シートピラーとは？自転車のパーツとしての概要や役割を詳しく解説！

シートピラーは、サドルを取り付ける棒状の部品のことです。自転車に乗る体勢に大きく影響与えるもので、自転車に乗る方は腰などを痛めないようにするために自分で調整したことがあるでしょう。また、シートピラーはシートポストとも呼びます。ピラーはアメリカ風表現で、ポストはイギリス風表現です。どちらも柱の意味を指します。インターネットで検索をするとシートピラーよりシートポストの方が多く表示されます。

シートポストは、直径25.4ｍｍ～31.6mmのものが普段使う自転車のサイズ規格となっています。直径25.4mmのシートポストがママチャリやBMX、直径27.2mmのシートポストはロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクは直径30.9mm～34.9mmのサイズがあります。

シートポストの直径は0.2mm毎にさまざまなサイズ展開があります。自分が使用する自転車のサイズ規格がわからないと取り付けることができません。シートポストは正しいサイズ規格でないと取り付けることができないので、サイズ選びにも注意する必要があります。

ノーマルシートポストは、ママチャリやスポーツバイク等に合います。スポーツバイクでは、軽くて振動を吸収しやすいカーボン素材のものと、値段も安く手軽に購入できるアルミ素材のシートポストが主に使われますす。シートポスト径は、通常0.2mm刻みで幅広いサイズで使用することができます。

サスペンション付きのシートポストは、サドルとフレームを繋ぐシートポストにクッション性の高いサスペンションの機能がついています。サスペンション付きのシートポストを自転車に取り付けると段差の衝撃を和らげる効果があるので、腰痛予防対策にもつがり乗り心地が良くなるのでおすすめです。購入時はほとんどのシートポスト径は27.2mmになっています。取り付ける際は、シートポストシムなどの小物を使って取り付けることになります。

トライアスロン用のシートポストは、ロードバイクの一般的なポジションの後乗りとサドルの前の方に座るポジションに切り替えることができます。前乗りと後乗りのどちらのポジションが良いか悪いかはほとんど関係なく、自転車の調整状況やコースの状態等に応じて変えていく必要があります。

インテグレーテッド用は、自転車のフレームのシートポストを通す部分であるシートチューブがシートポストの役割しています。普通のシートポストと違うのは、自転車のフレームと一体化しているシートポストだというところです。なので、サドルの高さ調整はできません。インテグレーテッド用のシートポストは、競技者向けのフレームに使用します。一般的なスポーツタイプの自転車に使用することができないので注意してください。

BMX用のシートポストは、サドル中央の大きなボルトを1本で締め付けて固定できるピボタルシステム搭載のシートポストです。BMX用のシートポストは、サドルレールが付いていないため軽くて耐久性に強い構造になっています。

USEは、常に誰もが驚くようなものを開発し品質の良い製品を作っているイギリスの自転車ブランドです。USEのシートポストは、サスペンション付きのシートポストとノーマルのシートポストに力を入れています。シートポストそれぞれにアルミ製とカーボン製のものがありますが、ノーマルシートポストについてはチタン製のものもあります。USEのシートポストは軽くて耐久性が高くて壊れにくいので有名です。

アメリカの有名ブランドで、ロードバイク用、マウンテンバイク用などさまざまな条件に対応できるタイヤやシートポストなど扱っています。製品も比較的に購入しやすい価格になっており、手軽に購入できて品質も良いので評判が良いです。

EASTONは、高性能でとても軽いカーボンホイールが他のメーカーと比べて比較的に安く購入できるメーカーです。ハンドルとシートポストもカーボン製品が人気があります。EASTONはハンドルにワイヤーを通す穴を開けていたり、溝が切ってあったりと気の利いた細かい製品作りをしてあるのが特徴です。

WODMANは、誰もが驚くようなアイデアと多様な製品で多くのファンを集めてきました。ひたむきなものづくり精神から生まれた高品質な商品は世界中の多くの人にも認められています。現在では、軽くて美しいカラーパーツの商品が展開され、明るい色のシートポストが多くあるのでその中から選ぶことができます。またサイズも豊富なのも嬉しいポイントです。

シートポストは乗車姿勢に大きく影響するので自転車に乗る人は一度は調整をしたことがあると思います。シートポストを取り付ける際は、自分が使用するシートポストのサイズを調べておきましょう。シートポストはサイズがピッタリでないと合いません。自分が使用している自転車のタイプに合うシートポストを選んで使用するようにしましょう。