通勤用のクロスバイクおすすめ5選！選ぶ際に重要なポイントも解説！

ここ数年、自転車での通学や通勤が人気となっています。健康的・経済的・渋滞知らずなど、多くのメリットがあるのが人気の理由でしょう。そんな通学・通勤用の自転車におすすめなのがクロスバイクです。通学・通勤にクロスバイクを適した理由や、おすすめの人気車種、選び方のポイントなどを、初心者の人にもわかりやすく紹介します！

クロスバイクとは、ロードバイクとMTB（マウンテンバイク）の中間に位置する自転車で、スポーツ自転車の部類に入ります。ロードバイクの機敏さとMTBのタフネスさなどをあわせ持ち、双方のいいとこ取りといえる自転車です。初心者の人のスポーツバイクへの入り口としてもおすすめです。

なぜクロスバイクが通学・通勤におすすめなのかと言うと、その理由は車体の特徴にあります。通学、通勤用となると、できるだけ早く、かつ快適に走れることが要求されますが、それらの要素をバランスよく実現しているのがクロスバイクです。具体的には、初心者にも扱いやすいフラットバーハンドル、楽にスピードを出せる軽い車体、やや前傾な乗車姿勢、などです。

クロスバイクは多くのメーカーから多種多様のモデルがリリースされていますが、ここではアルミフレームとディスクブレーキを搭載した人気モデルを厳選して紹介します。後の項で詳しく解説しますが、アルミフレームとディスクブレーキが通学・通勤仕様に向いているためです。ぜひ参考にしてみてくださいね！

クロスバイクの大ベストセラー、ジャイアント社（台湾）「エスケープ」シリーズのディスクブレーキモデルです。誰が乗っても扱いやすい車体設計で、変速は24段もあるのでアップダウンや坂道が多いルートでも楽に走行できます。30c（30mm幅）の太めのタイヤと幅広のエルゴグリップを採用し、豊富なサイズやカラー展開、お求めやすい価格設定も嬉しいポイントです。

イタリアの老舗バイクメーカー、ビアンキ社のおすすめクロスバイクが「C-SPORT2」です。路面のでこぼこや多少の段差でも安心の35c（35mm幅）の極太タイヤが特徴で、まさに通学・通勤にはぴったりです。フレームサイズも幅広く、小柄な人から大柄な人まで対応しているので安心です。カラーも3色から選べ、男女問わず人気のクロスバイクです。

キャノンデール（アメリカ）のバッドボーイ3は、漆黒のボディと片側しかないフロントフォークが強烈な印象のクロスバイクです。シリーズの中でも初心者向けのモデルですが、上位モデル譲りの高い剛性やフレーム内蔵のライトなどを備え、悪そうな外観に反してとても乗りやすいアーバンバイクです。油圧ディスクブレーキと650B×40cタイヤで悪路走破性もバッチリです。

ジャイアントと並んで台湾の2大自転車メーカーである、メリダの人気クロスバイクです。上位モデル譲りの軽量アルミフレームと高い剛性はそのままに、装備を見直すことで低価格でありながら完成度の高いバイクに仕上がっています。突出（としゅつ）した特性はありませんが、誰が乗っても扱いやすいので、初心者の人にもぴったりな一台と言えます。

スコット（スイス）の人気シリーズ「サブクロス」は、珍しいサスペンション付きクロスバイクです。堅牢なアルミフレームと45c（45mm幅）の極太タイヤに加え、フロントフォークにサスペンションを採用し、悪路走破性が高くMTBに近い味付けになっています。裾を巻き込みにくいチェーンガードや坂道も楽に走れる27段変速を備えていて、通学・通勤仕様にぴったりの一台です。