クロスバイクを中古で購入するポイント！購入場所やメリットなど解説

通勤や通学、街乗りからちょっとした遠出のサイクリングまで、クロスバイクはさまざまなシーンで活躍することもあり人気です。しかし、ママチャリやシティサイクルと比べると値段が高く、特に人気ブランドとなると気安く手を出せないという人もいるでしょう。

そんな際におすすめなのが、中古のクロスバイクを購入することです。車に中古車があるように自転車も中古自転車が販売されていますし、新車で買うより安い価格で手に入れることができます。そもそもの新車価格が高いクロスバイクやロードバイクの中古車市場は、結構盛況で人気があります。

中古クロスバイクを購入する最大のメリットは、定価より安い値段で購入できる点が挙げられます。ものによっては新品の3～4割、中には半額近い値段で手に入れることもできます。憧れの人気ブランドのクロスバイクでも、気軽に購入できるかもしれませんよ。

また新古車といわれる、ほとんど新品に近い状態で販売されているものもあります。こういったクロスバイクなら中古といえども見た目や乗り心地は新車と比べてもそん色はなく、値段が安くなっているので「お得」です。

クロスバイクやロードバイクは毎年モデルチェンジを行います。したがって、欲しいモデルやカラーがあるならその年に買っておかなければ手に入れるのは困難となってしまいます。しかし、中古を探せば絶版となったお気に入りモデルやカラーが見つかるかもしれません。

クロスバイクを選ぶにあたっては、予算が決まっていてその範囲内でモデルを探すという人が大半でしょう。中古クロスバイクの購入をも念頭に置いているなら、予算の幅から新車に加えて中古モデルの中からも検討することができるようになります。つまり、より多くのモデルからの選択が可能になるというわけです。

中古でクロスバイクを購入する場合には、プロショップや自転車販売店、リサイクルショップなどいくつかの方法がありますが、それぞれにメリット、デメリットが存在するので、それらをきちんと認識したうえで購入先を選ぶことをおすすめします。

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクの販売やメンテナンスを行うプロショップでは、中古を扱っているところもあります。いわば「スポーツバイクの専門家」ということもありメンテナンスはバッチリなので、初心者でも安心して購入できるでしょう。

ただし、中古を扱っている店舗が少ないことや扱っていても所有台数が多くないことなどで、希望するクロスバイクを見つけるのは簡単ではない可能性があります。また、価格も中古にしては比較的高めな傾向があります。

販売している中古自転車の大半がお客の下取りや知人からの買い取りなので、盗難車といった心配はなく安心できます。ただ、常時在庫があるわけではありませんし、あっても台数は少ないでしょう。また、ある程度のメンテナンス面は保証されますが、店舗によって技術の差があることもあります。

近年、「サイクリー」や「バイチャリ」といった中古自転車の売買を専門に行う業者が増えています。特にバイチャリは国内最大の店舗数・流通量を謳っています。最大のメリットは、取り扱い台数が多いのでお気に入りが見つけやすい点が挙げられます。激安モデルからハイエンドまで、幅広いモデルの中から携帯電話をチェックするだけで探すこともできます。

また中古パーツ関係も販売しているので、必要な部品を併せて購入することもできますが、取り扱い台数が多いだけに自転車の状態がさまざまな点がデメリットといえるかもしれません。また、プロショップなどと比べてメンテナンス面で不安が残る恐れもあります。

リサイクルショップでも自転車は扱っていて結構安価で購入することができますが、ママチャリやシティサイクルがほとんどでクロスバイクを見つけるのはなかなか難しいでしょう。またほとんどのリサイクルショップには整備のプロはいないので、メンテナンスの点ではほとんど期待できません。

プロショップがインターネット上で通販サイトを運営しているケースもあります。この場合、整備やメンテナンスといった面はしっかりしているので安心できるでしょう。また近くに店舗がないという人にとって便利ですし、携帯からでも簡単に探して購入が可能です。ただ、やはり試乗ができない点はデメリットといわざるを得ません。

店舗で購入するより安い値段で手に入れることができる点が最大のメリットです。中には激安なお値打ち品もあるかもしれません。また、出品数も多くいろいろなモデルを見つけることが可能なので選択の幅も広がります。中古のパーツも手に入ります。

デメリットとしては、実物を目の当たりにすることができず写真だけで状態を判断しなければならない点があります。キズや汚れなどのほか、事故車で見えない部分に亀裂があったといったリスクもあり得ます。メンテナンスに関しても期待しないほうがいいでしょう。さらに、サイズが合わなかったり盗難車の可能性などもないとはいえません。

友だちや知り合いなどから譲ってもらうという方法もあります。交渉次第では格安、激安で手に入れられるかもしれません。また、どんな乗り方をしていたかもある程度わかるので安心です。しかし、欲しいタイミングで譲ってもらえるか、また希望するモデルではない可能性が高いといった点がネックとなります。