自転車のスポークは自分で交換できるの?
自転車のスポークを交換したことはありますか?スポークを張り替えるのに、必要な工具はありますが、自分でも自転車のスポークを交換して、修理したりすることはできます。ホイールを組むときにも役に立つ知識ですので、知っておいて損はないでしょう。
自転車のスポークを交換するタイミング
スポークは滅多に交換はしないものですが、マウンテンバイクなど激しい路面を走る場合には、スポークが折れたりすることが時たまあります。スポークが何かしらの原因で折れたときや、曲がってしまったりしたときにはスポークを交換して修理する必要があります。折れたスポークは、先が尖っていて危険なので、取り扱いには注意が必要です。
自転車のスポークを交換するときの確認事項
新しいスポークを買う前に元のスポークがどのような形状だったのか調べておく必要があります。スポークのサイズや太さなどのサイズを確認しておきましょう。スポークの長さは、パークツールという道具を使うと便利です。スポークの太さは、ノギスなどで測ればいいでしょう。さらに、スポークを止めているニップルというパーツの太さも測っておきます。
スポークの長さの単位
- パークツールによっては、長さの単位が「cm」と「インチ」があるものがありますが、「cm」で測ります。0.5cm刻みです。サイズがわかりにくい場合は、長めのサイズにしておきます。
スポークの太さは??
- スポークの太さは、日本か台湾製の場合は○番と表示されていることがあります。14番の場合は、1.8mm、15番の場合は、2.0mmのものと互換性があります。
自転車のスポーク交換のために必要な工具
上で説明したパークツール、ノギスの工具以外に、ニップルを締める工具であるニップル回しもあると便利です。スポークを固定しているニップルが緩くないかを確認するための振れ取り台も必要です。そして、これは持っている人も多いかと思いますが、タイヤ起こしも必要です。
次のページでは、スポークの交換方法や、スポークとニップルの種類について解説します。