休むダンジングのコツとは?上り坂で疲れず走るための3つのポイント!

休むダンジングのコツとは?上り坂で疲れず走るための3つのポイント!

ロードバイクでのダンシングの方法に「休むダンシング」という漕ぎ方があります。言葉だけではよくわからない方も多いでしょうが、できるようになると非常に楽になります。今回は休むダンシングのコツやポイントの紹介と練習法、注意点を解説していきましょう。

記事の目次

  1. 1.休むダンシングとは
  2. 2.基本的なダンシングのやり方
  3. 3.休むダンシングの4つのコツ
  4. 4.休むダンシングのコツ①
  5. 5.休むダンシングのコツ②
  6. 6.休むダンシングのコツ③
  7. 7.休むダンシングのコツ④
  8. 8.上り坂で疲れず走るための3つのポイント
  9. 9.上り坂で疲れず走るためのポイント①
  10. 10.上り坂で疲れず走るためのポイント②
  11. 11.上り坂で疲れず走るためのポイント③
  12. 12.休むダンシングの練習方法
  13. 13.休むダンシングの注意点
  14. 14.まとめ

上り坂で疲れず走るための3つのポイント

休むダンシングをマスターしたら積極的に行っていった方が、楽に上り坂を速く走ることができます。では、具体的にどのような場面で、休むダンシングを取り入れるかのポイントを紹介していきます。

上り坂で疲れず走るためのポイント①

ポイント① 急こう配の上り坂で休むダンシングをする

上り坂でのメリットが大きい休みダンシングですが、勾配が急になればなるほど、その恩恵は大きくなっていきます。急勾配では足の力だけで進んでいくのは辛いので、休むダンシングを利用して体重をかけながら上ることで進みやすくなります。

上り坂で疲れず走るためのポイント②

ポイント② 上り坂で足が辛くなる前に休むダンシングをする

ヒルクライムレースや、ロードレースの上り坂の局面で、上っていて辛くなってくることも多いでしょう。しかし、そのようなときに休むダンシングを行うと、筋肉の疲労を少なくしながら上れるようになります。辛くなる前から適度に取り入れて、上り坂で勝負できるようになりましょう。

上り坂で疲れず走るためのポイント③

ポイント③ 平地でのロングライド中に疲労を軽減する

休むダンシングは、ロングライドでも効果的です。疲れてきた筋肉を休ませることができるだけでなく、長時間サドルに腰掛けていたお尻を浮かせることで、お尻の痛み軽減・防止にもつなげることができます。適切に休むダンシングを取り入れることで、普段よりも少ない疲労感で走ることができるでしょう。

休むダンシングの練習方法

Photo bygeralt

上り坂で積極的に練習しよう!

休むダンシングは体重を推進力に変えて行う必要があります。そのため練習を行う環境としては、体重を乗せやすい上り坂の方が行いやすいでしょう。短い上り坂を下から頂上まで休むダンシングのみで上るような練習をしてみると、コツがつかみやすいです。

積極的にいろいろなポジションを試してみる

上り坂で練習する場合には、上り口から、その頂上までの間をダンシングで上り続ける練習を行うと、楽にダンシングができる体の位置やペダリングの方法が見つかりやすいこともあります。

休むダンシングの注意点

休むダンシングを練習していくうえで、注意すべきことや、避けるべきことがあります。そのような注意点を知った上で、その注意点に気を付けながら練習を行うようにしましょう。

注意点① 踏み込みすぎない

体重をかけてペダリングを行いますが、ペダルを踏みこむ時間が長くなりすぎないように注意しましょう。ペダルが6時の方向に位置している下死点(回転力が発生しない地点)まで踏み込んでしまうと、推進力が生み出されないのでロスが生じてしまいます。また、頭の位置が上下してしまうので、安定性にも欠けてしまいます。

注意点② 無駄に自転車を振らない

ロードバイクのダンシングでは、適度に振ることが大切です。しかし、意識しすぎて振りすぎてしまうとバランスを保つことが難しくなるでしょう。不安定な状態でダンシングを行っていると、力のロスが大きくなってしまいます。

注意点③ 体はブレないようにする

ダンシングのときには体がブレないようにする意識は強く持つ必要があります。辛くなったときや、勾配が急な坂道では、体重を乗せようとするために体を左右に振るようにしてダンシングを行っている場合もあります。あくまでも左右に振るのはロードバイク本体だけで、体は左右にブレないようにしましょう。

まとめ

今回は、休むダンシングについてのご紹介を行いました。休むダンシングというワードを耳にしてもピンとこない方も多いかもしれませんが、マスターできれば今までよりも楽に走ることができます。ヒルクライムやレースだけでなく、ロングライドも楽になるのでぜひマスターしていきましょう。

ダンシングの注意点

  • 踏み込みすぎない
  • 自転車を振りすぎない
  • 体はぶれないようにする

以上のことに注意して、安定した状態でダンシングを行う必要があります。基本のダンシングをしっかりと身につけた上で、体重を最大限に利用した休むダンシングを練習しましょう。

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TS Rider
ライター

TS Rider

ロードバイクでアマチュア実業団E1カテゴリーでのレースを走っています。自転車の知識を伝えながら、自分自身の勉強になったらと思っています。

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