ロードバイクを始めるときに必要なもの
シティサイクルには装備されているのに、ロードバイクには付属していないものもたくさんあります。中には、装備していないと交通違反となるものもあるので注意が必要です。始めるにあたって、とりあえず必要なものや購入をおすすめするアイテムを挙げてみましょう。
必要なもの①ライト
夜間走行においては、フロントライトを点灯していないと交通違反となります。リアは反射板がついていれば問題はありませんが、車からの視認性という意味ではリアライトもあったほうが好ましいです。
フロントライトの選び方
フロントライトは、明るさおよびバッテリー形式で選びます。明るさの単位はルーメンで表し、数字が大きいほうが明るいです。街灯の多い街乗りがメインであれば100~300ルーメン、都市部なら400~800ルーメン、郊外の場合は1000ルーメン以上をおすすめします。
充電式か乾電池式か
バッテリー形式は充電式と乾電池式に大別できます。充電式のメリットはランニングコストが安い点、乾電池式のメリットはライド中にバッテリーが切れてもコンビニなどで簡単に購入できる点です。最近は充電式が多くなっていますが、どちらを選ぶかは使う状況次第でしょう。
必要なもの②ベル
ベルもついていなければ違反になります。とはいえ使う機会はほとんどないので、はっきり言って鳴ればどんなものでもいいでしょう。
必要なもの③鍵
ロードバイクにおすすめする鍵は、ワイヤーロック、チェーンロック、U字ロック、ブレードロックの4種類がメインです。どれが適しているかは、ロードバイクの使い方によって決まります。
鍵選びの注意点
ワイヤーロックは比較的軽くて安価ですが強度に不安があるものがある、チェーンロックは強度はあるものの強度に比例して重量が増える、U字ロックは盗難を防ぐには最適な鍵といえますが、重く持ち運びにくい、ブレードロックは折りたためるので持ち運びしやすいけれども、強度と重量が比例するなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。
必要なもの④空気入れ
頻繁に空気を入れる必要あり
パンクのリスクを減らすためにも、ロードバイクは最低でも2週間に1度は空気を入れる必要があります。乗っていなくても自然に空気は減っていくので、空気入れは必需品です。
エアゲージ付きがおすすめ
ロードバイクの多くは仏式バルブなので仏式バルブ対応の空気入れが必要です。空気入れによってはアダプターを交換することで普通の自転車にも対応できるものもあります。空気圧も非常に重要なので、空気圧の確認ができるエアゲージ付きのほうが好ましいです。
必須アイテム⑤ヘルメット
義務ではないが必須
自転車でヘルメットの着用は義務ではありませんが、原付バイク程度の速度が出るロードバイクにおいては、ヘルメットを着用することをおすすめします。自転車の死亡事故の60%以上が頭部の損傷ですが、ヘルメットを被っていれば命は助かったかもしれません。
初心者でなくてもヘルメットを被ろう
一流メーカーのヘルメットでも、5~6,000円程度で入手できます。安全性については高価なヘルメットと比較してもあまり違いはなく、おもに重量や通気性、快適性に差があるケースがほとんどです。メーカーでは3年程度で寿命を迎えるとしているので、入門にあたっては手頃な価格のものでもいいでしょう。
まとめ
ロードバイク選びは簡単なようでなかなか難しいものです。しかし、どれがいいだろう、これもいいな、などと迷っている間も楽しいものです。紹介してきたロードバイクの選び方や注意点が参考になれば幸いです。すてきな愛車を見つけて、楽しいロードバイクライフを始めましょう。
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