ロードバイクでのロードレースは楽しい
ロードバイクは自転車自体の重量が軽くて、変速も多変速に対応しているので、ツーリングやポタリング、街乗りなどの用途で使われています。しかし、ロードバイクはもともとは競技用の自転車として使用されていたという歴史があります。今回は、ロードレースに参加する方法や参加時の注意点などの解説を行っていきます。
ロードレースに出場するためにはどうしたらいい?
ロードレースに出場するためには、はじめにどのレースにでるか選択してから、実際にエントリーする必要があります。まずは主なレースの種類の紹介やエントリー方法の紹介をしていきます。
主なロードレースの種類
日本国内で開催されているレースを大きく分類以下のようになります。
国内主要レースの種類
- 種類① エンデューロレース
- 種類② ホビーレース
- 種類③ 実業団レース
- 種類④ Jプロツアー
レースの種類① エンデューロレース
まず一つ目のレースはエンデューロレースです。エンデューロとはわかりやすく言い換えると、耐久レースのようなものです。個人で参加するものや、チームで参加するものがあります。チームで参加する場合は、バトンタッチしながら設けられた制限時間をみんなで走り切ります。周回コースで行われることが多いので、周回数が一番多いチームや選手が優勝となります。
「鈴鹿8耐」や「富士スプリングエンデューロ」などでがエンデューロレースです!
レースの種類② ホビーレース
ホビーレースはエンデューロとは違って、ロードレースになるので、スタートして一番先頭でゴールした方が優勝です。ホビーレースは基本的にだれでも出場できます。一般の方がロードレースに出場するとなると、ほとんどがこのホビーレースになるでしょう。
レースの種類③ 実業団レース
ホビーレースが市民レースと位置付けるのならば、実業団レースはアマチュアレースと位置付けられます。出場選手は全員、申請を行って、実業団登録をした方です。ロードレースに本格的に出場したい方が集まっているので、ホビーレースよりもレベルが高い傾向にあります。走行距離も長くなるので、ホビーレースよりも厳しい戦いが多いです。
レースの種類④ Jプロツアー
国内最高峰のロードレースの部隊がJプロツアーです。プロツアーという名前からわかるように、プロ選手が中心に走っています。Jプロツアーで走るには、プロチームに所属する必要があるので、おのずとホビーレースや実業団レースで結果を残さなければなりません。ホビーレースや実業団レースはだれでも出場可能ですが、Jプロツアーは、実力を備えた一握りの方しか出場できません。
初心者の方はエンデューロかホビーレースに出場しよう
参加資格に規定がない
エンデューロレースやホビーレースは年齢制限などを除けば、基本的に誰でも出場可能です。そういう部分で敷居が低いので、初心者の方でも出場しやすいでしょう。
エンデューロは人との競争を楽しめる
エンデューロは他のレースと比較して全体の雰囲気が和やかです。そのため、初心者の方でもレースという環境で人との競争を純粋に楽しみやすいです。チームで出場すると、チームの方とも楽しさを共有できるので、一層楽しめると思います。
ホビーレースは緊張感も味わえる
ホビーレースは、エンデューロよりもレース要素が強い傾向にあるので、レースという環境のなかで人との競争を行うことに対しての、競技独特の緊張感を味わうことができます。また、難しいことは考えずに、一番先頭でゴールすればいいので走っていてもわかりやすいです。
落車が不安ならヒルクライムレースという選択肢も
ホビーレースのなかの一種に、ヒルクライムレースがあります。ヒルクライムは他のロードレースと比べると走行速度が遅いので、落車する危険性が一番低いです。もし、初めてのレースで落車が不安ということであれば、ヒルクライムレースに出てみるのもいいかもしれません。
次のページではいよいよ、レースへのエントリー方法や当日の会場でのスタートまでの流れなどの説明をするよ!
ヨーロッパのほうでのロードレースは、「ツールドフランス」などでかなりの盛り上がりを見せています。国内でもロードレースに出場できる機会は非常に多いです。