eバイクとは?
eバイク(イーバイク)とは、ロードバイクなどのスポーツバイク向けに開発された電動アシスト付き自転車のことです。近年欧州を中心に人気が高まっており、各メーカーも毎シーズン新作を発表し、技術的にも目覚ましい進歩を遂げています。スポーツバイクとしての本格的なモデルから街乗り用まで様々な製品があり、今大注目の自転車です。
eバイクと電動アシスト付き自転車の違い
電動アシスト付きのママチャリとeバイクとの最大の違いは、eバイクがスポーツバイク用として設計されている点です。そのため、大容量のリチウムイオンバッテリーや小型化されたパワーユニットなどを搭載することで、スポーツバイクに適したパワフルで軽快なペダリングを実現しています。
2020年のタイプ別おすすめのeバイク12選!
eバイクは、車種に応じて大きく4つのタイプにわけられます。
- 長距離ライドもできるロードバイク型
- 街乗りが快適なクロスバイク型
- ハードな場面でも活躍するマウンテンバイク型
- 通勤通学にも便利なミニベロ・折りたたみ自転車型
①おすすめのeバイク(ロードバイク型3選)
ロードバイク型のeバイクは、近年バッテリー性能が向上し小型化したことに伴って、デザイン性に優れたモデルが多数販売されています。アシスト可能な走行距離も伸び、ロードバイクの楽しみである長距離ライドもバッテリー切れを起こす心配がありません。では、おすすめの車種を3つ見ていきましょう。
ロードバイク型おすすめeバイク① BESV JR1
車体重量は15.7㎏の軽量モデルです。フル充電からエコモードで138km走行可能なので、ロングライドもらくらく。国内では初となるフルカラーの液晶ディスプレーには、ケイデンスやスピードなど9つ情報が表示されます。コンポはSHIMANO 105を採用、油圧ディスクブレーキ搭載とハイスペックなeバイクです。
ロードバイク型おすすめeバイク② YAMAHA YPJ-ER
YAMAHA(ヤマハ) 2018年モデル YPJ-ER フレームサイズ:M カラー:マットブラック2
参考価格: 315,200円
ヤマハのYPJシリーズは国内メーカー製のeバイクの先駆け的存在で、これまで多くのファンを獲得してきました。YPJ-ERではこれまでにない大容量バッテリーを採用し、プラスエコモードで242㎞のアシスト走行を可能にしました。また、女性にもうれしいS・M・Lの3サイズ展開で、小柄な方にもおすすめです。
ロードバイク型おすすめeバイク③MIYATA ROADREX 6180
eバイクとしては珍しい、グラベルロードタイプのモデルです。タイヤサイズも650B×45C と、未舗装路でも安定性のある足回りになっています。フル充電からの走行距離は、エコモードで105㎞と十分な性能。「オフロードからオンロードまで」というキャッチコピーの通りのタフでスマートなeバイクです。
②おすすめのeバイク(クロスバイク型3選)
街乗りメインで使いたいならクロスバイク型のeバイクがおすすめ。ロード型と比較してもランナップが豊富で、選択に迷ってしまうほど。製品によっては登坂もこなせるパワフルなモデルもあり、通勤通学と週末のサイクリングを一台で済ませたいという方は、クロスバイク型から始めてみるのもいいでしょう。
クロスバイク型おすすめeバイク① TREK VERVE+
Verve+はよりデイリーユーズを意識したモデルです。バッテリーは充電時間も2時間30分と短く、アシスト可能な走行距離も100㎞と容量も十分です。前後についたライトはメインバッテリーを電源としているため、途中で切れる心配もありません。フェンダー(泥除け)が標準装備されているので、雨の日も快適です。
クロスバイク型おすすめeバイク② GIANT ESCAPE RX-E+
GIANTが、ヤマハ製のパワーユニットとパナソニック製の大容量バッテリーを組み合わせて完成させたモデルです。国内の道路環境を熟知した国内メーカーのノウハウがいかんなく発揮されており、日本独自の規制に対応しつつ、ライダーの走りをパワフルにアシストしてくれます。フル充電から最大200㎞のアシストが可能です。
クロスバイク型おすすめeバイク③ MIYATA CRUISE(クルーズ)
フル充電から最大で115㎞のアシストが可能で、シマノ製液晶サイクルコンピューターも搭載。バッテリーと本体のキーを共通にすることで、バッテリーの取り外しと施錠が1本のカギで完結します。オプションに追加のバッテリーや充電器、テールライトなども用意されているので、必要に合わせてカスタム可能です。
次のページでは、マウンテンバイクとミニベロのおすすめeバイクをご紹介。国内と海外のeバイクの違いについても解説しています。
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