ストライダーカップとは?子ども向け自転車レースの大会概要をご紹介!

ストライダーカップとは?子ども向け自転車レースの大会概要をご紹介!

日本でも年々盛り上がっているストライダーカップ。キックバイクに夢中な小さいお子さんが思う存分走れる大規模なレースイベントです。楽しく走っても良し、本気で勝負するもよし、家族そろって楽しめるストライダーカップとはどんなレースなのかを紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.キックバイクでレースデビュー
  2. 2.ストライダーカップのルール
  3. 3.ストライダーカップの出場方法
  4. 4.ストライダーカップはイベントもいっぱい
  5. 5.まとめ

キックバイクでレースデビュー

Photo by Richard Masoner / Cyclelicious

ストライダーは、ペダルがなく、地面を蹴って進むキックバイクです。足を離してバランス感覚や反射神経が自然と養えるため、一昔前の補助輪付き自転車に代わって小さなお子さんの自転車としてすっかり定着しました。ならばキックバイクで遊ぶ子どもたちみんなで競争して楽しもうと誕生したのが、ストライダーと呼ばれるキックバイクを使ったレースイベントです。

ストライダーとは?

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ストライダーは、アメリカで一人の父親が我が子のために開発したシンプルな子ども向け自転車です。補助輪付き自転車に乗ってくれない2歳の息子のために、補助輪だけでなくペダルもブレーキも外したところ、子どもは自分から乗ってくれるようになりました。それがきっかけで生み出された「ストライダー」は、キックバイクの代名詞として、世界中で200万人もの子どもたちに愛用されています。

ストライダーカップ=世界最年少レース

ストライダー社のキックバイクを使ったレースは、2歳から出場する世界最年少レースとして始まり、日本でも2010年に開催されるようになったのが、「ストライダーカップ」です。以来10年を経て「こどものちから」をスローガンに、国内でも大きな盛り上がりをみせる一大レースイベントへと成長しています。

世界大会もある

ストライダーカップには、世界各国から集まるワールドチャンピオンシップという大会も2011年から開催されています。世界一を目指す子どもたちがこぞって参加し、日本からも多くの子どもたちが好成績をあげています。2020年大会は、大阪を開催地として日本で初めて開かれる予定でしたが、残念ながら延期となりました。世界中の子どもたちが頑張る姿を、日本で見られるのが待ち遠しいですね。

ストライダーカップのルール

小さなお子さんのレースということもあり、レースのルールは特に複雑なことはありません。会場内の特設コースの中を、一組12人ごとに予選を行って着順を競い、決勝ラウンドへと駒を進めます。1〜12位まで順位がつけられ、3位まで表彰があります。

使用機材

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

ストライダーカップの名前の通り、レースで使用できるのはストライダーの製品に制限されています。どのメーカーのキックバイクでもよいわけではないので注意しましょう。ホイールは12インチ、オープン種目は14インチで、カスタマイズはレギュレーションに則ったものに限ります。また突起物がないなど安全面への配慮も必須で、ヘルメットやプロテクター、グローブの着用も必要です。

年齢別クラスとオープン種目

Photo by trickofthelight

レースは2歳、3歳、4歳と年齢別にクラス分けされ、2歳は赤、3歳は緑、4歳は青と、ゼッケンが色分けされているので分かりやすいです。5歳クラスは、2019年まで行われていましたが今年からなくなりました。オープン種目は、14インチのペダルなしストライダーを使って、4〜6歳の子どもたちが年齢分けせず、いっしょに走ります。

保護者はクルー役

出場選手には、クルーとして1人は保護者または小学生以上をつけることができます。クルーは付き添いと見守り役ですので、レース中にコースの立ち入りや選手に触れることはできず、スタート時に背中を押すことも禁止されます。とはいえ小さい子のことですから、泣いたりぐずったりと、何が起こるかわかりません。自力で走れずオフィシャルが必要と判断したときにはクルーの助けを借りることになります。

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ストライダーカップの出場方法

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