【2021年最新】グラベルクロスバイクのおすすめモデル10選!

【2021年最新】グラベルクロスバイクのおすすめモデル10選!

未舗装路を力強く走破するグラベルロードが大流行していますが、その流れがグラベルクロスバイクを生み出しました。グラベルを積極的に走りたいけどロードバイクを買うほどじゃないという方におすすめです。今回はグラベルクロスバイクの特徴を解説、おすすめモデルも紹介します。

記事の目次

  1. 1.グラベルクロスバイクとは?
  2. 2.グラベルクロスバイクの特徴
  3. 3.【2021年最新】グラベルクロスバイクおすすめランキング10位~4位
  4. 4.【2021年最新】グラベルクロスバイクおすすめランキング3位~1位
  5. 5.グラベルクロスバイクはサイクリングの楽しみ方を広げてくれる!

グラベルクロスバイクとは?

出典:トレック

「グラベル」は「砂利道」という意味で、日本では未舗装路全般に使われます。したがって、グラベルクロスバイクを直訳すると「未舗装路用のクロスバイク」になります。クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクの中間的な資質を持ちます。ただし、近年は細いタイヤにやや深い前傾姿勢となる攻撃的ジオメトリなど、「スピードクロス」とも呼ばれるロードバイク寄りのクロスバイクが人気です。そういったトレンドのモデルとは違い、未舗装路も力強く走破できるのがグラベルクロスバイクです。

街乗りマウンテンバイクの衰退

クロスバイクがまだ無く、ロードバイク=レース機材だった時代は、街乗りスポーツサイクルと言えばマウンテンバイクでした。本分である山道や森林の中を走るのはもちろん、歩道との段差やちょっとした砂利道なども走れることから、街乗り車としても人気がありました。それがクロスバイクの誕生やロードバイクの多様化により、マウンテンバイクは街乗りの用途を失っていきます。

グラベルロードの大流行と街乗りマウンテンバイクへの原点回帰!

近年「グラベルロード」が大人気となり、グラベルクロスバイクもその流れに乗って登場しました。また、街乗りマウンテンバイクへの回帰とも言えます。前述したクロスバイクのロードバイク化は、街乗りにとっては弊害もあります。攻撃的なジオメトリは視野を狭め、細くなっていくタイヤは安定感を失い、街乗り派のライダーには不便を感じることも多々ありました。そこで誕生したのが、太いタイヤを履き、上体を起こし車体を安定させて走れる形状である、従来機種との違いがハッキリしているグラベルクロスバイクなのです。

グラベルクロスバイクの特徴

ここではまずグラベルクロスバイクの特徴について解説します。一般的なクロスバイクとの違いを把握することでメリット、デメリットが見えてきますし、選び方の参考にもなります。

グラベルクロスバイクの特徴①太いタイヤ

出典:ジャイアント

グラベルクロスバイクのタイヤは、一般的なクロスバイクよりも太めのものが採用されています。一般的なクロスバイクは28c(28mm)~32c(32mm)程度ですが、グラベルクロスは40c前後が標準で、後述する650B規格のホイールであれば50mmに迫るタイヤもあります。太いタイヤはエアボリュームが大きくクッション性があるため乗り心地がよくなります。また、歩道とのちょっとした段差や荒れた路面を難なくこなせますし、パンクのリスクも軽減されます。

グラベルクロスバイクの特徴②650Bホイール

出典:JAMIS

グラベルクロスバイクには多くのマウンテンバイクに採用されている650B規格のホイールが採用されている機種があります。一般的なクロスバイクは700c規格のため、外周がひとまわり小さくなります。650B規格を使用することで、700cに比べ太いタイヤを装備できる上に、太いタイヤを装備すれば車輪の外周が一般的なクロスバイクに近づくため、走行性能を落とさずにタイヤを太くできるメリットがあります。

グラベルクロスバイクの特徴③ディスクブレーキ装備

出典:ジャイアント

グラベルクロスバイクの多くはディスクブレーキを装備しています。一般的なクロスバイクにも普及していますので大きな違いではありませんが、特に「油圧式」を採用している機種が多いのがグラベルクロスのメリットと言えます。天候に左右されない安定した制動力が望める上に、油圧式は軽い力でレバーを引いてもしっかりブレーキングできるため、長距離で握力が弱ってきても安心ですし、手の小さい女性にもおすすめです。

グラベルクロスバイクの特徴④カスタムしやすい!

出典:JAMIS

グラベルクロスバイクはキャリア(荷台)や泥除けを取り付けやすい仕様になっています。中にはフロントフォークの左右に3つずつ取付け穴がある機種や、フロントバッグを取り付けやすい形状のハンドルを採用している機種もあります。街乗りがしやすくなるだけでなく、荷台にバッグを積んでより多くの荷物を持てることから、ツーリング仕様へのカスタムが推奨されている機種も多いです。

【2021年最新】グラベルクロスバイクおすすめランキング10位~4位

出典:トレック

ここからは2021年最新モデルのグラベルクロスバイクを、おすすめランキング形式で紹介します。まずは10位~4位までの7機種を解説します。

グラベルクロスバイクおすすめランキング10位:GT(ジーティ)TRANSEO COMP V2

出典:GT
マウンテンバイクのトップメーカー「GT」らしい、フロントサスペンション付きのグラベルクロスバイクです。40cタイヤのエアボリュームとサスペンションの効果で、走破性と乗り心地のよさはこの価格帯で群を抜きます。

TRANSEO COMP V2のスペック

・参考価格(税込):¥63,580
・サイズ:S(420mm)、M(470mm)、L(520mm)
・カラー:グレー
・フレーム:アルミ
・フォーク:サスペンションフォーク(63mmトラベル)
・タイヤ(ホイール)サイズ:700×40c
・重量:13.5kg(Mサイズ)

グラベルクロスバイクおすすめランキング9位:BREEZER(ブリーザー)DOPPLER CAFÉ

出典:BREEZER
BREEZERはマウンテンバイクの産みの親の1人である「ジョー・ブリーズ」が立ち上げたメーカーであり、現在もオフロード車に絶大な人気を誇ります。DOPPLER CAFÉは頑丈なクロモリフレームに650Bのホイール、キャリアや泥除けを取り付けやすくツーリング車仕様へのカスタムも自在であり、今のグラベルクロスバイクのお手本のような存在です。

DOPPLER CAFÉのスペック

・参考価格(税込):¥140,800(ハブダイナモ付属¥171,050)
・サイズ:49cm, 52cm, 54cm, 56cm
・カラー:Deep Blue
・フレーム:クロモリ
・フォーク:クロモリ
・タイヤ(ホイール)サイズ:650B×47c
・重量:未公表

グラベルクロスバイクおすすめランキング8位:NESTO(ネスト)GAVEL FLAT

出典:NESTO
NESTOは誰もがスポーツサイクルを楽しめる「次のふつう」を目指す日本ブランドです。こちらはフラットバーハンドル装備のロードバイク「フラットバーロード」なのでジャンル違いではあります。しかし、衝撃吸収性に優れたフレーム形状に太いグラベル用タイヤ、油圧式ディスクブレーキなど、グラベルクロスバイクとしての資質は十分すぎるほどなのでおすすめします。

GAVEL FLATのスペック

・参考価格(税込):¥97,900
・サイズ:470mm(155-165cm)、500mm(165-175cm)、530mm(175-185cm)
・カラー:マットブラック
・フレーム:アルミ
・フォーク:カーボン(コラムはアルミ)
・タイヤ(ホイール)サイズ:700×38c
・重量:10.6kg

グラベルクロスバイクおすすめランキング7位:SPECIALZED(スペシャライズド)Sirrus X 4.0

出典:SPECIALIZED

アメリカのスペシャライズドはどんな自転車でも衝撃吸収性を重視しているため、グラベルクロスバイクは専門分野とも言えます。「Sirrus X」はノーマルSirrusとの違いを鮮明にするためにグラベル仕様となっており、現代のレースシーンに欠かせない存在にまでなったスペシャライズドの高性能フレームと相まって、レベルの高いグラベルクロスに仕上がっています。

Sirrus X 4.0のスペック

・参考価格(税込):¥154,000
・サイズ:XS、S、M、L、XL
・カラー:グロススモーク・クールグレー・サテンブラックリフレクティブ
・フレーム:アルミ
・フォーク:カーボン
・タイヤ(ホイール)サイズ:700×38c
・重量:未公表

グラベルクロスバイクおすすめランキング6位:MARIN(マリン)NICASIO SE

出典:MARIN

アメリカのMARINは、街乗りやオフロード(未舗装路)モデルを多く手掛けるメーカーです。「NICASIO SE」はしなやかなクロモリフレームに650Bホイールのメリットを活かした50mmに迫る太いタイヤを装備し、爽快に走れて乗り心地もよいグラベルクロスバイクです。

NICASIO SEのスペック

・参考価格(税込):¥74,800
・サイズ:47(140cm~149cm)50(150cm~159cm)52(160cm~169cm)54(170cm~179cm)56(180cm~189cm)
・カラー:マットブラック・マットオリーブ・マットグレー・マットパープル・マットレッド・マットマスタード・マットブラウン・グレー
・フレーム:クロモリ
・フォーク:クロモリ
・タイヤ(ホイール)サイズ:650B×47c
・重量:未公表

グラベルクロスバイクおすすめランキング5位:RALEIGH(ラレー)RFF Radford-F

出典:アラヤ・ラレー
ラレーはクラシカルなデザインに現代の仕様をミックスし、実用性の高いバイクを製造するイギリスメーカーです。RFFはラレーらしい細身でスタイリッシュなクロモリフレームに、40cのグラベル用タイヤと油圧式ディスクブレーキを組み合わせた、グラベルクロスバイクです。

RFF Radford-Fのスペック

・参考価格(税込):¥90,200
・サイズ:460, 520mm
・カラー:ディープグレー、ミスルートカーキ
・フレーム:クロモリ
・フォーク:ハイテン
・タイヤ(ホイール)サイズ:700×40c
・重量:13.4kg(460mmサイズ)

グラベルクロスバイクおすすめランキング4位:TREK(トレック)Dual Sport 3

出典:トレック
トレックはロードバイクでもマウンテンバイクでも世界トップクラスと評されるメーカーですから、クロスバイクにも定評があります。「Dual Sport 3」はシリーズのミドルグレードで、舗装路でも効率よく走れる2×9速仕様です。もちろんサスペンションフォークやパンクしにくいタイヤなどグラベルへの備えも万全で、オールマイティに使えるグラベルクロスです。

Dual Sport 3のスペック

・参考価格(税込):¥94,600
・サイズ:S、M、L、XL
・カラー:リチウムグレー、ファクトリーオレンジ
・フレーム:アルミ
・フォーク:サスペンションフォーク(63mmトラベル)
・タイヤ(ホイール)サイズ:700×40c
・重量:13.45kg(Mサイズ)

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【2021年最新】グラベルクロスバイクおすすめランキング3位~1位

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