ビアンキのクロスバイク【C・Sport(Cスポーツ)】
ビアンキと言えば鮮やかなチェレステカラーが印象的な、イタリアの名門ブランドです。そんなビアンキが【SPORT】としてラインナップしているのが、いわゆるクロスバイクです。どのクロスバイクも評価が高く人気がありますが、この記事ではその中でもコンフォートタイプである【C・Sport(Cスポーツ)】について、特徴やインプレなどを紹介します!
ビアンキのクロスバイク【SPORT】シリーズ
ビアンキのクロスバイク【SPORT】シリーズは、スピード重視で高い運動性能を誇る【ROMA】と、コンフォート(快適)性重視の【C・Sport】があります。どちらも安定した走りと良心的な値段設定で、同価格帯の他社製品と比較しても高い評価を得ている、人気のクロスバイクです。
ビアンキのクロスバイク【C・Sport(Cスポーツ)】の種類
Cスポーツは【C・Sport1】と【C・Sport2】の2機種があります。1と2の大きな違いはブレーキ形状で、1がVブレーキ、2がディスクブレーキ仕様になっています。フレームのサイズ展開も豊富で、size43(適正身長目安153〜168cm)からsize55(適正身長目安173〜183cm)まであるので、幅広い身長に対応します。
C・Sport1
コンフォートクロスバイクとして評価が高かった人気モデル「カメレオンテ」の後継モデルとして、2019年から登場したのがこの【C・Sport1】です。定番のVブレーキを採用し、価格を抑えつつも高い安定性を実現しています。
C・Sport2
【C・Sport2】は2020年から投入されたモデルで、ディスクブレーキを搭載しています。雨の日でも高い制動力が得られるので、通勤・通学にもおすすめなモデルです。
ビアンキのクロスバイク【C・Sport(Cスポーツ)】の特徴
ビアンキのC・Sportシリーズの特徴を紹介します。C・Sportが乗りやすくて人気の理由がここにあると言えるでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
特徴①太めのタイヤ
クロスバイクとしては少し太めの700×35c(35mm幅)を履いています。タイヤが太い分だけ、転がり抵抗が大きくなりますが、路面からの衝撃吸収性も高くなるので、乗りごこちはとてもマイルドです。スピードよりもコンフォート(快適)性を重視しているモデルなことがうかがえます。
特徴②扱いやすいワンランク上の変速機能
変速機能はフロント3段、リヤ8段の24段変速です。フロント側はバッシュガードがついているので、ズボンの裾を巻き込みにくい使い勝手のよさも好印象です。リヤの変速機は、同価格帯のクロスバイクの多くが採用している「shimanoALTUS」よりもワングレード上の【shimanoACERA】を搭載しており、よりスムーズな変速が可能となっています。
特徴③【C・Sport2】size43のフレーム
C・Sportには女性や小柄な人でも乗れるsize43(適正身長目安153〜168cm)が用意されていますが、他とはフレーム形状が異なります。具体的には、ハンドルとサドル部分をつなぐ一番上のフレーム(トップチューブ)のスローピング(傾斜)角度が他のモデルよりも深く、またいだときに股下にフレームが当たりにくい設計となっています。
ビアンキのクロスバイク【C・Sport(Cスポーツ)】のインプレ
C・Sportシリーズの、クロスバイクとしての評価はどうなのでしょう。ユーザーのインプレからC・Sportの魅力やリアルな意見をみていきましょう。
インプレ①軽量かつ美しいフォルムのフレーム
フレーム素材は軽量なアルミ製です。ワイヤー類をフレーム内に通すことで見た目にすっきりしており、流れるような美しいデザインと相まった質の高い造形美が、女性にも人気の理由のひとつです。各フレームの取り付け位置や長さを最適化することで、ふらつきにくくてとても乗りやすい設計になっています。
インプレ②選べるカラー
車体色は人気の定番色「チェレステ」はもちろん、黒と白の計3色から選べます。チェレステと黒はツヤなしのマットカラーで、白はツヤありのグロッシーカラーとなっています。どの車体色にもチェレステカラーがアクセントとして入っていて、ビアンキらしさを表現していることも高評価です。
インプレ③こんな不満の声も
ツヤの有無は好みが別れるところで、チェレステがいいけどマットは苦手、といった人は選択肢から外れてしまうようです。他にはワイヤーが内蔵式なので、ワイヤー交換などのメンテナンスが難しく、自分でやるのはハードルが高いのがネックという意見もあります。
ビアンキのC・Sport(Cスポーツ)はおすすめのクロスバイク
ビアンキのコンフォートクロスバイク【C・Sport】を紹介しました。お手頃な価格ながら抜群の走行安定性と美しいデザインは、老舗ならではのノウハウとこだわりが惜しげもなく注ぎ込まれている証でしょう。太めのタイヤはマイルドな乗り心地で、多少の悪路でも問題なく走れます。お洒落なのに気軽に乗れる【C・Sport】はサイクルライフが楽しくなること間違いなしですよ。