ロードバイクのミラーの必要性について解説！おすすめミラーも紹介！

ロードバイクの楽しみ方って、サイクリストの方々でさまざまですよね。例えば、ひとりで黙々とタイムに挑む方もあれば、気の合った仲間とツーリングという方もいらっしゃるでしょうが、どのような場合でも必要なことは、後方の安全と状況の確認です。

おそらく、首を後ろに向けて直接目視、という方が多いと思いますが、この方法はいくつかの危険があるのです。

目視での後方確認では、首を後ろに曲げますので、確認中は前方を見ない状態になります。また後ろを向く動作により、バイクのバランスを崩す可能性もあります。さらに、首を後ろに曲げるという大きな動作は頻繁には行えませんので、結果として後方確認が不十分になります。

オートバイでも自動車でも、バックミラーは装着が義務付けられています。それは、少ない視線移動で確実に後方確認ができる、安全確保のために必要な装備だからです。同じく公道を走行する車両として、ロードバイクだけが例外ということはありません。私たちサイクリストも、この便利なツールを積極的に装備して、より安全にライディングを楽しんでいきましょう。

そうはいっても、バックミラーは後付けの装備ですので、どうしても『取って付けた感』は出てしまいます。一方、おしゃれでかっこいいバイクに乗りたいと、サイクリストなら多くの方が思っていることでしょう。そこで、ロードバイクに多いドロップハンドルと、クロスバイクなどに多いフラットバーハンドルで、それぞれのおしゃれな取り付け位置はどこかを考えてみましょう。

ロードバイクに多いドロップハンドルの場合、ハンドルを握る位置はひとつではないので、どこを握ってもミラーが見える取り付け位置というのは限られてきます。そのため自然とバーエンドに取り付けるか、バンドでバーエンド付近に取り付ける例が多くなっていますね。

バックミラーのドロップハンドルへの取り付けで注意したいのは、ハンドルのどこを握ってもミラーが見えるように取り付ける、ということです。ブラケット部だと見えるけど、ドロップ部を握るとミラーが見えない、といったケースが意外とありますから、ミラーを実際にお店で仮付けした上で選ぶか、バンドで取り付けるタイプを選ぶのがおすすめです。

クロスバイクに多いフラットバーハンドルの場合は、バーエンドに取り付ける例が大多数です。ステムに取り付ける例も見ますが、バーエンドですと、あるべき位置にあるべきものがあるという感じで、非常にすっきりとしてかっこいい姿になります。

次のページでは、筆者がおすすめするバックミラー5種をご紹介します。