しまなみ海道でサイクリング後に食べたい絶品グルメ16選！ココは美味い！

伯方島から今治方面へしまなみ海道の伯方・大島大橋を渡ると大島です。遠見茶屋は、大島の北側にあるカレイ山展望台の近くにあり、標高約200mの高台に建つ絶景カフェです。ドライブ客にも人気のカフェですが美味しいご飯もおすすめです。

遠見茶屋は、気候の良い季節限定(4月~11月のみ)オープンです。席は全席開放的なテラス席のみです。眼下に広がる能島村上水軍の能島城跡や船折瀬戸の急流を眺めながら、絶品カレーなどの食事、コーヒーを楽しんでください。

しまなみ海道の愛媛側の起点、今治と言えば、多くの食事処があります。そして有名な、ご飯ものの一つが焼き豚卵飯でランチにもおすすめです。重松飯店は、しまなみ海道の来島大海峡大橋を渡ってから海岸線を自転車で、15分ほどの今治市街地にあります。

しまなみ海道の愛媛側の起点、今治の焼豚玉子飯はB級グルメとして「ゴールドグランプリ」（優勝）を受賞しています。焼豚玉子飯は、中華の店（五番閣）で、当初は賄ご飯として出されていました。これを引き継いだ料理人が独立して重信飯店でメニューとしました。

今治には多くの焼き鳥店があり、世渡もその1店です。世渡は今治市街地にあり、しまなみ海道の来島海峡大橋からサイクリングで15分程度で行くことができます。焼き鳥店では皮から食べ始めて、最後は地元では「せんざんき」と呼ばれる鳥の唐揚げを最後に食べるのが通です。

今治焼き鳥は、鉄板焼き鳥とも言われており、通常の鶏肉を串に刺して炭火で焼く焼き鳥ではなく、串には刺さずに鶏肉をそのまま鉄板で焼くのが特徴です。串にさす手間がなく、鉄板に押さえつけるだけで簡単に焼けることから戦後広まったと言われています。サイクリングの後の食事としておすすめです。

今治焼き鳥鉄板は斜めになっており、油脂を多く含む鳥皮を焼く場合は、油が斜め下に流れ落ちることでカラっとした焼き上がりになり、人気があります。鉄板焼きは、当時増えていた造船所の余った鉄板を使ったことから広まったとも言われています。

来島海峡で捕れる鯛は海流の流れの速い海で育ったため、とても身が締まっています。その食感が絶妙で美味しく、来島の鯛がグルメに人気の理由です。そして瀬戸内海に面している愛媛でも、美味しいご飯として多く種類の鯛めしが知られています。

しまなみ海道の起点、今治のグルメとして多くのレストランで鯛めしを食べることができます。その中で、少し、松山方面に行きますが、北条の鹿島にある大田屋鹿島店の鯛めしも美味しいことで有名です。あの寅さんこと渥美清さんも時々、ここ鹿島店を訪れて鯛めしを味わっていたそうです。

しまなみ海道の四国側の起点は来島海峡大橋です。来島海峡大橋から、左手に来島海峡を眺めながら約10分ほどサイクリングすると、伊予水軍に到着します。ここでは、瀬戸内の地の魚をふんだんに使った美味しい和食がおすすめです。海鮮丼も美味しいです。

伊予水軍ではしまなみ海道の海を眺めながらこの海峡で捕れた旬の魚を食べることができます。刺身が付いた各種定食や海鮮丼、鯛、アナゴ、蛸（タコ）、ウニ、海老などの各種釜飯ご飯、鯛のあら炊きなどの各種煮魚、焼き魚等々グルメには最高です。各種定食は1000円台からあり値段も手ごろで美味しいです。

もちろんバター焼き、マユネーズ焼き、グラタンなど洋風料理もあります。また各種天ぷら、フライ、今治名物の鳥の唐揚げ（せんざんき）も美味しいです。席の窓から見える大島、しまなみ海道、来島海峡を眺めながらここで旅の疲れを癒してください。

伊予水軍からさらにサイクリングで20分ほど走ると、姉妹店の「すしグルメ」に到着します。ここはその名の通り、瀬戸内海、来島海峡で捕れた生きのいい旬の地魚を堪能してください。地魚をネタにした美味しい寿司や海鮮丼を思う存分味わってください。

すしグルメで食事を簡単に済ませるならば、ちらし寿司や海鮮丼もあります。サイクリングの途中の食事としても、にぎりセットは1000円からあり値段も手ごろです。ネタを少し炙った、炙り寿司も絶品でおすすめです。

しまなみ海道の四国の起点、今治地方にはグルメに人気の「いぎす豆腐」と言う郷土料理があります。「いぎす豆腐」は「いぎす」と言う海藻を大豆の粉と一緒にお湯で溶かし、寒天のように冷やして固めたものです。これを醤油を付けて食べます。

いぎす豆腐はご飯のおかずとしても人気です。特に夏に作られる家庭料理です。大豆だけではなく、海老、枝豆、きくらげ、野菜など各家庭で様々な具材を入れて特徴を出しています。

鱧（ハモ）は日本沿岸で捕れるうなぎの仲間の肉食魚です。瀬戸内海でも鱧は人気のある食材として知られています。この鱧のあらゆる料理を揃えた鱧づくしを出しているレストランがあります。レストランはしまなみ海道の来島海峡大橋からサイクリングで30-40分程度かかります。

レストランは瀬戸内海の燧灘（ひうちなだ）に面したホテルアジュール　汐の丸にあります。鱧は旬が夏であり、季節限定ではありますが、時期が合えば是非味わいたい一品です。このホテルは温泉施設でもあり、一泊して旅の疲れを取るにもおすすめで、ドライブはもちろんサイクリング客にも人気です。ホテルからは遠くしまなみ海道、大島が望めます。

しまなみ海道を尾道から今治まで、サイクリングする途中のおすすめグルメ16選をご紹介しました。しまなみ海道のサイクリングを計画されている方は、これら16選をグルメの候補として記憶に留めておいて頂けると幸いです。