トピーク(TOPEAK)のサドルバッグを解説!人気の理由や機能とは?

トピーク(TOPEAK)のサドルバッグを解説!人気の理由や機能とは?

ロードバイクに付けるバッグというと、サドルバッグがまず思い浮かびます。台湾のトピーク(TOPEAK)社は、多種多様なサドルバッグを製造するメーカーとして有名です。品質面でも高い評価を得ているトピーク(TOPEAK)社のサドルバッグについて、解説します。

記事の目次

  1. 1.トピーク (TOPEAK)とは?
  2. 2.トピーク(TOPEAK)のサドルバッグの評価
  3. 3.トピーク(TOPEAK)のサドルバッグのサイズ
  4. 4.トピーク(TOPEAK)のサドルバッグの機能
  5. 5.トピーク(TOPEAK)のサドルバッグのポイント
  6. 6.まとめ

トピーク(TOPEAK)のサドルバッグの機能

出典:https://www.topeak.com/global/en/news/64-topeak-my2020-new-product-sneak-peek

ここでは、トピークのサドルバッグの機能の特徴を解説します。

機能①安全性

夜間走行では、後方の自動車が、バイクを認識しているかが気になるもの。そのためにテールライトは必需品ですが、エアロウェッジ iグロウシリーズは、内蔵のファイバーLEDライトが赤く発光するので、後方からの視認性は抜群です。バッグ開口部のロゴマークと開口部前後のエッジ部分の計3か所が発光し、発光状態も、常時点灯と点滅が選べます。発光面積も大きく、夜間走行の安全性確保に、大変効果があると評判です。

トピーク エアロウェッジ iグロウ Sサイズ
出典:http://www.topeak.jp/bag/bag31500.html

また、トピークのほとんどのサドルバッグに、リアライトが装着できるクリップホルダーと、反射テープが取り付けられているのも、安全面で評価が高い点です。

機能②脱着性

トピークのサドルバッグの取付には、ストラップマウント式とアタッチメント式があります。ストラップマウント式は、ベルクロベルトでしっかり固定できますが、脱着に手間がかかります。アタッチメント式は、脱着はワンタッチですが、アタッチメントの取付に手間がかかります。トピークのアタッチメント式(クイッククリック)は、着脱がワンタッチで、持ち運びの際に便利と評判です。

アタッチメントタイプのサドルバッグの例(トピーク エアロウェッジ パック クイッククリック Mサイズ)
http://www.topeak.jp/bag/bag25502.html

ストラップマウント式もアタッチメント式も、それぞれ一長一短がありますが、ご自身のバイクの使い方や持ち運びの利便を考えて、ストラップマウントとアタッチメントのどちらが良いか、検討してください。

機能③防水性

ウェッジ ドライバッグ(ストラップマウント)Mサイズ
出典:http://www.topeak.jp/bag/bag27101.html

トピークのサドルバッグは、素材に撥水ナイロンを使っていますが、豪雨や雨の中の長時間のライディングでは、バッグの中に浸水することがありますので、防水性を重視される方には、ウェザープルーフ ダイナウェッジやドライパックのような、防水素材を使用した製品がおすすめです。このシリーズでしたら、バッグ中の荷物は常にドライな状態にキープできます。

ウェザープルーフ ダイナウェッジ
出典:http://www.topeak.jp/bag/bag29600.html

また、ウェザープルーフ ダイナウェッジには防水ファスナーを、ドライパック・シリーズにはロールクロージャーをそれぞれ採用し、雨水の侵入をシャットアウトしていますので、雨中の走行でも安心と評判です。このように、トピークの防水性能は、バッグ内の荷物に、常にパーフェクトなドライ状態を約束します。

機能④拡張性

エアロウェッジ パックと、ウェッジパックII シリーズのM・Lサイズには、エクスパンド機構と呼ぶ、バッグの大きさを拡張できる機能がついています。これは、本体のジッパーを開いて、そこに畳まれた部分を引き出すことで、約30%程度 バッグの大きさを増やすことができます。Lサイズの場合、約2リットルの容量になりますので、ちょっとした買い物もバッグに収めることができて、便利です。

エクスパンド機構の使用例(ウェッジパック II Lサイズ)
出典:http://www.topeak.jp/bag/bag24403.html

機能⑤空力性能

ロードバイクに乗っていると、どうしても気になる空気抵抗を、少しでも減らしたい方へおすすめなのが、ダイナウェッジ・シリーズです。軽量で、空気抵抗軽減にも効果的なEVAフォーミングを素材に使用し、シートポストにすっぽり隠れる薄いデザインで、空力性能を追求した同シリーズは、極限までのスピードを追求する方から、高い評価を得ています。また、ストラップマウント式でありながら、脱着が簡単で、持ち運びにも便利と評判です。

ダイナウェッジ Sサイズ
出典:http://www.topeak.jp/bag/bag29501.html

また、ダイナウェッジ・シリーズ以外にも、エアロの名前を冠したモデルが、13モデル ラインアップされています。こちらのモデルも、前面投影面積を減らしつつ、サドルに沿って後方に伸ばした本体後端をスパっと切り落とした、エアロフォルムになっており、空力性能の向上に配慮したデザインと評判です。

工具収納専用モデル

サイドキック STW ウェッジパック
出典:http://www.topeak.jp/bag/bag24500.html

トピークは、工具収納専用バッグも用意しました。それが、サイドキック STW ウェッジパックと、サバイバルツールウェッジパック IIです。こちらには、17種類の工具がセットされ、さらに交換用チューブやCO2インフレーター、ロックなどを収容するスペースも、確保されています。

17種類のツールが付属し、さらに修理用パーツも収容可能
出典:http://www.topeak.jp/bag/bag24500.html

これらのモデルは、工具収容専用で設計されていますので、工具プラス必要な修理機材が、ぴったりと収納できる大きさになっています。こうしたモデルの選択も、日帰りツーリングであれば良いではないでしょうか。

トピーク(TOPEAK)のサドルバッグのポイント

pixabay  Photo by Mabel Amber

ここまで、トピーク(TOPEAK)のサドルバッグを、大きさと機能の面から解説してきましたが、これら以外にも、トピークのサドルバッグがおすすめの理由があるのです。

トピーク (TOPEAK) ならシステムで揃えられる

バッグは、メーカーごとにデザインが違いますから、いろんなメーカーの製品をバイクに取り付けると、見た目がちぐはぐになってしまいます。その点、トピークの製品はデザインに統一感があり、他にさまざまなバッグもラインアップされていますので、デザインに違和感のない製品がチョイスできます。この点でも、トピークの製品はおすすめです。

トピーク (TOPEAK) はコストパフォーマンスがよい

そして、最後のおすすめの点は、お値段です。トピークのサドルバッグは、大容量タイプを除くと、そのほとんどが定価ベースで2千円台から4千円台と、確実にバリュー・フォー・マネーです。ですので、サドルバッグを、サイズ別にS・M・Lと揃えておいて、その時々の行先や目的に合わせて使い分けたり、同じ製品でストラップマウント式とアタッチメント式の、両方を揃えるということも、このお値段なら十分可能です。

まとめ

flickr Photo by Kenta Ichii

以上、トピーク(TOPEAK)のサドルバッグを、大きさやドライ性能、持ち運びの利便性などからご紹介しました。いずれにしても、サドルバッグを選ぶ際は、どんな使い方をしたいのか、それにはどれくらいの大きさと、どのような機能が必要かを十分に考えて、選択してください。その選択のとき、トピークのサドルバッグはライダーのあらゆる要望にも応え得る製品としておすすめできますので、ぜひ検討してみてください。

青山 雅之
ライター

青山 雅之

最新型のロードバイクよりは、クラシカルなスタイルのバイクが好みです。 夢は、自転車での東海道五十三次の旅!

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