすすめ人気4選!使い勝手よく、持ち運び便利なのは?
スパナやモンキーレンチ
E-Value 両口スパナセット ミリ ESW-06S(1セット)【E-Value】
参考価格: 627円
シティサイクルなど、ホイールがナットで固定されている自転車の場合、ホイールを外すのに必要な道具です。ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクといったスポーツバイクのホイールの外し方は、クイックリリースというレバーを手で緩めるだけなので、道具は必要ありません。
費用の目安
- 500円~3,000円
空気入れ
【あす楽(土日祝日も) 全国送料無料】【累計30,000本突破】GORIX ゴリックス フロアポンプ ボール 空気入れ 自転車 仏式 米式 英式 ゲージ付き 浮き輪 GX-33P
参考価格: 2,800円
すでにお持ちの方も多い空気入れ。自分でやるタイヤ交換では、最後にタイヤに空気を入れるのに必要なのはもちろん、作業途中に少し空気を入れるといった使い方もします。もし、今までは自転車屋さんで入れてもらっていたから持っていない、という方は、この機会にそろえておきましょう。タイヤに入れた空気の圧力が分かるゲージ付きの空気入れが便利です。
費用の目安
- 2,000円~10,000円
つぎはいよいよタイヤ交換の手順についてご紹介!
出典:写真AC