「シュワルベ デュラノ」ってどんなタイヤ？耐久性やインプレを紹介！

シュワルベデュラノとは、ドイツのタイヤメーカーシュワルベから発売されている、自転車のタイヤです。主に、舗装された道を走行するために作られたオンロードの自転車用のタイヤで、とても高い耐久性と癖のないハンドリングを誇ります。DURANOという単語は、日本語で耐久性を意味し、長い距離の走行でもタイヤのすり減りを、軽減しながら走行してくれます。

DURANOのタイヤサイズ、重量、適合チューブは各規格にそって作られています。DURANOは20インチの406や、451などのミニベロに取り付けるような小さいサイズだけでなく、700Cなどの大きなサイズまで幅広く取り扱われています。DURANOの中でも人気のサイズが、ミニベロなどに取り付けられる20インチの406サイズや、451サイズです。

シュワルベデュラノはロングライドモデルのタイヤということで、耐久性に優れており、かつロードバイクのスピードを損なわず安定した走行が可能になります。グリップ力にも優れており、耐久性とグリップ力はレース本番で使われるような高品質のタイヤと同等です。その反面、耐久性を上げた結果、他のシュワルベから発売されているタイヤよりも転がり耐性が高めで、前へ進むにはしっかりとペダルをこぎ続ける必要があります。

シュワルベデュラノは転がり耐性が高めではありますが、ママチャリのようなシティサイクルのタイヤよりは、快適に進んでくれます。そのグリップ力と耐久性、そして転がり耐性の高さによってしっかりこぎ続ける必要があるため、自転車の大会のために練習走行したいという方向きのタイヤだと言えます。

デュラノのビードは、一般のシティサイクルと同じワイヤービードを採用しています。これにより多少タイヤの重量が増えているものの、ビード部分が丈夫でリムから外れにくくなっています。ケプラービードとは違って、折りたたむことはできないので持ち運びには向きません。

デュラノの重量は、20インチの406や451など小さいサイズで200g前後、700cなどの大きいサイズで300g前後です。他のシュワルベ製品と比べても、大きな変化はありません。

デュラノの適正空気圧は、6気圧から8気圧です。6気圧はロードバイクのタイヤにしては低圧の部類に入りますが、耐久性が高いデュラノなら問題なく走ることができます。ただ、あまりにも低い空気圧、高い空気圧だとパンクする恐れも出てくるので、空気圧はしっかりと調整しましょう。

デュラノには、それぞれのサイズで適合チューブがあります。チューブの管理を怠ると、タイヤの故障の原因になるのでなるべく適合チューブを使用するようにしましょう。チューブをタイヤに取り付ける際、うまくタイヤにはまらない時もあるので、その場合は市販のタイヤペンチを使うなどして、しっかりと取り付けるようにしましょう。

デュラノは丈夫なタイヤですので、走行距離にもよりますが、頻繁な交換は必要ありません。大体1年ぐらいの使用を目途に交換するのがよいです。ですが、耐久性が高く長期間走行しても、あまりすり減ることがないデュラノも、パンクには少々弱いです。パンクしたタイヤの自転車に乗って走行するのは、非常に危険ですのでパンクした場合は修理するか、タイヤを交換するかして早めに手を打ちましょう。

デュラノのインプレは、比較的多く見られます。やはり高い耐久性を称賛している声が多いですね。乗り心地が良く、荒れた路面での長い走行でも疲れずにサイクリングできるそうです。ロードバイクだけでなく、ミニベロに20インチの451タイヤを取り付けて、インプレを書いている方もおられました。ミニベロぐらいの小さいサイズだと取り付けられるタイヤも限られてくるため、ミニベロの中ではデュラノはかなり人気のタイヤだそうです。

いかがだったでしょうか？　今回はシュワルベ製品のタイヤ、デュラノを紹介させていただきました。デュラノはとても耐久性が高く、ハンドリングも癖がないため舗装された道から、多少でこぼこした悪路の走行までこなせます。さらにサイズが豊富でミニベロなどの小さい自転車から、ロードバイクなどの大きい自転車まで幅広く取り付けることができます。サイクリング初心者から、上級者まで万人におすすめできるタイヤですので、ご自身が持つ自転車のタイヤをぜひデュラノに交換してみてはいかがでしょうか。