チューブレスレディとは?その仕組やメリット・デメリットを解説!

チューブレスレディとは?その仕組やメリット・デメリットを解説!

チューブレスレディは、クリンチャータイヤとしても使える優秀なタイヤです。チューブレスレディのタイヤとチューブレスタイヤとの違いやメリット・デメリットから、仕組み、パンク修理の方法、おすすめのチューブレスレディのタイヤまで解説します。

記事の目次

  1. 1.チューブレスレディとは
  2. 2.チューブレスレディの仕組み
  3. 3.チューブレスレディのメリット
  4. 4.チューブレスレディのデメリット
  5. 5.チューブレスレディにするために必要なもの
  6. 6.おすすめのチューブレスレディのタイヤ
  7. 7.チューブレスレディのパンク修理
  8. 8.まとめ

チューブレスレディとは

チューブレスレディとは、シーラントを使用して密閉し、空気圧を保つ仕組みをもったチューブレスタイヤのことです。チューブレスという言葉を聞いたことがある人は多いかと思いますが、チューブレスレディは、まだまだ知名度は高くありません。チューブレスタイヤは、その名の通りにタイヤのチューブをなくし、パンクしにくくしたタイヤのことで、チューブレスレディもタイヤのチューブがありません。この2つの違いを説明していきます。

チューブレスレディとチューブレスタイヤの違い

チューブレスレディとチューブレスタイヤの違いは、シーラントというパンク防止剤が使用されるかどうか、という点が最も大きな違いです。シーラントは、ホイールとタイヤの間の細い溝を埋めてくれるので、チューブなしで使用できる仕組みになっています。チューブレスタイヤでは、シーラントなしで空気が密閉されます。一方のチューブレスレディでは、シーラントを使用することで密閉し、空気圧を保つ仕組みです。

シーラントを使用することで、タイヤを薄くできる

  • シーラントを使わない場合、パンクを防ぐためにタイヤの表面を厚くする必要がありましたが、シーラントを使うことで、タイヤを薄くすることができ、軽量化が望めます。

チューブレスレディの仕組み

チューブレスレディに使われるシーラントとは、簡単に言えば、ボンドのようなもので、タイヤの内側にシーラントを塗り広げることで、タイヤの内側をコーティングする仕組みになっています。リムテープがスポーク孔を防ぐだけだったのに対して、シーラントは空気の穴も防ぎ、タイヤの外に空気が漏れだすのを防ぐ仕組みです。

チューブレスレディのメリット

チューブレスレディは、ただのチューブレスタイヤより進化しています。パンクしにくい以外の特徴もあるチューブレスレディのメリットを紹介していきます。

メリット①リムが必要なくなる

チューブをなくすことで、リムが必要なくなります。タイヤのスポークを通す穴に引っ掛かってチューブが破れることを防ぐガードの役目をしてくれるのがリムなのですが、リムは経年劣化で剥がれてきたり、交換するのもかなりの手間です。そのリムが必要なくなり、パンクしにくくなるのは画期的です。

メリット②タイヤのグリップ力があがる

チューブをなくすことで、タイヤの空気圧が少なくても、パンクしにくい状態になります。タイヤの空気圧が少ないと、その分タイヤが地面に接する面積が広くなり、タイヤのグリップ力が上がります。

メリット③軽量化

チューブが必要なくなるので、その分だけ軽量になります。また、タイヤ自体も薄くすることができるので、かなりの軽量化が望める上にしなりもでます。ロードバイクのタイヤとしてもうれしいメリットです。

メリット④抵抗の軽減

チューブを使用しないことにより、タイヤとチューブ間で発生する摩擦がなくなり、よりスムーズにタイヤが走り、快適なライドにつながります。

チューブレスレディのデメリット

パンクしにくく、メリットがたくさんあるチューブレスレディですが、デメリットもあります。

デメリット①お金がかかる

普通のタイヤからチューブレスレディに交換する際には、タイヤやホイールなどタイヤ関連の一式を交換する必要があります。また、特殊な構造なので、普通のタイヤと比べて高価です。

デメリット②手間がかかる

普通の自転車のパンク修理の際にはないシーラントを塗るという作業が必要です。満遍なくシーラントをいきわたらせることはコツがいるので手間がかかります。

チューブレスレディに適した自転車

ロードバイクは、道路との摩擦抵抗を減らすため、接地面積は少ない方がよいのですが、ロードバイクはタイヤが細いため、通常のタイヤではパンクしやすく、パンクしにくいチューブレスレディは向いています。また、チューブレスタイヤと違い、軽量化されているのもプラスポイントです。悪路を走るマウンテンバイクなどは、接地面積を求めるため、チューブレスタイヤ向きの自転車といえます。

チューブレスレディにするために必要なもの

チューブレスレディは、かなり特殊なタイヤなので、チューブレスレディに対応しているものに、全て交換する必要があります。

必要なもの①チューブレス対応ホイール

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ホイールの交換は、自転車での走りに直結するため、費用対効果が抜群です。ホイールはいいものを選びましょう。チューブレスレディ対応のホイールでも、スポークの穴がふさがっていないタイプのものもあり、その場合はチューブレスレープを貼る必要があるので、注意してください。手間が増えるので、できれば、リムテープが必要でないホイールを選びたいですね。

必要なもの②チューブレスレディタイヤ

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タイヤもチューブレスレディ専用のものが必要です。ただのチューブレスタイヤや、クリンチャータイヤでは、規格が違うので、使えません。

必要なもの③チューブレスバルブ

バルブもチューブレスレディ専用のものがあります。チューブレスレディのバルブは特殊で、手でしめることができます。ただし、器具を使ってしめると、バルブ穴を突き抜けてしまうことがあるの注意しましょう。

必要なもの④チューブレスリムテープ

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これは、ホイールによって必要な場合があります。チューブレス対応のホイールでも、リムテープが必要な場合は、揃えておきましょう。リムテープが必要な場合は、バンドタイプではなく、テープタイプのものを購入し、二重で巻いておくと、より強度がましてパンクしにくくなります。

必要なもの⑤シーラント

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シーラントは、自分でパンク修理をしたりするときにも必要になるアイテムです。

続いて、おすすめのチューブレスレディのタイヤを紹介!

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おすすめのチューブレスレディのタイヤ

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