スッカン沢ってどんなところ?栃木県・那須にある秘境の渓谷をご紹介!

スッカン沢ってどんなところ?栃木県・那須にある秘境の渓谷をご紹介!

栃木県が誇る秘境の観光地「スッカン沢」をご存知でしょうか?スッカン沢には名瀑「雄飛の滝」を始めとする多くの滝や四季折々の大自然の見どころが充実しています。今回は、険しいヒルクライムと観光が満喫できるスポットをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.スッカン沢とは?
  2. 2.スッカン沢へのアクセス
  3. 3.スッカン沢の見どころ
  4. 4.スッカン沢のサイクリングルート紹介
  5. 5.周辺のおすすめスポット
  6. 6.まとめ

スッカン沢のサイクリングルート紹介

http://www.yaita-kankou.com/spot.php?id=65

県道56号「八方道路」

県道56号「八方道路」は、矢板市内から那須塩原市内の塩原温泉街を結ぶ道路で、スッカン沢はこの道路の沿線にあります。起点となる矢板市内の泉交差点から山の駅たかはらまでが急激な登りとなっており、最大斜度12パーセント、平均斜度7パーセントの強烈なヒルクライムが楽しめます。山の駅たかはらからスッカン沢までは緩やかな下り坂になります。スッカン沢を満喫したあとは、塩原温泉街まで道なりに下って、温泉を楽しみましょう。

やいた八方ヶ原ヒルクライム

https://happougahara-hillclimb.com/

年に一度、八方道路を使ったヒルクライム大会が開かれます。八方道路起点付近の「白石りんご園」から山の駅たかはらまでの13.4キロを駆け上がる過酷なレースです。力試しをしてみたい方や、八方道路が気に入った方はぜひ、参加してみてください。

県道272号「県民の森矢板線」

https://www.tochigiji.or.jp/spot/6734/

県道272号「県民の森矢板線」は、道の駅やいたのすぐそばにある下太田交差点を起点に、県民の森を経て県道56号に合流する道路です。途中、寺山ダムや県民の森の展望台に立ち寄りながらスッカン沢を目指しましょう。園内ではバーベキューやキャンプもできるので、キャンプ場での1泊を念頭に「スッカン沢の大自然を心ゆくまで満喫する旅」というのもおすすめです。

周辺のおすすめスポット

https://www.tochigiji.or.jp/spot/8272/

おしらじの滝

こちらはスッカン沢と平行して流れる「桜沢」にある滝です。「滝」と名前がついているものの、普段は水量が少なく、滝が姿を現すことは非常に稀です。しかし、その滝壺は枯れることなく、青々としています。透明感の高い青さが美しく「おしらじブルー」とも呼ばれており、まさに秘境のオアシスです。

甘湯新湯

甘湯新湯は、スッカン沢よりも北側を流れる小太郎ヶ淵付近で湧き出る秘境の野湯です。普通の温泉施設では味わえない貴重な体験ができます。なお、蚊やブヨが多いので虫よけスプレーは必須、クマも出没するのでクマよけ鈴を持って行きましょう。

八方湖

http://www.yaita-kankou.com/spot.php?id=61

八方湖は、八方ヶ原にある湖で、ツツジや紅葉の名所としても有名です。天気が良く風が少ない日には、湖面に写り込む自然の風景が見られ、フォトジェニックなスポットでもあります。こちらへ訪れる際には、山の駅たかはらを利用すると便利です。

もみじ谷大吊り橋

塩原温泉郷にある「森林の駅」でひときわ目立つ存在が「もみじ谷大吊り橋」です。恋人の聖地として認定されており、全長320メートルの吊り橋を好きな人と渡れば、恋が成就することでしょう。園内の飲食店も充実しているので、サイクリングの休憩スポットとしても便利です。

塩原温泉郷

1200年の歴史があるともいわれている塩原温泉郷には、150を超える源泉があります。また、源泉によって泉質が異なる全国的にも非常に珍しい温泉です。泉質は全部で10種類あり、温泉巡りも楽しめます。日帰り入浴や宿泊施設が充実しているので、スッカン沢サイクリングと併せて、温泉旅行もいかがでしょうか。

まとめ

https://www.city.nasushiobara.lg.jp/31/6351.html

スッカン沢は強烈なヒルクライムと、秘境でひっそりと流れる滝を楽しめるスポットです。さらに、周辺には温泉施設や見どころが満載。次のサイクリングの行先に迷ったら、ぜひ、スッカン沢を目指してみてください。

kamonand
ライター

kamonand

サイクルスポーツ、登山、釣り、カメラが好きで、時間とお金が足りないことが最近の悩みです。

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