軽量自転車ランキング:折りたたみ自転車
折りたたみ自転車は、タイヤ径が14~20インチと小型で、なおかつコンパクトに折りたためます。持ち運びを前提に作られているので、輪行や車載におすすめです。手軽な街乗りモデルから本格的な性能のスポーツモデルまで、幅広くそろっています。
1位 RENAULT LIGHT8 AL-FDB140(ルノー ライト8 AL-FDB140)
RENAULT LIGHT8 AL-FDB140
参考価格: 34,990円
RENAULT LIGHT8 AL-FDB140は重さ8.6kgで、5万円以下の折りたたみ自転車では最軽量クラスです。軽いだけではなく、変速3段にハンドルの高さ調整、スタンドと装備も充実しています。もちろん、折りたためばコンパクトで持ち運びも楽です。これだけの内容で価格は3万円台と、DAHON K3の半額以下とはすごい時代になりました。
2位 RENAULT PLATINUM MACH8 AL209(ルノー プラチナ マッハ8 AL209)
RENAULT PLATINUM MACH8 AL209
参考価格: 80,300円
RENAULT PLATINUM MACH8 AL209は重さ8.9kgと、20インチの折りたたみ自転車では最軽量クラスです。ここまで軽いのに、なんと7万円強で買えます。アマゾンの売り上げランキングでトップ100に入っているのも、納得です。20インチでタイヤ径が大きい分、16インチ以下のモデルよりも安定して走れます。
3位 Pacific Cycles Japan CARRYME (パシフィックサイクルズジャパン キャリーミー)
Pacific Cycles Japan CarryMe
参考価格: 93,841円
Pacific Cycles Japan CARRYMEは、8インチの超小型折りたたみ自転車です。重さ8.6kgと軽いうえに、たたむと横幅と奥行がA4用紙ぐらいのスペースに収まるほどコンパクトになります。持ち運びも楽々です。超小型機でもここまでコンパクトになるものは、なかなかありません。タイヤ径が8インチで16インチの半分しかないうえに、変速もないのですが、意外によく走ります。
4位 RENAULT Carbon8(ルノー カーボン8)
RENAULT Carbon8
参考価格: 123,009円
RENAULT Carbon8は16インチの折りたたみ自転車で、重さ8.9kgです。カーボンフレーム、ディスクブレーキ、変速9段というスペックだけで、メーカー品なら20万円以上はします。折りたたみサイズもコンパクトで、持ち運びに便利です。14インチと20インチの中間である16インチは、走行性能と持ち運びやすさのバランスに優れています。
5位 birdy Air(バーディー エア)
birdy Air
参考価格: 203,500円
10kg以下の折りたたみ自転車はコンパクトさが最優先で、走行性能は二の次になりがちです。しかし、birdy Airはロードバイクに迫るほどの走行性能で、重さ10kg以下を実現しています。ただし、その分だけ割高です。しかし、ロードバイク並みのスポーツ車に折りたたみ機構が追加されていると考えれば、むしろ安いかもしれません。
軽量自転車の価格の違いはどこにある?
ここまでさまざまな軽量自転車を紹介してきましたが、かなり価格に違いがあります。今回紹介したものだけで5~20万円ぐらいの幅があり、極端です。どうしてこんなに違うのか、その理由について簡単に解説します。
理由①フレーム素材
まず1つ目は、フレームに使う素材による違いです。大体、クロモリ<アルミ<カーボンの順に軽いですが、同時に価格が高くなります。大抵、軽くて高いモデルほどカーボンの割合が多いです。しかし、カーボンはクロモリほど丈夫ではないので、コストのわりに長持ちしにくいという弱点もあります。
理由②部品グレード
2つ目は、変速やブレーキなどの部品グレードによる違いです。例えば、シマノの場合はDURA-ACE、ULTEGRA、105、Tiagra、SORA、Claris、Tourney A070と7グレードあります。ロードレーサーは上位3つのDURA-ACE、ULTEGRA、105といったレース向けの高グレードな部品を使うので、価格が高いのです。
購入前はなるべく試乗しよう
自転車も服や靴と同じで、自分にあったものを選ぶために、なるべく試乗しましょう。特に、持ち運びたい場合は、実際に持ってみて持ちやすいかどうか確認することをおすすめします。軽い自転車は、軽さやコンパクトさのために走行性能や乗り心地が犠牲にされがちです。なので、初めて購入する場合は、実店舗で相談しながら決めたほうがいいでしょう。
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筆者作成