飛行機輪行ガイド!飛行機に自転車を乗せるための梱包方法や手続きを紹介!

飛行機輪行ガイド!飛行機に自転車を乗せるための梱包方法や手続きを紹介!

一般的な輪行と比べて、飛行機での輪行を経験した人は少ないのではないでしょうか。確かに鉄道を利用する輪行とは梱包や手順が異なるので、戸惑うこともあるかもしれません。ここでは、これから初めて飛行機輪行をする人向けに、押さえるべき点などをガイドしていきましょう。

記事の目次

  1. 1.飛行機輪行のすすめ
  2. 2.飛行機輪行のやり方(準備編)
  3. 3.飛行機輪行のやり方(梱包編)
  4. 4.飛行機輪行のやり方(空港チェックイン編)
  5. 5.飛行機輪行のやり方(自転車の受け取り編)
  6. 6.自転車が破損していたならどうすればいいの?
  7. 7.まとめ

飛行機輪行のすすめ

フリー写真素材ぱくたそ

輪行は自転車の楽しみ方を拡げる

輪行とは、鉄道やバス、船などの公共交通機関を利用し自転車を目的地に運んでサイクリングを楽しむ方法です。輪行は自転車の行動範囲を広げ、新たな楽しみ方を提供してくれるでしょう。残念ながら、ペダルを漕いで自分の力で自転車で行ける範囲は限られています。しかし、輪行することで、自走できる範囲を超えた場所へ容易に行くことができるようになります。

ロードバイクは輪行にもってこい

自動車に積んで自転車を運ぶ「車載」「トランポ」という方法もあります。多くの人が、いずれかの方法を経験しているのではないでしょうか。特にロードバイクやクロスバイクといったスポーツバイクは簡単に車輪が取り外しできるようになっているために、輪行や車載がやりやすいメリットがあります。

自転車でもっと遠くへ

飛行機で自転車を運んで、サイクリングするのも輪行の手段のひとつです。本州に住んでいる人でも、飛行機輪行をすれば、北海道や沖縄といった遠く離れた土地を自分の愛車でサイクリングが楽しめます。また、全国各地のさまざまな自転車イベントにもエントリーが可能となります。

愛車で海外を走る

さらには、飛行機輪行をすれば海外でも愛車でライドやツーリングができるのです。ツール・ド・フランスの舞台を、自分の自転車で走るといったことも夢ではありません。飛行機輪行は、自転車の楽しみ方をより一層広げてくれることでしょう。

飛行機輪行は難しい?

しかし、飛行機輪行はハードルが高いと感じて実行を躊躇している人も少なくありません。確かに鉄道やバスなどを利用する普段の輪行とは異なる点はありますが、ポイントさえ押さえていれば案外難しくはないものですよ。

飛行機輪行のやり方(準備編)

飛行機での輪行といえども、自転車を梱包して目的地に持って行くという方法は同じです。ただ、一般的な輪行と異なる点に注意して準備・梱包をする必要があります。

注意点①しっかり保護する

自転車は「手荷物」

一般的な輪行では、荷物は自分自身で担いで移動するので、常に目の届く範囲内に自転車があります。しかし、飛行機輪行では自転車は手荷物として預けるので、他の乗客のスーツケースなどの荷物と一緒に扱われます。

破損のリスクもあり

そのため、チェックイン後にどのような扱いをされるかわかりません。JALやANAなどの国内線は比較的丁寧に扱ってくれますが、特に国際線では、空港によっては手荒な扱いをされる可能性もないとはいえません。到着して自転車を受け取ったら、パーツが破損していたといった事態が起こらないとも限らないのです。

しっかりと梱包する

したがって、自転車を梱包する際は、手荒な扱いを受けても大丈夫なようにしっかりと梱包しておく必要があります。特に、フレームのエンド部分やスプロケット、ディレーラー関係は厳重に保護しておきましょう。

注意点②サイズや重量のチェック

持ち込み荷物にするのもひとつの方法

飛行機の預け荷物には、既定のサイズや重量があります。ロードバイクやクロスバイクなどであれば、JALやANAなどの大手航空会社なら規定サイズ・重量内に収まりますし、折りたたみ自転車なら持ち込み荷物として機内に持って行くことも可能です。

詳細は事前にチェック

LCCでは、持ち込み荷物扱いにしてもオーバーサイズや重量過多により追加料金を請求されるケースもあるかもしれません。航空会社や運航便などによって規定は異なるので、事前に確認しておきましょう。

注意点③輪行ケースの選び方

飛行機輪行は、自転車の保護の点から一般的な輪行袋では不安があります。普通の輪行袋で飛行機輪行をしている人もいますし、航空会社でも十分注意は払ってくれるでしょう。とはいえ万が一の場合を考えると、やはり輪行袋より飛行機輪行向けのケースのほうがリスクは少なくなります。ケースの種類は「ハードケース」または「ソフトケース」のいずれかに大別できます。

ハードケース

スーツケースのような見た目で、外ケースはプラスチックやポリエチレンなどで作られ内側には緩衝材がついているので、しっかりと自転車を保護してくれます。また、キャスター付きなので空港内などの移動も楽にできます。ただし、ケース自体が重いこと、大きさによっては手荷物の規定サイズを超える可能性もあることなどがデメリットとして挙げられます。

ソフトケース

ひと言でいえば「内側に緩衝材をつけた輪行袋」で、見た目も普通の輪行袋に似ています。キャスターのついているモデルもあります。ハードケースに比べて小さくまとまる点や価格が安い点がメリットですが、保護効果は十分とはいえ、やはりハードケースに軍配は上がります。

その他の選び方のポイント

できるだけ自転車を分解せずに梱包できるケースのほうがおすすめです。パーツを紛失したり組み立て調整がうまくいかないといったトラブルを回避できるだけでなく、分解や組み立てにかかる手間が少なくて済むので時間に余裕ができます。空港内などを移動することを考えると、やはりキャスターがついているほうが便利です。

飛行機輪行おすすめ輪行ケース

おすすめ①サーファス バイクケース

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頑丈なポリエチレン製の外ケースと内側には3層のフォーム素材で、愛車を保護してくれます。固定用ストラップとステンレススチール製の掛け金がケース内でしっかりと固定するので安心です。ケース底にはキャスターがついてるので、空港内の移動も楽にできます。

おすすめ②シーコン エアロコンフォート プラス

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有名スーツケースメーカーのキャスターを採用したソフトケースです。内側にシェルがあり、底部のフレームで自転車をしっかり固定してくれます。スルーアクスルにも対応しているので、ディスクブレーキのロードバイクも収納可能です。前後のタイヤとペダルを外すだけで収納できるので、梱包時間が短縮されます。

おすすめ③オーストリッチ 輪行バッグ OS-500

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軽さと値段の手頃さから人気の高い飛行機輪行用バッグです。厚さ10mmのウレタンの内蔵で保護効果を高めています。自転車を組み立てた後は3つに折り畳むことができます。ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどに対応しますが、車種やサイズによって、収納時に取り外すパーツが異なるので注意が必要です。

続いて、飛行機輪行のやり方(梱包編)を紹介!

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飛行機輪行のやり方(梱包編)

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