Émonda(エモンダ)「SL5」と「SL6」5つの比較
Émondaを購入する際に「SⅬ5」と「SⅬ6」のどちらが自分の用途に合っているのか、「SⅬ5」と「SⅬ6」の違いや性能などを説明していきます。
Émondaの「SL5」と「SL6」の違い①コンポーネント
Émondaの値段
- 「Émonda SⅬ 5」(税別)¥223.000
- 「Émonda SⅬ 6」(税別)¥330.000
「SⅬ5」と「SⅬ6」で約¥100.000ほどの価格の違いがあります。その理由の1つとして、付いているコンポーネントのグレードが違います。
・「Émonda SL5」
・「Émonda SL6」
「SⅬ5」は105に対して「SⅬ6」は1つ上のグレードのアルテグラが装着されています。それにより「SⅬ6」はギアチェンジがスムーズに行う事ができます。
コンポーネントの比較
- 「SⅬ5」には「105」が装着されている
- 「SⅬ6」には「アルテグラ」が装着されている
Émondaの「SL5」と「SL6」の違い②ブレーキ
ブレーキにもÉmondaの「SⅬ5」と「SⅬ6」とでは装着されている物が異なります。
・「Émonda SL5」
・「Émonda SL6」
Émonda「SⅬ5」と「SⅬ6」は装着されているブレーキも違います。主に特徴的なのは「SⅬ5」はコンポーネントを全てShimanoの「105」ですが、「SⅬ6」はクランクやシフターなどはShimanoの「アルテグラ」が装着されていますが、ブレーキにだけ軽量の「Bontrager」製品を使用しています。
ブレーキの比較
- 「SⅬ5」のブレーキには「105」が装着されている
- 「SⅬ6」のブレーキには「Bontrager」が装着されている
Émondaの「SL5」と「SL6」の違い③ホイール
装着されているホイールが違うのも理由の1つです。「SⅬ5」には「Bontrager Affinityチューブレスレディホイール」が装備されています。「SⅬ6」はグレードが上の「Bontrager Paradigmチューブレスレディホイール」が搭載されており、重量が若干違います。
ホイールの比較
- 「SⅬ5」には「Bontrager Affinityチューブレスレディホイール」が装着されている
- 「SⅬ6」には「Bontrager Paradigmチューブレスレディホイール」が装着されている
Émondaの「SL5」と「SL6」の違い④シートポスト
「SⅬ5」と「SⅬ6」ではサドルを支える「シートポスト」の素材が違います。「SⅬ5」のシートポストにはアルミ製の物を使用しており、「SⅬ6」にはカーボン製の物を使用しています。それにより、路面から受ける振動や軽さが異なります。
シートポストの比較
- 「SⅬ5」には Bontrager Ride Tuned alloy seatmast というアルミ製の物を使用
- 「SⅬ6」には Bontrager Ride Tuned carbon seatmast というカーボン製の物を使用
Émondaの「SL5」と「SL6」の違い⑤フロントフォーク
https://t.co/I7cC8rEQfK
— _beni/H.Sasa (@_beni_omusoba) November 25, 2018
んーー???
ステムコラム?の所に、こんなにたっぷりグリスいるんですかね………無駄にしか見えないんですが………
んー…………
というか、ベアリングのみグリスアップだけでよさそうな気もする素人目なのですが
それでも多いような pic.twitter.com/q3Ry6oaB5M
「SⅬ5」と「SⅬ6」は「フロントフォーク」にも使用している素材が違います。見えない場所ですが「ステムコラム」の部分です。「SⅬ5」はフロントフォークはカーボンですが、ステムコラムの部分だけ「アルミ」になっています。「SⅬ6」はフロントフォーク、ステムコラムも含め「カーボン」になっています。
ステムコラムの比較
- 「SⅬ5」はフロントフォークはカーボンだがステムコラムの部分のみアルミを使用している
- 「SⅬ6」はフロントフォーク、ステムコラム含めカーボンを使用している
TREKのÉmonda(エモンダ)まとめ
「SⅬ5」と「SⅬ6」を比較してみましたが、実はフレームは同じ素材の「OCLV」と言う「超軽量カーボン」を使用していて、フロントフォークに若干違いがあるだけで、フレームや製造方法にはほとんど違いはありません。つまり価格の大きな違いは「購入時に装着されているパーツのグレードによるもの」です。重量の差もパーツによる差が大きいです。
・Émonda SL 5
「SⅬ5」はコンポーネントが全てShimanoの「105」で統一されており、ホイールは「BontragerのAffinity」を使用しており、初めてロードバイクを購入する方や2台目に「軽量」のロードバイクが欲しい方向けと言えます
ヒルクライムをしてみたい、予算を抑えて軽量ロードバイクが欲しい方は「SⅬ5」
・Émonda SL 6
「SⅬ6」はコンポーネントに「ULTEGRA」を使用しており、ブレーキには軽量の「Bontrager」を使用しており、ホイールは「BontragerのParadigm」を使用しています。購入時からグレードの高いパーツが付いており、レース参加を視野に入れた「超軽量」ロードバイクと言えます。
レースに頻繁に参加したり、最初からグレードの高いロードバイクが欲しい方は「SⅬ6」
最後に
TREKのÉmonda「SⅬ5」と「SⅬ6」の違いを説明させていただきました。「SⅬ5」は価格的にも初めてロードバイクを購入する方におすすめされていますが、初めて購入する方は後々グレードUPする事を考える「SⅬ6」の方が良いように感じました。カラーバリエーションも「SⅬ5」と「SⅬ6」で違うので、自分の好みと予算に合った方を選ぶのがいいでしょう。
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出典:trek