ロードバイクにベルは必要
OUGI(オウギ) 日本製 自転車 ベル ヒビキベル クランプ 22.2-25.4
自転車の「ベル」は道路交通規則により基本的には着用義務があり、取り付けていない場合はもちろん道路交通法違反になります。なのでロードバイクも例外なく「ベルが必要」になります。ですが、ロードバイクにベルを取り付けている方は少ないのが現状です。
適切なベルの使い方
あまり知られていませんが自転車のベルには適切な使い方があります。「警音器(ベル)は指定された状況以外では基本的に鳴らしてはいけません」ただし、「危険を防止する際などやむを得ない場合は鳴らしてもよしとする」又「進路上にいる歩行者や自転車に進路を譲る目的などでも鳴らしてはいけない」という事になっています。
ベルの適切な使い方
- ベルは指定された状況以外では鳴らしてはいけない
- 危険を防止する際などやむを得ない場合は鳴らしてよしとする
- 進路上にいる歩行者や自転車に進路を譲る目的で鳴らしてはいけない
警笛区間の標識
「警笛ならせの標識」があった場合、この区間は「警音器(ベル)を鳴らさなければいけない」となります。あまり見かけることのない標識ですので、よく覚えておきましょう。
ロードバイクとベルは相性が悪い?
ロードバイクにベルが付いているのを全然見たことがない!
街中などを走行している自転車を見ると大体が購入時に初期装備されているベルが取り付けられています。ですが、ロードバイクには初期装備でベルが付いている物が圧倒的に少ないのです。そして新規に取り付ける方が少ないのも事実です。
ベルとの相性① ロードバイクのハンドル
中華カーボンハンドル買いました。
— ひろ (@Hiro529_KHARMA) May 11, 2019
壊れないか少し心配… pic.twitter.com/7xEu0NtGPk
ロードバイクのハンドルは風の抵抗などを計算された上で設計されているので、特殊な形状の物が多く「取り付けられる」ベルが少ないのです。なので、取り付けたくても手持ちのベルを「取り付けられない」という方もいます。
ロードバイクのハンドルとベルの相性
- ハンドルの形状によっては取り付けられないタイプのベルがある
ベルとの相性② 見た目重視
ベルを取り付けると見た目が・・・
ロードバイクだけに限らず、スポーツバイク全般に言える事ですが、「見た目」を重視して取り付けていないという方も多くいます。
ロードバイクの見た目とベルの相性
- 「カッコ悪くなる」などの見た目を気にして取り付けない人もいる
ベルとの相性③ 走行の邪魔になる
自転車のベルは歩行者などに危険を知らせたりする役目がありますが、ロードバイクのようなスポーツバイクの場合はスピードを出して走行する際や車体を揺らして坂を上ったりする際にベルが「自然と鳴ってしまう」事があります。それにより歩行者にはもちろん、ライダー自身にもストレスとなってしまいます。
ロードバイクの走行とベルの相性
- 走行時に「自然と鳴ってしまう」ことがありスピードを出したりするとストレスとなる
ベルとの相性④ 軽量化
本日発売!サイクルスポーツ4月号
— サイクルスポーツ【公式】 (@cyspo) February 19, 2019
■ロードバイクの軽量化を問い直す「軽さは正義。」
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ロードバイクには「軽さは正義」という言葉があり、軽ければ軽いほど「速く山を上れる」とされています。少しでも軽量化するために「スタンド」や「泥除け」などの余計な物を取り付けないという方が多いです。そして「ベル」も例外ではありません。
ロードバイクの軽量化とベルの相性
- 軽量化のため、余分な物を取り付けたくないないと思ってしまう
相性が悪くてもベルは必ず装備しよう
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参考価格: 3,710円
車体の特徴や走行性能、見た目などの理由からロードバイクにベルを装備することをためらう自転車乗りが多いですが、法令順守と周囲の安全のため必ずつけるようにしましょう。
都道府県別の交通規則
自転車の違反には「2人乗り」や「無灯火」など色々ありますが、実は「ベルの取り付け義務」に関しては都道府県によって交通規則が今までは多少違ったのです。
今までは「静岡」「愛知」「佐賀」では着用の義務の明記がなかった
(例) 東京都
東京都などでは基本的に違反と明記されていますが、今までは明記されていない都道府県が多かったのです。ですが、近年自転車事故の増加と共に各都道府県で「ベルの着用が義務付けられました」なので、まだ取り付けていないで走行している方は注意が必要です。
- ベルの着用について明記されていない都道府県も着用を義務付けるようになった
ロードバイクにおすすめのベル(5選)
ロードバイクに限らず、自転車と歩行者の接触事故が年々増えています。事故を未然に防ぐためにはベルが必要になってきます。これからロードバイクにベルを取り付けようと考えてる方に「おすすめのベル」を紹介していましょう。
おすすめのベル① 小型のベル
通常のベルよりも少し小さいタイプのベルです。種類も色々あり、値段も安く比較的に手に入りやすいです。
小型ベル
- 通常のベルより少し小さいベル
- 比較的手に入りやすく、値段も安いのが特徴
おすすめのベル② 充電式警報ベル
自転車ベル 電子ホーン 充電式 防水 低騒音 音量調整 プログレッシブ高音 サイクリング ホーン 組み立て簡単 自転車安全警告スピーカー USB充 208mAh 黒
参考価格: 1,380円
市販されている通常のベルは「チリンチリン」と鳴りますが、警告音で危険を知らせるタイプもあります。このタイプであれば「走行中に自然と鳴ってしまう」事から解消されます。そして「音量」調節もでき、「防水」なので雨の日にも取り付けて走行可能です。
充電式警報ベル
- 警告音で危険を知らせるタイプのベル
- 「音量調節」「防水」「充電式」などの特徴がある
おすすめのベル③ ライトと一体型
音声と光で危険を知らせてくれるタイプのベルもあります。ベルとしてだけではなく夜間走行する際は「ライト」としても使えます。このタイプであればライトと一体となっているため、「見た目」も損なわず、「走行中に自然と鳴ってしまう」なんてことからも解消されます。
ライトと一体型のベル
- 音声と光で危険を知らせてくれるタイプのベル
- ベルとして使わない時はライトとしても使える
おすすめのベル④ 目立たないベル
knog(ノグ) リング型自転車ベル Oi [オイ] ハンドルに馴染むスタイルと、爽やかな音色 【日本正規品 /2年間保証】
ロードバイクに1番人気のベルです。ハンドルと同化するので目立たず、小型になっています。値段も安く色や種類も色々有ります。
knog.のリング型ベル「Oi」を購入したので、早速装着してみました pic.twitter.com/YAP6DDmVJA
— rishapo (@rishapooo) November 5, 2016
ハンドル以外に取り付けても目立たない!
リング型ベル
- 小型で目立たないロードバイクに1番人気のある軽量ベル
- 価格も安い物は¥500からある
おすすめのベル⑤ エンドキャップに装着するタイプ
ロードバイク専用ブザー「GENTZ」(ジェンツ)のクラウドファンディングが受付中です。ベルに代わる警音器として開発されたもので、エンドキャップとして装着し、愛車の見た目を損ねません。期限は7月15日まで。https://t.co/xt0hAkHP2k pic.twitter.com/ZbIC4uLeqE
— Cyclist(サイクリスト) (@cyclist_sanspo) July 4, 2019
「ハンドルのエンドキャップをベル」にするタイプです。1回の充電で1日10秒間の鳴動で300日使用ができます。
ロードバイクにベルは必要だ。法律的にもモラル的にも。でも、ロードバイクの美しさが崩れてしまう。そんな人には、ドロップハンドルのデッドスペースであるエンドキャップ部分を利用したGENTZがお薦め!
— @Press【公式】 (@Press__official) June 28, 2019
見た目を気にする方や走行の邪魔になると考えてる方におすすめのタイプですが、少々ベルとしては、値段が張ります。
エンドキャップ型ブザー
- 「小型」で「目立たない」デッドスペースのハンドルのエンドキャップをベルにするタイプ
- 「一般販売価格(税込)¥5000」と値段が少し高め
最後に
ロードバイクやスポーツバイクなどにベルを取り付けていない方が多いですが、自転車事故が年々増えている事から各都道府県の交通規則でも着用が義務付けられてきました。この機会にまだ着用してない方は自分の乗り方に合ったベルを探してみてはいかがでしょうか?
ロードバイクにベルは必要?