ロードバイクのコラムカットの目的とは?道具や具体的な手順も解説

ロードバイクのコラムカットの目的とは?道具や具体的な手順も解説

ロードバイクなどのポジションを調整しているとコラムが余ってしまい、野暮ったく見えてしまうことがありますが、コラムカットをすることで解決できます。ここでは、コラムカットの目的やメリット、デメリット、コラムカットに使用する道具、カットの手順をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コラムとは?
  2. 2.コラムカットの目的
  3. 3.コラムカットのメリット
  4. 4.コラムカットのデメリット
  5. 5.コラムカットの為の準備をしよう
  6. 6.コラムをカットしよう
  7. 7.まとめ

コラムとは?

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自転車のコラムとは、フロントフォークから伸びて、フレームを貫通し、ステムが装着されるシャフトのことを言います。ロードバイクやMTB、クロスバイクなどではアヘッドステムが採用されており、ステムの高さを調整する際にコラムの長さが重要な要素となります。

コラムの高さはポジションに直結する

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自転車では、ライディングポジションが重要となります。中でもコラムの高さは、ハンドル(ステアリングとも言います)の高さに直結するので、非常に重要といえます。ロードバイク、クロスバイク、MTB等、自転車の種類を問わず、コラムの高さを調整する事は、より快適に、より速く、より楽しく自転車に乗るために必要な事といえます。

ハンドルの高さを変えるには

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コラムの長さは、ハンドルの高さに大きく影響を与えます。コラムの長さの分だけハンドルの高さを高くできます(ステムの角度によっても多少の変化はあります)。逆に低くすることもでき、その際はステムとスペーサーの順番を変えることで、ハンドルを低くすることになります。

ステムを低くするとコラムが余る

ライディングポジションを純正状態から変更して、ハンドルの位置を下げた時に、ステムの上にスペーサーを入れなければなりません。この状態はコラムが余っていることになります。コラムが余っていると、余計なスペーサーが必要になったり、時には余ったコラムが、体に接触する恐れがあります。

コラムカットの目的

コラムカットの一番の目的は余ったコラムの切除ですが、余ったコラムをカットすること自体にも目的とメリットがあります。

自転車の見た目や安全性の確保が目的

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コラムが余って飛び出ている状態では、見た目がよくないこともありますが、緊急時のブレーキで、顔や、体を強く打ち付けてしまい、大ケガのもととなってしまう恐れがあります。余ったコラムをカットする事で、そのリスクを回避できます。

コラムカットのメリット

見た目が整う

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コラムカットを行う事で、ステムからのコラムの飛び出しがなくなり、ハンドル周りの見た目が直線的でとてもきれいになります。

軽量化にもなる

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余ったコラムをカットする事で、カットした分の軽量化となります。アルミ製やカーボン製のコラムの場合、微々たるものですが、確実に軽量化できることはメリットの一つです。

安全性が増す

ステムの上に飛び出たコラムは、思わぬケガに繋がることがあります。例えば、急制動時に体が前に飛び出し、コラムに股間を強打・・・なんてこともあり得ます。アルミであれ、カーボンであれ、コラムは非常に硬い素材ですので、コラムカットによってこういったリスクを減らすことができます。

サイコンが見やすくなるかも

ステムにサイクルコンピューター(以下サイコンと記す)などをマウントしているなら、飛び出たコラムによってライディング中の姿勢からでは、サイコンの視界が遮られることもあります。コラムカットでサイコンの視認性がよくなります。

コラムカットのメリット

  • 見た目がよくなる
  • 軽量化になる
  • 安全性が増す
  • サイコンの視認性がよくなる

コラムカットのデメリット

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ここまでは、コラムカットの目的や、メリットについて述べました。しかし、コラムをカットすることによって発生するデメリットもあります。

カット後はステムを高くできない

カットされたコラムの長さよりも、高い位置にステムをセットする事が、できなくなります。ポジションを変えて、コラムカットする前には、本当にその高さでよいか、もう一度確認しましょう。

フォークの買いなおしになるかもしれない

一度カットしたコラムは、元に戻せません。カット後にハンドルの高さを上げるときは、最悪、フロントフォークを買いなおして、交換が必要になる可能性があります。

コラムカットのデメリット

  • カット後は元に戻せない
  • ポジションが合わなければフォーク交換が必要になる

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コラムカットの為の準備をしよう

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