BMXのフリースタイルとは?
BMX競技には、スピードを競うものもありますが、フリースタイルのようなスピードではなく、技の難度や完成度、オリジナリティを競う競技もあります。フリースタイルは、行われる場所もさまざまで、一人ずつフィールドに入り、フィギュアスケートのように、決められた時間内に技を披露するものになっています。
そもそもBMXってなに?
- BMXとは、「Bicycle Motocross」の略で、もともとオートバイでモトクロスをしているのを子どもたちが自転車で真似し始めたのが始まりだと言われています。丈夫な自転車でジャンプやコーナーを回り、スピードや技を競います。
BMXのフリースタイル競技の魅力
BMXのフリースタイルの魅力は、何と言ってもダイナミックさとオリジナリティを楽しめるポイントです。自転車とは思えないような動きで、高いジャンプを回転しながら決めている様子は、手に汗を握るほどの迫力です。また、フリースタイルが行われる場所も多様で、その場所場所で行われる技の種類も多く、乗り手によって個性が出るのも魅力の一つです。
BMXに使われる自転車の特徴
BMXに使われる自転車は、スピードではなく、頑丈さと操作性能が求められます。フリースタイル用のBMX自転車は、競技に使うだけでなく、街乗りもできるため、ストリートファッションの一部として取り入れている人も多いです。しかし、一般的な自転車と比較して異なる点が多いので、ここではBMX用自転車の特徴を解説します。
特徴①ハンドル
ハンドルは、一般的な自転車よりも高い位置にセッティングされたクロスバーで、ギアチェンジは付きません。競技専用のBMX用自転車の場合、ブレーキがついていないものもあるのですが、ブレーキが付いているものの場合、ハンドルを回すときにブレーキワイヤーが絡まないように、ジャイロと呼ばれる特別なパーツがついていることもあります。
特徴②サドル
BMXでは、座ることはないので、サドルは小さくてクッション性もないものが多いです。また、自転車を回したりする技を決めるときに邪魔にならないように、低くセッティングされます。街乗り用として使う時は、サドルを変えると便利です。
特徴③タイヤ
タイヤは操作しやすいように、小さめで太めのものが多いです。基本的に20インチのものが使われます。また、ペグというパーツがついていることもあり、前後輪のハブに取り付けることで、そこに立って技を決められます。ペグは、フラットランド用自転車に付いていることが多いです。