ロードバイクとクロスバイクの違い
ロードバイクとクロスバイクのそれぞれの特徴については解説しました。それぞれの自転車の特徴は理解できたでしょうか? 次は、ロードバイクとクロスバイクの違いについて具体的に解説していきます。
違い①タイヤの太さ
最初に異なる部分は、タイヤです。ロードバイクとクロスバイクでは、タイヤの太さが全く違います。ロードバイクは、高速走行をしやすくするために、タイヤの太さが細くなっています。それに対して、クロスバイクは乗り心地を高めるために、タイヤは太くなっています。それぞれ一長一短ですが、ロードバイクのタイヤは細い分だけ段差などでパンクするリスクが高いということは理解しておきましょう。
違い②乗車時の姿勢
二つ目に挙げられるポイントは、乗車時の姿勢の違いです。ロードバイクは、ドロップハンドルが取り付けられており、前傾姿勢をとりながら走行しやすくなっています。それに対してクロスバイクは、フラットハンドルなので、上体が起きた姿勢で走行することになります。クロスバイクは、上体が起きていることでリラックスして走行することができます。
違い③全体の重量
ロードバイクは、競技用の自転車に設計されているため、全体の重量が軽く設定されています。それに対して、クロスバイクはそれほど全体の重量は軽くありません。それでも、クロスバイクもスポーツバイクという自転車のジャンルに分類されるため、ママチャリなどのシティバイクと比べると、クロスバイクの方が圧倒的に全体の重量は軽く作られています。クロスバイクもパーツ交換での軽量化も行えます。
違い④価格
ロードバイクは、価格帯が大きいですが、最高級のカーボン繊維を使用したフラッグシップモデルのロードバイクは、100万円以上するものもあります、それに比べるとクロスバイクは、10万円台付近から購入できます。また、ロードバイクでは、購入後もパーツ交換などを行うこともあるため、さらにお金がかかってしまうこともあります。
違い⑤メインとなる用途
ロードバイクと、クロスバイクは同じスポーツバイクでも特徴が大きく異なっているため、使用する用途も変わってきます。どちらもサイクリングやロングライドを行うことは可能ですが、そのほかは、ロードバイクの方が適している用途と、クロスバイクの方が適している用途とはっきりとわかれています。そのため、選ぶときには自分のメインとなる用途を考えるといいでしょう。
続いて、ロードバイクがおすすめの人の特徴を解説!