グラベルロードバイクとは
グラベルロードバイクとは「オフロード」と「オンロード」のどちらにも対応できるロードバイクです。街中や悪路、未舗装路までの全ての路面に対応できるよう設計されており、主に「長距離走行」を視野に入れています。では、他の自転車とはどんな違いがあるのかを説明させていただきます。
グラベルロードバイクとシクロクロスの違い
シクロクロスとは何が違うの?
「オフロード」と「オンロード」を走行できるという面では「シクロクロス」と同じです。では「シクロクロス」と「グラベルロード」は何が違うのかを比較していきます。
比較① シクロクロス
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— Bioracer_japan (@Bioracer_japan) February 21, 2019
JTUパラトライアスロン強化指定の梶選手のベルギー遠征レポート。今回は、正月に参加したDVVTrophy・GP Sven Nys 2019レースレポートです。#梶鉄輝 #シクロクロス #BIORACER #ビオレーサー #wemakeyoufaster #サイクルジャージ pic.twitter.com/Z5LSgIYyld
「シクロクロス」は主にレースなどの競技用の自転車です。「オフロード」を走る競技を想定し作られていて、競技で担ぐ事を考え「軽量」な作りや、泥詰まりなどのトラブルを考え、ダウンチューブではなくトップチューブ経由でリアディレイラーへケーブルを回すなどの配慮が施されています。
比較② グラベルロードバイク
FELTのグラベルロード?ですかね。乗らせてもらいました。
— エミール (@rskhy004) July 30, 2019
グラベル走ったら楽しそう! pic.twitter.com/j2do7N37qV
「グラベルロードバイク」はオフロード「も」走行でき、主に長距離を走行する事を想定して作られた自転車です。トップチューブが地面と平行ではなく少し角度が付いています。これは競技用のシクロクロスと違い、担ぐ事を想定していない事から、悪路の走行や長距離の際にも振動吸収や乗りやすさを重視したためです。
シクロクロスとグラベルロードの違い
- 「シクロクロス」はオンロード、オフロード両方に対応しレースなどの主に「短距離」を走行するよう設計されている。
- 「グラベルロード」はオンロード、オフロード両方に対応しツーリングなどの主に「長距離」を走行するよう設計されている。
グラベルロードバイクの特徴
グラベルロードバイクは「オフロード」や「オンロード」の長距離走行を視野に入れた自転車です。では一体どのような特徴があり、どんなパーツが装備されているのか、気になる主な特徴を紹介していきます。
特徴① ディスクブレーキが装備されている
「グラベルロードバイク」には標準装備として、「ディスクブレーキ」が採用されています。それによりオフロードを走行した際のブレーキへの泥詰まりなどのトラブルを少なくしています。そして「ディスクブレーキ」を採用しているのでトップチューブには基本ケーブルは通っておらず、ケーブルはダウンチューブ経由になっています。
トップチューブが独特なフォルムな物が多いのもケーブルを通していないからできる技
特徴② タイヤのサイズが変えられる
「グラベルロードバイク」の1番の特徴は装着できる「タイヤ」のインチです。ホイール次第で下は「23C」のロードバイクタイヤから「40C」のMTBのブロックタイヤの物まで装着できるタイプの自転車まであります。スピードを出すならロードバイクタイヤ、悪路を走行するならブロックタイヤと使い分けできます。
特徴③ 荷台などのカスタムが可能
「グラベルロードバイク」はオプションで「荷台」を取り付ける事ができ、長距離向けの特性を生かし、旅やツーリングやキャンプなどに必要な荷物を運べるよう最適なカスタムができるようになっています。
次のページからはおすすめ「グラベルロードバイク」を紹介!
「グラベル」とは日本語で「砂利」の事!