浜名湖でサイクリングする際に訪れたい観光地＆グルメスポット10選！

ぬくもりの森は、女性やカップルの寄り道におすすめの場所です。ぬくもりの森は舘山寺から東に５kmほどの、住宅街の坂道を抜けた森の中にあります。建築家の佐々木茂良氏が独自の建築で築きあげてきた、中世ヨーロッパのような風景は一見の価値ありです。雑貨ショップ、ケーキショップ、レストラン、ミニギャラリーが立ち並び、どれもおとぎ話の中のような空間と、おいしい料理や菓子を楽しめます。入場料は400円です。

新居関所は、浜名湖南側にあります。関所は、江戸幕府が江戸を守るために、全国53か所に設置されていた検問所です。関を設けて「入り鉄砲と出女」を取り締まりました。浜名湖の今切口にあった新居の関所は、箱根と並び、東海道の最大の要所でした。1600年に徳川家康によって設置され、幕府直轄の関所として、最高の警備体制が敷かれていました。53の関所のうち現存するのはここだけです。

きらく市食堂は、浜名湖の今切にある、体験の里「海湖館」内にある食堂です。かきは、うなぎと並ぶ浜名湖の名物。冬場はかき小屋で、浜名湖の風景を見ながらの焼きガキは最高です。また、きらく市では、浜名湖の海の幸を「食」で体験できるプログラムを開催しています。時間がある方は、他ではできない体験ランチをぜひ堪能してください。周辺には、海水浴場や釣り公園、400台の駐車場も併設されています。

魚あらは、浜名湖の漁港「舞阪」の老舗のお店です。旬の味覚・季節の幸をふんだんに使った料理が自慢です。目の前に広がる浜名湖の雄大なパノラマを眺めながら、新鮮な海の幸を味わえます。午前中にロードバイクで1周してランチにぜひ寄ってみたいお店です。

魚あらの一番のおすすめは活天丼です。「活」がついているのは、いけすで泳いでいたクルマエビを注文を受けてから、水揚するので新鮮だという意味。ごま油でさっと揚げた、クルマエビの天丼はサックサクで最高です。

浜名湖と言えば、やはり、うなぎはランチには外せない逸品ですよね。清水家は、浜名湖の北側、気賀の関所の近くにあるうなぎ屋です。三代続くこだわりの味は、一匹ずつ個性の違ううなぎを見極めて、焼き加減を変えています。濃い目の甘辛いタレが絡めた、うなぎは極上の味わいです。木の温もりを感じる店内は座敷もあり、ゆっくりと自転車のつかれを癒しながら、堪能できます。

浜松のうなぎは、注文してから、焼き上げてくれますので早くても注文から30分はかかります。当然、休日のランチタイムは混み合いますので、時間に余裕をもって立ち寄るのがよいでしょう。また、駐車場は、お店手前の電車の高架横にもありますので、車での寄り道も安心です。

長坂養蜂場は、浜名湖の北側、瀬戸から北へ2kmの距離の猪鼻湖岸にあります。三代続く養蜂家が営むお店です。人気のはちみつは、持ち込みのビンに測売りでビンに入れてくれますよ。また、いろいろや種類のはちみつを、前田のクラッカーと一緒に試食できるサービスもあります。

店内は、はちみつはもちろん、はちみつを使ったラスクや飴など、どれもおいしいものが並んでします。おすすめはパンにぬって食べる、「はちみつマーガリン」と、「しっとりはちみつ芋」です。「しっとりはちみつ芋」はジッパー付きの袋に入っていますのでサイクリングの補給にぴったりです。ぜひ寄り道して食べてみてください。

長坂養蜂場の隣に、入河屋があります。明治18年より130年続く、素材にこだわった和洋菓子のお店です。Cafeも併設されていますので、ちょっとロードバイクを降りて、コーヒーで一服するにはもってこいの場所です。おすすめは「三ケ日ミカンソフト」と「かりんとうまんじゅう」です。「かりんとうまんじゅう」は、表面がカリッと中はしっとりでたまらない触感で、やみつきになります。

最後に、浜名湖での絶景を楽しみたい方には、朝がおすすめです。特に日の出の時間は東から上る朝日が湖面に映り、ひとときだけの美しい風景に出会えます。浜名湖東側のガーデンパーク付近の橋が絶景スポットです。ガーデンパークへは弁天島からの所要時間は10分～20分程度です。

空気が澄んでいるときは、浜名湖北東側に富士山が望める絶景に出会えることもあります。富士山と行きかう小舟は独特の風景はよい旅の思い出になります。

浜名湖１周サイクリングでの、観光やグルメスポットを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。浜名湖は寄り道スポットが満載で、なかなか1回でまわり切れません。また同じロードマップでも季節や時間が違うと、新たな美しい風景に出会えます。今回の記事や地図を参考に、皆さんのお好みの浜名湖1周プランや寄り道を楽しんでください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。