Zwift対応のローラー台購入ガイド!種類や性能からおすすめまで解説!

Zwift対応のローラー台購入ガイド!種類や性能からおすすめまで解説!

かつてローラー台を使った室内トレーニングは、単調で退屈なものでした。しかし、zwiftの普及がそれを一変させました。zwiftを始めたいけど、ローラー台はどんなものを選べばいいのか。その種類や性能の違い、おすすめの商品などを紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.zwiftとは
  2. 2.zwiftには必須になるローラー台の種類
  3. 3.zwiftを楽しむための必要な性能
  4. 4.zwift対応のおすすめローラー台:タイヤドライブ
  5. 5.zwift対応のおすすめローラー台:ダイレクトドライブ
  6. 6.zwift対応のおすすめローラー台:3本ローラーその他
  7. 7.まとめ

zwiftとは

Photo by verchmarco

zwiftとは、自転車を漕ぐ動きに対応して画面上のアバターを動かし、室内にいながら実際の風景のような、リアルな仮想空間でサイクリングを疑似体験できるバーチャルオンラインゲームです。ただ走るだけでなく、自分の速度やパワーが画面上に反映されたり、さまざまなイベントやワークアウトメニューも用意され、単調な室内トレーニングを楽しくしてくれます。まだ、日本語の対応は十分ではありませんが、近年国内でもユーザーが急増しています。

zwiftには必須になるローラー台の種類

出典:筆者撮影

種類①固定ローラー台

固定ローラー台は、自転車の後輪に当たる部分を台に固定する方法で、室内でも高強度、高出力のトレーニングが安心して行なえます。固定ローラー台には、後輪の設置方法によって違いがあり、それぞれ機能や価格に特徴が出てきます。

タイヤドライブ式

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比較的低価格から始められることもあって、タイヤドライブ式が室内トレーニング用ローラー台では現在最も普及しているタイプです。後輪のタイヤと、ローラー台の樹脂ローラーとの摩擦で、データを計測し送信する方式です。静音性については価格により差があり、また、タイヤの摩耗があるので専用のトレーニングタイヤが必要です。

ダイレクトドライブ式

Photo by Glory Cycles

ダイレクトドライブ式は、後輪のホイールを外し、自転車をローラー台本体と直接つなげる方法です。より高性能で正確で素早いデータが反映できること、静音性に優れていることが特長です。価格の高さがネックですが、最近ではダイレクトドライブ式でも価格の安いモデルが登場しており、徐々に室内トレーニングのスタンダードとなりつつあります。

種類②3本ローラー台

一方で、3本ローラー台は、文字通り3本の回転するローラーを付けた台の上で、何の支えもなく自分でバランスを取りながら自転車を回す方式で、ミノウラの3本ローラー台は古くから定番商品です。不安定さをあえて作り出すことで、持久トレーニングの他に、体幹を鍛えたり正しいペダリングを身につけるのに有効です。ただしフォームが悪かったり、バランスを崩したりすると簡単に転倒してしまうので、慣れない人には大変です。また固定ローラーに比べて静音性は高くないので室内で使用するには注意が必要です。

種類③スピンバイク

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室内トレーニングをメインにしていて、スピンバイクを使用している方もいると思います。これはジムのエアロバイクよりもロードバイク寄りで、正確な運動データを取るのに使われています。ただ、これらのスピンバイクの多くは、センサーの取付が難しい形状になっているため、不可能ではありませんが、zwiftには向きません。

zwiftを楽しむための必要な性能

出典:https://zwift.com/ja/

スマートトレーナーならすぐにzwiftができる

zwiftの仕組みは、ペダルを回した回転を信号に変換し、データをPCやiPadなどの端末に送ります。それには、BluetoothやANTと呼ばれる規格に対応したセンサーが必要です。zwift対応のローラー台というのは、このセンサーが最初から内蔵されている、スマートトレーナーのことを指します。PCやiPad、スマートフォンなどはいまや誰でも持っているので、サイクリストはこのスマートトレーナーさえ買えばすぐzwiftを始められるのです。

自動負荷

スマートトレーナーの性能で最も大事なのが、自動負荷機能に対応しているかどうかです。従来の安い固定ローラー台だと、手元でレバーやダイヤルを動かし、自分で負荷を調整しなければなりませんでした。これに対し自動負荷機能は、zwiftのゲーム画面で地形の情報に応じて、スマートトレーナー本体の駆動部分に自動で負荷がかかる機能です。これによって、坂にさしかかると勾配に応じてペダルが重くなる感覚が再現できるのです。

パワーメーター

Photo by Glory Cycles

zwiftを楽しむために、ぜひとも欲しい機能がパワーメーターです。もちろんなくてもzwiftは楽しめますし、zwiftでは、自分の体重とケイデンスなどを元にパワー数値を割り出すzPowerという機能があります。ただし、この数値はあまり正確ではなく、実際より高めに計測される傾向があります。トレーニング目的でzwiftを使う方は、パワーメーターを付けるか、最初からパワー測定機能のあるスマートトレーナーを購入しましょう。

静音性

Photo byernie114

zwiftに限ったことではありませんが、室内のトレーニングで気を付けなければならないのはローラー台を回す時に出る音です。家族と一緒に暮らして室内で音が響くと怒られてしまいますし、アパートや集合住宅なら隣近所に迷惑をかけてしまいかねません。日本の住宅事情では、静音性も重要な要素です。

zwiftの日本語の説明は?

市販のスマートトレーナーは、その多くが海外製品です。多くは多言語の取扱説明書で、日本語がない場合も多く、最低限英語で理解するしかありません。wahooやxplovaなどはホームページで日本語マニュアルがありますし、Eliteは詳細なイラストがついているので日本語の説明がなくても大丈夫です。当然ながら日本語の説明書が充実しているのは日本のメーカーであるミノウラです。

zwift対応のおすすめローラー台:タイヤドライブ

おすすめタイヤドライブ①ELITE TUO(トゥオ)

TUO(トゥオ)は、数多くのスマートトレーナーを世に出してきたELITEの最新作です。脚の部分にブナ材を使うなど、その美しいコンパクトデザインと高性能が両立した一台。最大再現勾配10%を再現する自動負荷に加え、パワーメーターリンク機能を搭載。パワーメーターを使っていなくても±3%という少ない誤差でデータを出してくれる、まさにzwiftへの対応を念頭に置いた期待の逸品です。これだけの性能を備えて定価55,400円と、コストパフォーマンスの高い製品です。

おすすめタイヤドライブ②tacx Bushido Smart

Tacx(タックス) Bushido Smart

参考価格: 96,800円

出典: Amazon
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tacxのタイヤドライブトレーナー、Bushido。日本語の「武士道」をその名に冠し、確実にこの価格帯の定番商品の地位を確立しています。何といっても、タイヤドライブ式では最大の再現斜度15%が魅力。zwiftでも12%超えの勾配が出てきますので、リアルにコースの全てを楽しみつくせます。自動負荷には珍しい外部電源を必要としないタイプなので、コンセントのない場所でも設置できます。

おすすめタイヤドライブ③ミノウラ スマートターボ KAGURA LST9200

ミノウラ(MINOURA) サイクルトレーナー Smart Turbo KAGURA 神楽 LST9200 スマートフォン対応 タイヤドライブ式 固定/自重モード搭載

参考価格: 66,394円

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KAGURA LST9200は、3本ローラーで有名なミノウラが満を持して送りだした自信作です。KAGURAとはもちろん日本語の「神楽」。神の前で舞う優雅さをイメージし、苦しいトレーニングを楽しんでもらいたいという意味が込められています。電源使用時2000Wものハイパワーに加え、ダイレクトドライブにも劣らない静音性を誇ります。その重量感ある堅牢な作りに、ミノウラの自信とプライドが現れています。

続いて、zwift対応のおすすめローラー台(ダイレクトドライブ)を紹介!

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zwift対応のおすすめローラー台:ダイレクトドライブ

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