タープ泊とは
タープとは、防水性のある布で屋根や壁を作り簡易的なテントのように使えるアイテムです。開放的な作りで、大自然を肌で感じながら、寝泊まりすることができます。必要があれば、円錐形のテントのようにして、若干の隙間はできますが、出入り口を閉められます。床がないことと張り方の自由度が高い点がタープの特徴です。
タープの張り方
タープの張り方は基本的には自由で、生えている木を支柱にしたり、落ちている木の棒を拾ってきて支柱にもできます。また、金属の折りたたみ可能な棒を携帯していけば、どのような形にでもタープを張れます。手順は簡単ですが、自由度が高いだけに最初はコツを掴むのに時間がかかるかと思いますが、慣れてしまえば、次はどんな張り方をしようか、と楽しみの幅が増えます。
タープの張り方の順序
- タープを広げる
- ペグを留める
- 支柱を立てる
おすすめのタープ5選
タープにはいくつか種類があり、六角形タイプの「ヘキサタープ」、四角形の「スクエアタープ」、自立式タープ、屋根と壁が完全にあり床だけがない「スクリーンタープ」などがあります。それぞれメリットはありますが、今回は収納性が高く、サイクリングでも持ち運びに便利なヘキサタープの中からおすすめを紹介します。
おすすめのタープ①変幻自在のタープ NINJA TARP
NINJA TARP
参考価格: 22,000円
設営が簡単で、ポールの位置を変幻自在に変えることで30種類もの方法で設営できるのがこのタープの魅力です。ペグを打った状態からでも、好きな形態に変えられることから、「ニンジャタープ」と名付けられました。宿泊場所や用途によって形態を変えられるのはとても魅力的です。
おすすめのタープ②シルエットがかっこいいシングルタープ
スノーピーク(snow peak) タープ /R ライトタープ "ペンタ" シールド STP-381 [1人用]
参考価格: 12,980円
有名アウトドアブランドであるスノーピークが出しているシングル向けのタープです。日本の気候に合わせて開発されているので、日本でキャンプするならおすすめのメーカーです。荷物に余裕があり、贅沢なソロキャンプを楽しみたいのであれば、普通のテントとセットで売られているものもあるのでそちらもおすすめです。
おすすめのタープ③ツーリング・サイクリングのためのタープ
DOD(ディーオーディー) ライダーズコンフォートタープ 【ツーリング仕様】 コンパクト収納 TT5-282
参考価格: 9,302円
ツーリング・サイクリングのために作られたタープで収納性は高く、大切なバイクや自転車をタープの下に保管できるほどの大きさがあります。耐水圧は2000mmと高い耐水性能を誇ります。
おすすめのタープ④とにかく軽さ重視のタープ
モンベル(mont-bell) タープ ミニタープHX ダークフォレスト 1122474-DKFO
参考価格: 11,172円
総重量860gととても軽く、荷物を極力減らしたい人にはとてもおすすめのタープです。有名アウトドアブランドのモンベルが出しているものなので耐久性もよく、品質も満足できます。
おすすめのタープ⑤優れた収納性と開放性のあるタープ
(モノラル)MONORAL タープ スカイフィルム200SIL MT-0033 mono-008
参考価格: 29,700円
収納時10×10×30cmと収納性に優れています。総重量も900gと合格ライン。展開すると開放性があり、タープのメリットを感じられるデザインになっています。
タープ泊に最低限必要なアイテム
タープは、屋根と壁だけの最低限の雨風を防ぐことしかできないので、防寒対策は必要です。冬場はもちろんですが、夏場でも夜になると冷えることがあります。また、虫対策も必要です。
必要最低限なアイテム①寝袋・シュラフ
タープは、テントと違って床がありません。なので、寝袋は必須です。開閉式のシュラフにしておけば、寝るまではそこを床として使って、寝るときに閉じて寝ることが可能です。シュラフには、対応気温があるので、旅する季節の夜間気温を考慮して選びましょう。もともと持っているシュラフがあるのであれば自分で着る服を調節して使うこともできます。防水性のものや丸洗いできるものだと安心です。
LEEPWEI[2020最新版]寝袋 封筒型 軽量 保温 210T防水シュラフ コンパクト アウトドア キャンプ 登山 車中泊 防災用 丸洗い可能 快適温度-5℃-25℃ 900g 1.4kg 1.8kg 春夏秋冬の使用可能
参考価格: 2,780円
必要最低限なアイテム②スリーピングマット
睡眠環境はとても大切で、キャンプのときに一番大事になるのがスリーピングマットです。タープは、テントのように床がないので、寝心地がいいとは言えません。できるだけ厚手のマットを準備し、快眠を確保しましょう。地面からは冷気も伝わってきやすいので、防水にはこだわって選ぶことをおすすめします。
Mozambique(モザンビーク) キャンプ マット アウトドアマット レジャーマット 極厚20mm【何年も使える耐久性|1年保証】
参考価格: 4,580円
必要最低限なアイテム③ランプ
タープ泊の醍醐味は自然を肌に感じながらキャンプができるという点にあります。人工的な明かりがほとんど見えないところでのキャンプをすることがあるでしょう。手元を照らしたりするときにもランプは必須です。折りたたみができるランプもありますし、殺虫灯の効果を持つランプもあります。急に雨が降ってくることもあるので、できれば防水のものがおすすめです。
FOCHEA 電撃蚊取り器 電撃殺虫器 殺虫灯&照明両用 LEDランタン UV光源吸引式捕虫器 6つの作業モード IP65防水 USB充電式 2200mAh容量 折り畳み式 薬剤不要 静音 軽量携帯 キャンプランタン 屋外室内適用 懐中電灯 SOS防災用 応急 停電 登山 夜釣り ハイキング アウトドア
参考価格: 1,480円
必要最低限なアイテム④クッカー
タープが張れるような自然豊かな場所は、レストランやコンビニなどがない場合が多く、食べるものに困ることが多々あります。そんな時は簡単な軽食を準備しておいてクッカーで温める、といった手段が有効です。寒いときには暖も取れますし、あるととても便利です。
PRIMUS(プリムス) イージークック・ソロセットS P-CK-K102【日本正規品】
参考価格: 2,052円
あとはガスボンベさえあればキャンプで料理ができます。ソロキャンプでコーヒーを入れたり、カップラーメンを作ったりといったことに憧れている人もいるはず。高くはないし、収納性も高いので一つ持っておいてもいい品です。
自転車旅のソロキャンプはタープ泊がおすすめ
自転車の場合は車などと違って、荷物の制限が大きいです。荷物は、軽くてかさばらないものを最低限にしたいところです。その点で、タープ泊はテントと違って、布と棒が完全に分かれているので軽く、収納性も高いです。また、大切な自転車を濡らしたくない場合は、タープを屋根のようにして中に入れることも可能です。
タープ泊で特に自転車旅に必要なアイテムは?
自転車旅だからといって、タープ泊とテント泊で特に必要なものは変わりません。注意すべきなのは、ホテルや民宿に宿泊するのと、キャンプするのとでは、準備するものが圧倒的に増えるという点です。自転車旅の場合は、車などと違って、電気の確保が困難な場合があります。スマホの充電などは死活問題ですよね? 自転車旅の大半をタープ泊にするのであれば、ソーラーチャージャーがおすすめです。また、自転車の修理キットも忘れられません。
FEELLE ソーラーチャージャー 20000mAh 2USB 出力付きh ポータブルパワーバンク 防水 太陽光で充電 バッテリーパックiPhone, iPad, Samsung,および他のスマートホンと互換性あり
参考価格: 3,999円
iPhone8とほぼ同サイズなのに、20000mAhの大容量で防水性もあるソーラーチャージャーです。
まとめ
キャンプの醍醐味は自然を感じるということにあります。タープ泊なら、そよ吹く風を感じ、夜空を見上げながらゆっくりとした時間を満喫することができます。ツーリングやサイクリングの宿泊方法としてタープ泊をぜひ検討してみてください。