宇都宮ブリッツェンとは?
宇都宮ブリッツェンとは、栃木県の宇都宮を中心として活躍する日本発の地域密着型を特徴とするプロサイクリングチームです。地域密着型と聞くとなんだか、ご近所だけでやっているチームなんじゃないの?と疑ってみたくなりますが、あなどるなかれ。2019年シーズンでは、日本のプロツアーの中で、なんと堂々の3位を獲得しています!
ブリッツェンってどういう意味?
- ブリッツェンは、ドイツ語で、「稲妻が輝く」という意味です。栃木県は雷が多い県で、電光石火のように疾走する、という意味で名付けられました。
宇都宮ブリッツェンのチーム情報
宇都宮ブリッツェンには10人の選手が所属しており、小坂光選手がエースです。MERIDAが公式スポンサーで、選手たちはMERIDAのSCULTRA CF4、REACTO CF4、TIME WARP TT CF4などのロードレーサーに乗っています。2004年のアテネ五輪に出場した鈴木真理選手も宇都宮ブリッツェンに所属し、コーチとして活躍しています。
宇都宮ブリッツェンのこれまでのレース成績
2019年のシクロクロスの日本チャンピオンを決める「第25回シクロクロス全日本選手権内子大会」では、エースである小坂光選手が第3位に入賞しました。そして2019・2020年のジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの第9戦である「東北CXシリーズざおうさまCUP(UCI-C2)」では、小坂光選手が優勝しています。2019年の那須塩原クリテリウムでは、鈴木龍選手が2位に入賞し、25位までに宇都宮ブリッツェンの選手が6人も入っています。
次のレースは「ツール・ド・ランカウイ」
次回の宇都宮ブリッツェンの出場予定は、2020年2月6日〜2月15日でマレーシアのランカウイ島で開催されるロードレース「ツール・ド・ランカウイ」です。アジア開催のロードレース大会の中では重要なレースです。8日間に渡って1200kmを走破し、熱帯地域なので、気温とも戦わなければならないという特徴があり、アジアで最難関のロードレースとも言われています。
2020年3月には「ツール・ド・台湾」に出場決定!
ツール・ド・ランカウイと同様、国際自転車競技連合の認定レースになっているビッグレースです。台湾をほぼ縦走するコースで、こちらのレースも白熱したレース展開が予想され、楽しみにしている人も多いでしょう。
次のページでは、宇都宮ブリッツェンのレース以外の取り組みを見ていくことにしましょう。