スッカン沢ってどんなところ?栃木県・那須にある秘境の渓谷をご紹介!

スッカン沢ってどんなところ?栃木県・那須にある秘境の渓谷をご紹介!

栃木県が誇る秘境の観光地「スッカン沢」をご存知でしょうか?スッカン沢には名瀑「雄飛の滝」を始めとする多くの滝や四季折々の大自然の見どころが充実しています。今回は、険しいヒルクライムと観光が満喫できるスポットをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.スッカン沢とは?
  2. 2.スッカン沢へのアクセス
  3. 3.スッカン沢の見どころ
  4. 4.スッカン沢のサイクリングルート紹介
  5. 5.周辺のおすすめスポット
  6. 6.まとめ

スッカン沢とは?

スッカン沢とは、栃木県那須塩原市を流れる渓流です。高原山を水源とし、鹿股川、箒川を経て那珂川へと注ぐ河川です。栃木県内では日光に次ぐ観光地と言われ、秘境のトレッキングが人気を博しています。サイクリストにも人気のスポットで、輪行で訪れる人も増加しています。

大自然を感じる渓谷

スッカン沢には渓谷沿いに遊歩道が整備されていて、歩いてスッカン沢を満喫できます。四季により表情を変え、草花や紅葉、氷瀑など一年を通して楽しむことができるスポットです。サイクリング+ハイキングでスッカン沢を満喫しましょう。ただし、遊歩道は所々自然のままの登山道の様相をしているので、ハイキングに適した持ち物や衣類も持って行きましょう。

スッカン沢へのアクセス

Photo byChrisetchris

都内や関東近郊からの自動車でのアクセスは、東北自動車道でのアクセスです。矢板インターチェンジから国道4号、国道461号、県道30号を経て、県道56号でアクセスします。鉄道の場合はJR宇都宮線の矢板駅で下車し、国道461号よりアクセスします。都内や関東近郊からの自走であれば、国道4号を利用することになるでしょう。

スッカン沢・駐車場情報

山の駅たかはら

山の駅たかはらは、国道56号沿いにある施設です。レストランや売店、トイレがあり、トレッキングや周辺探索の拠点として賑わいます。サイクリングの休憩ポイントとして、自家用車での輪行時の駐車場として利用できます。時期によっては定休日や営業時間が変わるので、事前に確認を取っておきましょう。

住所 栃木県矢板市下伊佐野991番地3
電話番号 0287-43-1515
営業時間 9:00~16:00(4~11月)、10:00~15:00(12~3月)

スッカン沢駐車場

栃木県那須塩原市湯本塩原にある駐車場です。スッカン沢に最も近い駐車場で、スッカン沢沿いの遊歩道入口に位置しています。周辺に売店やトイレはなく、駐車場のみがあります。トレッキングのハイシーズンには駐車場がいっぱいになってしまうこともあるので、注意が必要です。

スッカン沢の見どころ

https://www.city.nasushiobara.lg.jp/31/6351.html

雄飛の滝

スッカン沢で一番の見どころは、「雄飛の滝」です。落差はほんの10メートルほどですが、岩肌を一筋になって流れる滝の姿は絶景です。「夕日が暮れるのも忘れるほど美しい」ことからこの名がついたとされているほどの名瀑す。夏は深緑とコケが生い茂り、冬は氷と雪に覆われ、四季を通して移ろう美しさを楽しめます。

素簾の滝

「素簾の滝」は雄飛の滝同様にスッカン沢の見どころとして人気が高いスポットです。水流が岩肌を何本もの筋になって流れていく姿がすだれのように見えることからこの名前がつきました。水筋と水筋の間で苔むした岩々が美しく、特に夏がおすすめです。

仁三郎の滝

「仁三郎の滝」は、最初に発見した人の名前がそのまま滝の名前になったとされています。流れる水の筋が、白いスカートをまとった女性に見えることから、別名「舞姫の滝」とも呼ばれています。その呼び名にふさわしい美しい滝ですので、ぜひ足を運んでみてください。

桂の大木

木々が生い茂る中で、ひと際大きな幹構えの桂の大木があります。この桂の木をぐるりと取り囲むように遊歩道が整備されており、大木をすぐ近くで眺められます。大自然の偉大さを感じ、パワーを分けてもらえそうですね。

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スッカン沢のサイクリングルート紹介

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