おすすめの自転車漫画10選！名作から最新作まで人気の作品をご紹介！

自転車の楽しみ方はたくさんあります。厳しくストイックなレースの世界や己との戦いとなるロングライド以外にも、グルメライドやポタリング、気ままなツーリングもまた良いものです。そうした普段使いの自転車、趣味としてのロードバイクの世界を紹介してくれる漫画も続々登場して、幅広い人気を得ています。

• 作者：宮尾岳
• 掲載：ヤングキング（少年画報社）
• 単行本：「並木橋通りアオバ自転車店」「アオバ自転車店」「アオバ自転車店へようこそ！」それぞれ全20巻（完結）「アオバ自転車といこうよ！」6巻

誰よりも自転車を愛する街の自転車店の看板娘アオバと、彼女を取り巻く人々の自転車との生活を描く物語です。題材となる自転車はママチャリからMTB、ロードバイクまで全てにわたります。単行本20巻ごとにタイトルを一新して連載を続けているのも特徴で、「アオバ自転車店といこうよ！」は4シリーズ目となる、根強い人気の長寿作品です。

• 作者：鬼頭莫宏
• 掲載：イブニング（講談社）
• 単行本：全11巻（完結）

主人公の青年はなぜか自転車が嫌い。そんな彼があるトラブルをきっかけにロードバイク乗りの女子高生と出会い、不本意ながら自転車の世界に足を踏み入れる物語です。ちょっと屈折した、理屈っぽい主人公を軸に描かれるシニカルさと憎めないユーモア、マニアックな知識やウンチクを織り交ぜた独特の自転車観、これらの要素がジワジワとやみつきになってしまう、大人向けの隠れた人気作です。

• 作者：こやまけいこ
• 掲載：週刊漫画TIMES（芳文社）
• 単行本：7巻

動物たちが仲良く暮らすのどかな街で、丘の上の自転車店兼カフェを営むかわうその店長と、お客の動物たちの自転車ライフを描くお話です。ほのぼのと可愛らしい絵柄ですが、自転車の修理方法から乗り方の心得、ポタリングやツーリング、イベント参加の仕方など、内容はかなり本格的。子供から大人まで、誰でもほっこり癒されながら自転車の世界に詳しくなれます。

• 作者：rengoku
• 掲載：Instagram及びTwitterで随時更新中
• 単行本：Amazon Kindleにて、まとめ3作、新作2作

ロードバイク好きの女子高生たちが繰り広げる、自転車あるあるを描いたドタバタコメディ。商業作品ではない個人的なInstagramへの作品投稿ながらも、着実に人気が高まっています。現在ではサイクルウェア販売、B.B.Base（JR東日本）とのコラボ企画、Kindleでの書き下ろし最新作など、多方面で活躍を見せています。

• 作者：松本規之
• 掲載：月刊コミックブレイド（マッグガーデン）
• 単行本：全11巻（完結）

既に連載は終了していますが、現在も根強い人気の作品です。鎌倉を舞台に「自転車部」を立ち上げた女子高生の部活動漫画で、部活といっても初心者ばかりのため、最初はサイクリングやポタリング主体でしたが、しだいにロングライドからクリテリウムやトラックレースへと活動が広がっていきます。風光明媚な鎌倉の街が丁寧に描かれ、地元観光局の協力のもとアニメ化もされています。

ロードバイクを中心に自転車を題材にした漫画の中から、人気の高いおすすめ作品を紹介してきました。もちろんこれ以外にも数えきれないほど多くの作品があり、現在も期待の最新作が次々と描かれてきています。今回挙げた全ての作品は電子書籍でも購入できますので、家にいる時間が長い季節は、漫画を片手に創作の世界へ想いを馳せてポタリングやサイクリング、レースの世界を楽しんでみましょう。