有間峠からいけるヒルクライムルート(3つ)
ヒルクライムルート①山伏峠
奥多摩周辺の峠としては初心者向けで、標高差は380m程です。山伏峠へは、緩やかな傾斜の県道53号線から国道299号を進み、正丸トンネルの手前で西に入ります。路面はぼこぼこなので、ロードバイクのタイヤだとパンクのリスクがあります。登り出しは少し急ですが、前半は3-4%程度で、最大7%程度。終盤に待ち構えているつづら折りでは、少し勾配が増し、最大8%にまでなります。春には秩父市内羊山公園の芝桜の丘がきれいです。
ヒルクライムルート②成木峠
東京ヒルクライムNARUKiステージの会場で、0.5kmごとに「残り○km」の表示などがあります。距離4.5kmで、平均勾配9.2%ほど。きつめの坂が続き、景色がよい訳でもないので、サイクリングというよりは、ストイックに自転車のトレーニングしたい人におすすめの坂です。つづら折れが少ないのが特徴です。頂上には湧き水とロードバイクをかけておけるバイクラックがあるので、ゆっくり休憩することができます。
ヒルクライムルート③正丸峠
奥武蔵にある標高636mの峠で、山伏峠を越えた先にあります。距離は1.2㎞程度で、勾配は5%程度の中堅のヒルクライムコースです。山伏峠からちょっと下った所に、正丸峠の入り口があります。正丸峠の路面は荒れていることが多いので、パンクに注意してください。
有間峠の注意情報
土砂崩れになっていた広河原逆川林道は、令和2年5月末まで工事のため通行止めになるようですので、ご注意ください。この期間以外でも、林道はしばしば崖崩れや土砂崩れで通行禁止になっている時があります。事前に路面情報を調べてからいきましょう。通行禁止まではなっていなくても路面に石が落ちていることが多いので、パンクしても大丈夫なように必要備品は持って行くことをおすすめします。
まとめ
多くのヒルクライムルートが混在している名栗エリアで、レースも開催されるほどの人気のヒルクライムルート、有間峠。簡単にクリアできる峠ではないですが、腕試しにはぴったりです。有馬峠からヒルクライムにはまって、名栗エリアの峠を片っ端から登っている猛者も。道が細かったり、路面が悪いところもあるので、車などに注意してください。
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