キャリーミーってどんな折りたたみ自転車?特徴・性能・使い勝手は?

キャリーミーってどんな折りたたみ自転車?特徴・性能・使い勝手は?

さまざまなタイヤサイズ、折り畳み機構の自転車があるフォールディングバイクの中でも、特に小さなタイヤと折り畳みの簡単さ、輪行時の軽さで人気の車種がキャリーミーです。そんなキャリーミーの特徴を生かした、楽しい自転車遊び&活用術を紹介します。

記事の目次

  1. 1.最小の折り畳み自転車「キャリーミー」
  2. 2.キャリーミーの特徴&評判
  3. 3.キャリーミーの5つのメリット
  4. 4.キャリーミーの魅力まとめ

最小の折り畳み自転車「キャリーミー」

キャリーミー(Carry Me)とは、台湾・パシフィックサイクル社から発売されているフォールディングバイク(折りたたみ自転車)です。趣味の自転車として、ロードバイクやマウンテンバイクのような本格的スポーツバイクにも勝るとも劣らない人気を誇っているのが小径車「ミニベロ」で、その中でも個性的な形状やスタイル、よく考えられた折りたたみ機構など、乗って楽しい、所有して楽しいのがフォールディングバイクです。

キャリーミーの特徴&評判

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そんなフォールディングバイク界でも軽量&極小タイヤで大注目の「キャリーミー」の3つの特徴を紹介していきましょう。

特徴&評判①自転車離れした個性的なルックス

キャリーミーの特徴といえば、ミニベロの中でも特に飛び抜けて小さなタイヤで、そのサイズは何とわずか6インチ!フレームまわりもコンパクトなサイズ感でほかのミニベロやスポーツバイクのどれとも似つかないルックスは、是非とも自分の自転車コレクションの中に加えておきたくなってしまいます。

カラーオーダーも可能

フレームのカラーリングも標準で8色の中から選べるほか、追加料金で全78色、ツートンカラーであればロゴマーク含めて約5万通り近い組み合わせからのカラーオーダーも可能なので、自分の好みにあった車体が手に入るのも大きな魅力です。しかもカスタムオーダーカラーの塗装は「粉体塗装」という丈夫で発色のいい塗装技術を採用しているので、高級感のある仕上がりにもなります。

特徴&評判②10秒で折りたためる簡単機構

フォールディングバイクの中でも最も重要なポイントとなるのが、折りたたみ性能です。各モデルごとに個性的な機構が見られますが、キャリーミーはストッパーのリリースと締め込みだけでわずか10秒ほどで折りたたみ&展開が可能となっています。しかも、折りたたみ後のサイズはビニール傘よりも一回りくらい大きいサイズの、超コンパクト仕様です。乗る以外にも、折りたたむことも楽しいのがキャリーミーの大きな特徴です。

純正キャリアならそのまま折りたためる

また、これだけコンパクトに折りたためるにもかかわらず、メーカー純正オプションで車体と一緒に折りたためるキャリアも発売されており、荷物の多いツーリング旅も楽しむことができます。このサイズで泊りがけのツーリングもできるので、自転車旅の幅が一気に広がります。

特徴&評判③想像以上の走行性能

これだけタイヤサイズが小さいと、本当にちゃんと走るの? と思われがちですが、キャリーミーは、その小さなタイヤサイズに合わせた適切なギヤの歯数で設計されているためペダルひと踏みで、そのルックスからは想像もつかない程よく進みます。おおよそひと踏みあたりでの進み方はママチャリ(一般車)とほぼ同等レベルで、走行性能は十分というか、想像以上に高いです。

段差には注意

キャリーミーの進み方はママチャリ(一般車)とほぼ同等レベルですが、タイヤが小さいので路面の影響を受けやすい側面があります。特に歩道などの段差には気を付ける必要があるでしょう。

キャリーミーの5つのメリット

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メリット①保管しやすい

キャリーミーを折りたたんだ時のサイズはおよそ32cm(幅) x 25cm(奥行) x 91cm(高さ)。マンションやの玄関にも邪魔にならないサイズで立てかけておくことができるコンパクトさです。防犯対策が必須な高級自転車にとって、気軽に室内に持ち込めるのは大きなメリットです。このほかにも、旅先のホテルや旅館でも輪行袋に入れれば手荷物として十分に持ち込み可能で、宿泊中に自分の自転車を気にする必要もなく、気楽に旅を楽しむことができます。

メリット②輪行が超簡単

キャリーミーはコンパクトさから重量も大変軽く、カタログ値でおよそ8.6㎏ほどです。これは、エントリーグレードのロードバイクとほぼ同じくらいの重さです。折りたたみ機構があるフォールディングバイクのなかでは、かなり軽量の部類に入ります。しかも、折りたたんだ時の形状が縦長になるので、専用の輪行袋に入れたときにも大変担ぎやすく、そのためカタログ重量ほどの重さを感じないのが魅力です。

メリット③どこでも自転車に乗れる

簡単に持ち運んで、簡単に展開できるということは、どこに行くにも気軽に持ちだすことができて、どこでも自転車に乗れるということです。たとえば2~3駅となりの、普段はなかなか降りない、行かない街を探検してみようという時などにキャリーミーはピッタリで、わずかな時間と費用で今まで気が付かなかった近場の魅力を新発見する楽しみ方もできます。ほぼ徒歩の延長で、ママチャリ同等の移動力を得ることができるのは、間違いなく普段の生活や休日の過ごし方を変えてくれます。

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また、オプションでタイヤの中までゴムが詰まっている「ソリッドタイヤ」というタイヤを選ぶことができ、このタイヤを装着するとパンクの心配と空気圧の管理の必要が無くなるので、より快適にキャリーミーを楽しむことができます。

メリット④注目を集めやすい

特徴的なルックスのキャリーミーで街中を走っていると、ほかの自転車に乗っている時よりも明らかに注目を集めます。中には「本当にちゃんとはしるの?」とか、「その小さいタイヤで、どれくらいのスピードが出るの?」と興味津々に聞いてくる方もおられるくらいです。特に、見知らぬ街にキャリーミーと一緒に出掛けると、それが地元の方とのコミュニケーションのきっかけにもなり、旅がより印象深く、楽しいものになること間違いなしです。

メリット⑤自転車仲間の輪が広がる

ミニベロは、それぞれのモデルに強い思い入れやこだわりを持った熱量の高いファンの方が多いのが特徴です。もちろん、キャリーミーも例外ではありません。フェイスブックにはキャリーミー愛好家が集う「CarryMe in Japan」というページがあり、定期的にオーナーズミーティングも開かれています。

キャリーミーの魅力まとめ

ここまでキャリーミーの特徴とメリットをご紹介してきました。まずはその特徴的なルックスに目を引かれ、本当にちゃんと走るのかが気になってしまいましたが、ひとつひとつのポイントを振り返ってみると、極めてたくさんのメリットがあるのがお分かりいただけたと思います。ロードバイクのような走行性能を突き詰めた本格的なスポーツバイクも楽しいですが、日常生活を刺激的なものに変えてくれるキャリーミーのような自転車もまた楽しいものです。ぜひ、スポーツバイク愛好家の方にも、セカンドバイクとしての検討をおすすめしたい一台です。

キャリーミーの特徴&メリット

  • 折り畳みが簡単
  • 省スペースで保管可能
  • 輪行がラク
  • 宿泊先でも手荷物として持ち込み可能
  • アイディア次第でカスタムも楽しい
  • 仲間が増えるイベントもある
馳走(はせ・はしる)
ライター

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