おすすめのタイヤパウダー3選！パナレーサー以外の人気商品は？

チューブの周りとタイヤの内側に塗られている粉のことを、タイヤパウダーといいます。主にタルクという鉱石を細かく砕いて粉にしたものから作られており、滑りをよくしてチューブの装着をスムーズにする働きがあります。パンク修理キットにも含まれている、タイヤやチューブ交換の必需品です。

この粉末をつける目的は、チューブとタイヤが張り付かないようにすることです。この2つがぴったり張り付いてしまうと、パンク修理やタイヤ交換をするときにチューブを取り出せなくなったり、長期間にわたってこの状態で乗り続けたりすると、パンクの原因にもなるので注意が必要です。

使い方は簡単です。チューブをはめるときに、タイヤの内側にまんべんなく塗る。たったこれだけです。新品のチューブには、あらかじめ塗られているので、重ねて塗る必要はありません。ただし、何らかの事情で一度外したチューブを再びはめるときには、塗っておくことで、よりスムーズに交換ができます。

自転車タイヤ用に売られている製品の中で、最もよく使われているのがこちらです。配合されているミネラルオイルには、ゴムの劣化を防止し、使用するときに飛び散りにくくする効果もあります。自転車用タイヤメーカーのパナレーサー製というだけあって、使う側にもタイヤにもやさしい製品です。

市販されている製品の中ではパナレーサーが特に人気ですが、その他にもおすすめのタイヤパウダーがあります。できるだけ価格を抑えたい、もっと少ない量が欲しい、ほかの人が何を使っているのか知りたいという方に、パナレーサー以外で人気のおすすめタイヤパウダーを3つご紹介します。

パナレーサー以外で使っている人が多いが、ジョンソンエンドジョンソンのベビーパウダーです。低価格で手軽に購入できるということから人気が高いですが、主成分にタイヤパウダーと同じタルクが使われており、余分なものが入っていないというのも、代用品として支持されているポイントです。

代用品のとして使いやすいベビーパウダーですが、中にはその成分から、タイヤパウダーとしての使用には向いていないものがあります。大切なタイヤにトラブルが起きないよう、選ぶときに気を付けたいポイントをいくつか、まとめてご紹介します。事前にしっかり確認しておきましょう。

高品質で低価格なオイル・ケミカル製品でおなじみの、株式会社エーゼットから発売されている自転車用タイヤパウダーです。60グラム入りのほかに、4.5グラム入りの少量タイプもありますから、必要な量を購入できます。このほかにも修理パッチとセットになった、パンク修理キットも販売されています。

こちらはドイツに本社のあるシュタールグルーバー社のブランド、REMA TIPTOP(レマチップトップ) から発売されている製品です。内容量は500グラムと他のものに比べてかなりの大容量ですので、複数の自転車をお持ちの方や、量が必要な方に向いています。そのかわり、価格は他の製品よりもお得です。専用品で、かつ価格をできるだけ抑えたい方にもってこいです。

タイヤパウダーには、パンク修理やチューブ交換をスムーズにする以外にも、パンクを予防したり、タイヤの劣化を遅らせたりする効果があります。専用品でなければいけない、というわけではありませんが、使用方法や製品ごとの違いを知ってトラブルの少ない快適な自転車生活を送りましょう。