エアロハンドルの選び方
エアロハンドルの特徴やメリット・デメリットはご理解いただけたでしょうか? エアロハンドルの特徴を知った上で、実際に導入してみたいと思った方もいるでしょう。次からは、エアロハンドルの選び方について解説します。
選び方①サイズ選び
最初にエアロハンドルというよりも、ハンドルの選び方の基本として、サイズが自分の体形やポジションに合ったものを選ばないといけません。サイズはハンドル幅やドロップ量などがあります。ハンドル幅は、自分の肩幅と同じような大きさのものを選びましょう。また、ステムで固定する際に、クランプ径が違うものだと、固定できないため、ステムのクランプ径と同じものを選ぶようにしましょう。
クランプ径とは?
ステムは、ボルトを締め付けたテンションを利用して、ハンドルを固定するようになっています。このときに挟み込む部分の直径のことを「クランプ径」といいます。ハンドルのクランプ径が大きすぎるとボルトを締められず、小さすぎると隙間ができてしまいます。クランプ径は、ステムやハンドルのカタログなどを見ることで、確認できます。
選び方②ステム一体型と分離型
エアロハンドルには、ステムと別々になっているものと、ステムとハンドルが一体になっているものがあります。ステム一体型は、ステムとハンドルの形状が計算されているため、空気抵抗の削減効果が一層高くなっています。しかし、ステム長を変更したいときに、ハンドルも一緒に交換する必要があります。ハンドルサイズや、ステム長が決まっている方は、一体型のハンドルを選んでもいいかもしれません。
選び方③ハンドル重量
最後に、ハンドル重量での選び方です。エアロハンドルといっても、さまざまな商品があり、ハンドルの重量にもばらつきがあります。性能のいいカーボン繊維を使用しているようなハンドルであれば、重量も軽くなっている傾向にありますが、その分だけ価格が高価になってしまいます。そのため、ハンドル重量と価格のコストパフォーマンスを考慮して、選ぶようにするといいでしょう。
エアロハンドルをおすすめできる方の特徴
実際にエアロハンドルを導入しようとした場合、どのような方にエアロハンドルはおすすめできるものなのでしょうか? 最後に、エアロハンドルを実際に導入するにあたって、おすすめできる方の特徴について解説していきます。
特徴①空気抵抗をとにかく少なくしたい
エアロハンドルは、空気抵抗を削減できるというメリットが、最大のメリットなので、空気抵抗をとにかく少なくしたいという方には、非常におすすめです。ハンドルだけをエアロハンドルに交換するだけでも、今までも力強く速度が伸びていく感覚を味わうことができます。
特徴②剛性の高いカーボンハンドルが欲しい
次におすすめできる方の特徴は、剛性の高いカーボンハンドルを求めている方です。カーボンハンドルは、時には剛性が不足してたわむような感じがあるため、それを嫌って、あえてアルミハンドルを使用している方もいます。しかし、エアロハンドルであれば、剛性が高くなっていますので、そういった方でも満足して使うことができます。空気抵抗も削減できるので、一石二鳥です。
特徴③エアロフレームとあわせてかっこよくしたい
フレーム自体が空気抵抗削減目的で、エアロ形状をしているフレームもあります。エアロハンドルも、エアロフレームも平らな形状という部分では、共通しているため、非常に見た目の相性がいいです。もし、エアロフレームに乗っている方で、さらなる空気抵抗を削減しながら、見た目もかっこよくしたい場合には、エアロハンドルを導入してみるといいでしょう。
まとめ
エアロハンドルを導入してかっこよく速く走ろう!
今回は、最近人気が高くなっているエアロハンドルについての効果や、選び方などについて詳しく解説しました。エアロハンドルは、空気抵抗の削減など大きなメリットもありますが、デメリットもあります。また、ハンドルは選び方も非常に重要です。しっかりとポイントをおさえて、自分の理想のエアロハンドルでかっこよく、速く走れるようになりましょう。
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