記事の目次
- 1.TrekのEバイク verve+(バーブ)とは
- 2.verve+(バーブ)の概要
- 3.Eバイクverve+(バーブ)の特徴① 価格
- 4.Eバイクverve+(バーブ)の特徴② 重量
- 5.Eバイクverve+(バーブ)の特徴③ パワーユニット
- 6.Eバイクverve+(バーブ)の特徴④ バッテリー
- 7.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑤ ディスプレー
- 8.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑥ フレーム
- 9.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑦ 変速機
- 10.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑧ ライト
- 11.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑨ ブレーキ
- 12.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑩ タイヤ
- 13.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑪ マッドガード
- 14.Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑫ キックスタンド
- 15.ローステップモデル verve+Lowstepの概要
- 16.verve+ ユーザーからの評判
- 17.まとめ
TrekのEバイク verve+(バーブ)とは
verve+(バーブ)とは、Trek(トレック)が2018年に販売を開始したクロスバイタイプのEバイクです。トレックから国内向けに発売された初めての電動クロスバイクということもあり、大きな注目を集めました。Eバイク用アシストで大きなシェアを誇るBOSCHのシステムを採用し、優れたコストパフォーマンスから通勤通学用自転車として人気の高いモデルです。
Trek(トレック)とはどんなブランド?
Trek(トレック)は1976年にアメリカ・ウィンスコン州で創業した、世界最大規模の自転車メーカーです。現在は世界90以上の国と地域に販売網を持ち、別府史之選手も所属するUCIワールドチーム、Trek-Segafredo(トレック セガフレード)のスポンサーでもあります。エントリーモデルが豊富で、ロードバイク初心者からプロまで幅広いユーザーから支持されています。
Eバイクはどんな自転車?
verve+などの電動クロスバイクを含むEバイクとは、電動アシスト付きのスポーツサイクルのことです。一般的なママチャリ型の電動アシスト自転車と比較すると、Eバイクはスポーツサイクル専用に開発されたパワーユニットを搭載しているため、スポーツライドに最適なアシスト力・性能・軽快さを備えているのが特徴です。
e-bikeはペダルに加わったパワーを増幅させるアシストバイク。普通の自転車と同じくペダルを漕ぐが、常に追い風で走っているような感覚を得られる。
verve+(バーブ)の概要
それではいよいよ、verve+のスペックを確認していきましょう。verve+は、先進のパワーユニットなど、充実したスペックを備えながら、ほかの人気Eバイクと比較しても価格が安く、コストパフォーマンスのよい自転車です。その実力を詳しくチェックしてみましょう。また追って発売された、女性におすすめのverve+Lowstepも併せて紹介していきます。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴① 価格
verve+の価格は¥231,000(税抜)です。電動クロスバイクの中でも人気の高い、GAINTのESCAPE RX-E+ 価格 ¥280,000(税抜)や、ヤマハのYPJ-EC 価格¥260,000(税抜)と比較しても、verve+はかなりお得感のあるモデルだといえるでしょう。verve+は過去に一度、¥213,000(税別)から現在の価格に値上げされているので、これは値上げ後の価格です。値上げ後でもこのコストパフォーマンスの高さ、驚きです。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴② 重量
verve+の車体重量は20.57 kg。トレックの人気クロスバイク FX 3 Discが重量11.74 kgなので、それに比較するとかなり重い車体です。長距離を走るためのバッテリーや、駆動部分であるパワーユニットなどを搭載しているため、どうしても重量が大きくなってしまいます。しかし、アシストがあるため、走行中に重さを感じることはありません。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴③ パワーユニット
verve+に搭載されているActive Line Plusは、ドイツの電動ツールメーカー、BOSCHが日本向けに開発したEバイク専用パワーユニットです。BOSCHは電動アシストユニットのトップメーカーで、ヨーロッパを中心に70以上のEバイクに搭載されています。パワーユニットに搭載された3つのセンサーが状況を検知し、静かでスムーズな加速を実現しています。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴④ バッテリー
verve+のバッテリーは、Bosch(ボッシュ)のリチウムイオンバッテリー PowerPack 300を採用しています。300Whの大容量バッテリーでありながら、フル充電までは2.5時間。自己放電が少ないので、長期間使わなくても再充電なしですぐに使い始めることができます。バッテリーには使用開始から2年間、または充電500回の保証がついています。
PowerPack 300の航続距離
BOSCH製のパワーユニットにはアシスト力の大きい順に、ターボモード、スポーツモード、ツアーモード、エコモードの4つのモードがあります。もっともアシストの小さいエコモードの場合、最大で100㎞の距離をアシストできます。つまり充電なしで1週間、毎日10㎞の距離を通勤してもまだ余裕があるということです。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑤ ディスプレー
ハンドル中央に取り付けられた液晶ディスプレーには、速度、走行距離、走行時間、航続距離の4つの情報が表示されます。操作用リモコンを使い、親指一本で表示の切り替え、ライトのオンオフを操作できます。日中でも見やすい液晶画面には、USB給電ポートがついているので、走行中にスマートフォンなどを充電可能です。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑥ フレーム
verve+のフレームには、トレックが独自に開発したアルファアルミニウムが採用されています。このフレームは、トレックがカーボンフレームにも劣らない衝撃吸収性を持たせた軽量アルミフレームで、これまでアルミフレームに持たれていた、重量が重い、固い、路面の凹凸がダイレクトに伝わるといった先入観を覆す、新世代のアルミフレームです。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑦ 変速機
【再放送】TREK 2018年モデル:Bosch製ユニットを搭載した電動アシストバイク「Verve+」 https://t.co/U2dVzg3PHO pic.twitter.com/4fYtiGMXhe
— CyclingEX【サイクリング・イーエックス】 (@CyclingEX) November 28, 2017
リアディレイラーはSHIMANOのALIVIOシリーズ。グレードとしては中ほどに位置していますが、マウンテンバイク向けに開発されたコンポーネントは、耐久性に優れ、故障が少なく、長く使用できるのが特徴です。9段階の変速は、滑らかなギアチェンジと走りに合わせた細かな調整が可能です。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑧ ライト
フレームに初めから組み込まれたライトは、本体のバッテリーから電源を取っているので途中で切れる心配がありません。またバッテリーはアシストが切れても、ライトへの給電用の電力が残る設計になっています。フロントライト・テールライトともに、オンオフは手元のリモコンで操作できます。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑨ ブレーキ
verve+では、制動力の高い油圧ディスクブレーキを搭載しています。油圧ディスクブレーキは、軽い力でも十分にスピードをコントロールできるので、発進・停止の多い街乗りに最適のブレーキシステムです。また、雨天でも制動力が落ちないのもメリットの一つです。ディスクブレーキは速度調整の能力も高く、繊細なスピードコントロールが可能です。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑩ タイヤ
ボントレガー H5 Hard-Case Ultimate 42cタイヤ は舗装路からオフロードまで対応した、太めのクリンチャータイヤです。多くのクロスバイクが28mm~35mmのタイヤを装着しているのに比較して、verve+ではそれよりも一回り太い42mm幅を採用。段差も難なく乗り越えられます。またタイヤのサイドに取り付けられた反射板によって、夜間も自転車の存在をアピールできます。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑪ マッドガード
verve+では、前後のタイヤにマッドガード(泥除け)が装備されています。ですから、雨の日でも泥はねを心配する必要がありません。通常のクロスバイクでは、重量を軽くするためにマッドガードがない場合も多いですが、verve+では標準装備となっています。こういった点も通勤通学用として支持されているポイントです。
Eバイクverve+(バーブ)の特徴⑫ キックスタンド
クロスバイクの多くには、スタンドがついていません。ですが、街乗りや通勤通学で使うならスタンドは、ないと不便なアイテムです。verve+には、リアタイヤにキックスタンドが標準装備されているので、オプションパーツとして買い足す必要がありません。立てかける場所がなくても、好きなときにさっと立たせることができます。
続いて、verve+Lowstepとverve+ユーザーからの評判をご紹介!
水色:verve+搭載のPowerPack300 青色:PowerTube500