クロスバイクのライトとは?
せっかくおしゃれなクロスバイクを買ったはいいけど、ライトはどんな物を買えばいいのかわからない……。そんな方もいるでしょう。この記事では、自転車用ライトの解説と、おしゃれで機能性の高い自転車のライトを紹介していきます。
自転車のライトは、自分の身を守る上で、必ず必要となるものね。どんなものを選ぶべきか、位置はどこにつけるか、しっかりと考える必要があるわね。
クロスバイクのライトに必要な性能
まず、クロスバイクのライトには、【フロントライト】と【リアライト】があります。
種類①フロントライト
フロントライトとは自転車前面に取り付けるライトで、役割としては正面を照らし、前方の状況を明らかにし安全に走行する事です。また、こちらの自動車や歩行者にこちらの存在を明らかにする目的もあるため、目立つ物を選ぶ必要があります。
種類②リアライト
リアライトとは、自転車の後方を照らすライトで、自分の後方に走る自動車などに存在を示す役割があります。街灯がない夜道だと、後方を走行していた自動車がこちらの存在に気付かず衝突……、という事もあるためフロントライト同様に装着は必須であるライトと言えます。
夜間を走る上で、お互い事故を起こさないためにも、ライトの装着は必須なんだね
次に、どの程度の性能があればいいかみていきましょう。
必要な性能①光源の強さ
自転車ライトは物により、明るさが異なります。 主に、 光源自体の明るさを示す「ルーメン」、特定の方向に向かう光の強さを示す「カンデラ」、照らされた場所の明るさを示す「ルクス」の3つの単位が用いられます。いずれも数値が大きければ大きいほど明るいという事です。
ちなみに明るさの基準としては
100ルーメン・・・商店街など明るい場所
100〜200ルーメン・・・街灯の整備された幹線道路
200〜300ルーメン・・・街灯の整備された道路
300〜600ルーメン・・・街灯の少ない市街地の暗い道
600〜1000ルーメン・・・街灯の少ない郊外・田舎の暗い道
1000ルーメン〜・・・街灯のない暗い道や山道・サイクリングロードなど
となるため自分がどういった場所を走るかを考えた上で、物を選ぶのがよいです。
また、公安委員会が定めたルールによると、地方によっても異なりますが、東京都基準であれば、以下の通りです。
- フロントライトは白色または淡黄色で、夜間に前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認できる明るさ
- リアライトは赤色で、夜間後方100メートルの距離から転倒できる明るさ
必要な性能②防水性
屋外を走る以上、走行中は雨風にさらされ故障の原因となります。また、防水性が高いと、泥や汚れにも強く、長持ちさせるためにも防水性が高い物を選ぶとよいです。しかし、一言に防水といっても、どれを選べばよいかわからないので、購入する際は「IPX」という電気機械器具の外郭による保護等級が決められているので、参考にするとよいです。
電気機械器具の外郭による保護等級(IPX)の基準
IPX0…特に保護がされていない。
IPX1…鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない
IPX2…鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
IPX3…鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
IPX4…あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない
IPX5…あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
IPX6…あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
IPX7…一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
IPX8…継続的に水没しても内部に浸水することがない
必要な性能③着脱が安易か
自転車ライトの固定方法はさまざまですが、フレームにボルトで固定するものや、ゴムでフレームにひっかけるものなどがあります。また、フレームに固定する以外にも、ヘルメットに直接、取り付けるタイプや専用の固定器具にとりつけるタイプとさまざまです。また、ライトも盗難のリスクがあるため、駐輪する際にも、付け方や外し方が簡易な物を選んだ方がよいです。
電力
ライトは充電式と電池式の2タイプがあります。ひと昔前までは電池式が主流でしたが、モバイルバッテリーの普及により、最近では充電式が主流となっています。電池式も旅先のコンビニなどで、電池を購入できるなど優れている面があるため、おすすめの使い方としては、両方のタイプを取り付け、普段は充電式を使用し、緊急時に電池式を使用するなど使い分けるのがよいです。
おすすめクロスバイクのフロントライト3選
①自転車 ライト 自転車用ヘッドライトバイクライト 【大容量4800mAh高輝度&1300ルーメン&防振 アルミ合金製】
自転車 ライト 自転車用ヘッドライトバイクライト
参考価格: 3,699円
・値段:3699円
・光源:1300ルーメン
・最大照明距離:130メートル
・照明モード:ハイ、ミドル、ロー、高速点滅、スロー点滅
・防水性:IPX6防水※
・バッテリー:充電式(4500mAh)、TYPE-Cインターフェース
・使用時間:7~40時間
・重量:180g
・素材:アルミ合金、本体表面に三重硬質酸化処理
・付属品:パッケージ内容自転車ライト本体、ハンドル固定ラック、21700電池、
USB充電ケーブル、日本語マニュアル。
・その他:360度回転でき台座付き。工具不要。
5段階の照明モードが実装されており、ハイモードにすれば1300ルーメン、前方130メートルまで照射可能であるため、街中から街灯がない山道などあらゆる場面に対応できる万能タイプです。また、スッキリとしたおしゃれなデザインであるため、ランキング上からでもわかる通り人気モデルとなっています。
②キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT1700 HL-EL1020RC
キャットアイ VOLT1700 HL-EL1020RC
参考価格: 19,490円
・値段:20082円
・光源:1700ルーメン
・照明モード:ハイ、ミドル、ロー、点滅、デイタイムハイパーコンスタント※
・バッテリー:充電式(6800mAh)
・使用時間:2~150時間
・重量:257g
・付属品:Micro-USBケーブル・フレックスタイトブラケット
・その他:電池残量がわかるバッテリーインジケータ搭載
※常時点灯に点滅機能を加えたモード
有名なメーカーであるキャットアイのフロントライトです。特徴は真っ暗な山道をも明るく照らす、最大1700ルーメンの光源やデイタイムハイパーコンスタントという長時間使用可能なモードです。また、 シンプルでおしゃれな構造により、付け方、外し方が簡単であるため、キャットアイの中でも、ランキング上位に位置する人気モデルとなっています。
③Constefire 4pcs 超高輝度自転車 LEDライト
Constefire 4pcs 超高輝度自転車 LEDライト
参考価格: 677円
・値段:677円
・照明モード:常灯、フラッシュ(速い点滅)、点滅、消灯
・素材:シリコン
・防水性:IPX6防水
・バッテリー:充電式
・重量:120g
Constefireというメーカーのライトで、本体がシリコン素材であるため、自転車フレームのみならずヘルメットや服など場所を選ばないため、付け方、外し方ともに簡易的です。また、カラーリングが多く、形もおしゃれですが、光源としては心もとないため、あくまで補助的な使い方をした方がよいです。
おすすめクロスバイクのリアライト3選
④キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5 リア用
キャットアイ [TL-LD155-R] OMNI5
参考価格: 1,126円
・値段:1749円
・照明モード:点灯、点滅、ラピット
・バッテリー:アルカリ電池推奨
・使用時間:60~120時間
・重量:41.8g(本体+電池)
ランキングでも常におしゃれで人気のメーカーであるキャットアイのリアライトです。3つの点灯モードや、簡易的な構造から付け方、外し方が共に容易である点が特徴です。また、電池式であるため、旅先のコンビニなどでも電源を補給できるのは安心です。
⑤サイクル ライト ハート
楽天でも検索すると上位ランキングに入っている、おしゃれなハート形のリアライトです。夜道を可愛くおしゃれに照らすおすすめの商品です。また、ストラップタイプであるため、場所を選ばず装着することが可能です。
⑥ONLT テールライト
ONLT テールライト
参考価格: 1,099円
・値段:1099円
・光源:100ルーメン
・最大照明距離:200メートル
・照明モード:常灯(低輝度、中輝度、高輝度)、ラピッド(ロー、普通、急速)、呼吸モード
・防水性:IPX6防水
・バッテリー:充電式(500mAh)
・使用時間:6~18時間
・素材:アルミ製
・重量:180g
・付属品:日本語マニュアル、USBケーブル
・その他:ブレーキ警告&自動点滅スマートチップ搭載
アマゾンのランキングでも上位に表示されるリアライトで、細かく設定できる7つも照明モードやブレーキ時に自動的に最高高輝度で点灯し、後続車との巻き込みを防止する自動点滅スマートチップが搭載されています。これだけの機能がついて値段も非常にリーズナブルであるため、非常にコスパがよい商品となっています。また、形も丸く、非常におしゃれなつくりとなっています。
クロスバイクのライトを取りつける際の注意点
ライトは光源が強ければ強いほど、周囲が確認しやすくなるため、安全であると言えます。しかし、対向車や歩行者に対し、強い光源で照らすと、相手の視界を奪ってしまい事故の原因となります。そのため、強い光源のライトを取り付ける際は、前輪付近のフレームなど低い位置に取り付けるか、ライトをやや下向きにして、低い位置を照らすようにするのがよいです。
クロスバイクに機能性の高いライトを装着しよう
今回は、クロスバイクのおすすめのライトについて紹介しました。ネットで、ライトのサジェストとそのサジェストを見てみると、「クロスバイク フロントライト おすすめ」や「クロスバイク フロントライト 防水」などさまざまなユーザーがライトについて調べていることがわかります。ランキングやおしゃれな感じから選ぶのもよいですが、ライトのサジェストとそのサジェストから調べてみるのもよいです。それではよい自転車ライフを
僕も昔、クロスバイクをメーカーで買った直後に、ライトが必要だという事を知って、慌てて買いに行ったよ……