チューブラータイヤの交換手順
手順①古いタイヤをリムから外す
まずは古いタイヤをホイールから外していきましょう。ホイールのリムにセメント剤などでしっかりと取り付けられているので、それを剥がしていく必要があります。タイヤの空気をすべて抜いて、剥がしていきます。手ですべて剥がすのは少し大変なので、少し剥がしたら残りはタイヤレバーを入れて剥がしていく方法もあります。強固に張り付けられているので、しっかり力を入れてはがすようにしましょう。
手順②古いリムセメントを取り除く
タイヤをすべてホイールから外したあとは、古いリムセメントを取り除きましょう。そのときに、ディグリーザーといわれる脱脂材を使用するときれいに取り除くことができます。リムテープの場合は、リムに残ることは少ないですが、残っていた場合は指などできれいにはがしていきましょう。このときにもリムテープのほうが簡単なため、リムテープの方がおすすめです。
手順③タイヤはあらかじめ空気を入れて少し柔らかくする
チューブラータイヤは素材が硬いものは、ホイールにはめ込むときにはかなり大変です。はめやすくするためには、タイヤに至適空気圧前後の空気を入れて一日放置しておきましょう。そうすることで、タイヤが膨らんで適度な柔軟性を高めることができます。すべてのタイヤでこの手順を行うことをおすすめします。
手順④新しいリムセメントを塗る
タイヤをホイールにはめる準備が整ったら、新しいリムセメントをリムの表面とタイヤがリムに触れる面に塗っていきます。セメント剤を塗った後は1時間ほど放置して、半分乾くくらいの状態にしましょう。リムテープはリム面に1周張りつけるだけで大丈夫です。
手順⑤タイヤをリムに乗せる
セメント剤やリムテープを張ったあとは、いよいよホイールのリムにタイヤを乗せていきます。床にホイールを立てた状態で、ホイールに対してかがむような姿勢で、バルブから、徐々にはめ込んでいきましょう。タイヤに少し空気を入れておきましょう。はじめの方は簡単にはまりますが、最後の方は力が必要です。特別な方法などはないので、根気強くタイヤを適度に引っ張って広げながらはめていきましょう。
手順⑥タイヤのセンター出しをする
タイヤをリムに乗せたあとは、タイヤのセンター出しという作業が必要です。タイヤが左右どちらかにずれた状態でリムに乗っていると、タイヤと地面の接地面が適切な部分ではなくなるので、本来の性能での走行はできません。タイヤの真ん中のラインと、リムの真ん中のラインを合わせましょう。
手順⑦空気を入れてタイヤを圧着する
タイヤのセンター出しを行ったら最後にタイヤを圧着しましょう。タイヤにある程度の空気を入れた状態で、タイヤを地面に押し付けるように地面の上を転がしていきましょう。転がして圧を加えたあとは、至適空気圧まで空気を入れて丸一日放置すれば、タイヤの圧着は完了して、走行できるようになります。
チューブラータイヤの交換時の注意点
適切に交換すれば快適に走行できるチューブラータイヤですが、交換時の注意点をしっかり守らないといけません。タイヤはロードバイクと地面と唯一接している部分です。そのタイヤになにか問題があった場合は命の危険につながることもあります。注意点はしっかり守って作業するようにしましょう。
注意点①古いリムセメントはしっかり取り除く
ホイールを外したあとは古いリムセメントやリムテープをしっかり取り除くことが大切です。古いリムセメントやリムテープが残ってしまっていると、新しいタイヤをリムに十分に固定することができません。粘着力が不十分な状態で走行すると、タイヤが剥がれてしまう危険性もあるので、必ずリムをきれいにしてから新しいタイヤを取り付けましょう。
注意点②タイヤのセンター出しをしっかりする
ホイールに取り付けた際のタイヤはしっかりとセンターがズレていないかの確認を行ってからタイヤの圧着をしましょう。タイヤのセンターがズレていると、本来地面と接地してグリップすべきポイントが接地しなくなってしまいます。曲がっているときにグリップが低下してしまうと転倒の危険があります。
注意点③タイヤ交換してすぐには乗らない
チューブラータイヤはリムテープやリムセメントでしっかり固定されていることで安全に走行できます。リムセメントはしっかりと乾燥しなければ高い固定力は得られません。また、リムテープに関しても圧着するために、空気を入れた状態で放置しましょう。絶対にリムに乗せてすぐの走行は避けるようにしましょう。
まとめ
今回は、ロードバイクのチューブラータイヤの特徴やメリット・デメリット、交換作業の方法などのご紹介をしました。チューブラータイヤは乗り心地も良く、リム打ちパンクもしにくい構造になっているので、普段使いにもおすすめです。難しそうに感じる交換作業もしっかりとポイント抑えることで自分でも行える作業なので、一度行ってみてはどうでしょうか。