ダンジングが上手くなるコツ9つを解説！ロードバイク初心者は必見？

ダンシングとは、いわゆる立ち漕ぎのことです。ですが、ママチャリでする立ち漕ぎと、ロードバイクのダンシングは全く違います。ロードバイクでのダンシングのコツをご紹介します。

自転車に乗っていて避けられないのは、上り坂。傾斜のきつい坂道を登っていくヒルクライムをするときのために、ダンシングは身に着けておきたい方法です。時間がない時や加速をつけたいときにも、役立ちますし、レースでも必須の技術です。レースに出場したら、観客もいる中で無様なダンシングは見せれないですよね。

ダンシングを習得するのは、初心者にとっては少し難しいかもしれませんが、トレーニングをしてダンシングのやり方を身に着けることができれば、メリットがたくさんあります。4つのメリットをご紹介します。

脚だけでなく、全身の体重をかけて行うので、ロードバイクに力が伝わりやすいです。平地であればすごく加速ができますし、上り坂であれば、シッティングよりも早く楽に坂道を登ることができます。

長時間ロードバイクに乗っていると、脚だけでなく、腕など体のあちこちに疲労が蓄積されてきます。シッティングとダンシングをうまく使い分けて、フォームを変化させることによって使う筋肉を変えると、坂道を登るときも、長距離ライドをするときもかなり楽になりますよ。

ロードバイクを運動のために始めた人も多いのではないかと思いますが、ダンシングは、脚の筋肉だけではできません。意外と腕の筋肉も必要なんです。シッティングではサドルと腕と脚の3点で体を支えますが、ダンシングは、腕と脚だけで体を支えないといけなくなります。脚と腕を鍛えて、理想の体型に近づけましょう。

初心者でぎこちなかったロードバイクも、ダンシングが上手にできるようになると、フォームの使い分けとギアの細かな調整のやり方も分かるようになってきます。坂道やヒルクライム、長距離ライドに挑戦したくなったり、走りの幅が拡がってもっとロードバイクが楽しくなるはずです。

ダンシングには大きく分けて「爆発ダンシング」と「休憩ダンシング」の2種類のやり方があります。うまくダンシングのやり方を使い分けて脱初心者を目指しましょう。

力を爆発させて加速させるダンシングのやり方です。短い上り坂を登るときやスタートダッシュ、短距離スプリントのときに使えるダンシング方法です。脚に負担がかかり、体力も消耗するので、長距離ライドのときは使うタイミングを考える必要があります。

スピードは出ませんが、体重を使ってペダリングすることで、脚を休ませながら進むことができるダンシングのやり方です。長時間のサイクリングやヒルクライムをするときには、乳酸がたまる前に意識して脚を休ませるために休憩ダンシングをしましょう。疲れを分散させることができ、筋肉を休ませながら走ることができるので、ロングライドで先の坂道のために体力を温存したいときなどに使えるテクニックです。