ロードバイクは室内保管がおすすめ
ロードバイクをはじめ、クロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツバイクは、なるべく室内で保管することをおすすめします。そう聞くと、ママチャリしか乗らない人の多くは「自転車を家の中に置いておくの?」と不思議に思うかもしれませんね。
ロードバイクに室内保管が必要な2つの理由
ロードバイクを室内で保管するようすすめるのは、室内保管によって盗難やボディ、パーツの劣化といったリスクを最小限にすることができるからです。
室内保管が必要な理由① 盗難防止
高級なロードバイクになるほど重量が軽いので、その気になれば簡単に盗んでいくことができます。いくら頑丈な鍵をかけていても、トラックなどに積み込まれ持ち運ばれてはどうしようもありません。マンションなどの駐輪場はもちろん、一戸建ての敷地内でさえこっそりと知らないうちに盗まれるという被害も少なくないのです。そんな盗難を防ぐには室内保管が適しています。
室内保管が必要な理由② ボディやパーツの劣化の防止
ロードバイクには、シティサイクルにあるようなチェーンカバーがついていません。チェーンは雨ざらしにすると簡単にサビてしまいます。これは、ワイヤーやネジ関連なども同様です。屋内の駐輪場なら問題ありませんが、屋外で保管するとどうしても雨風にさらされてしまいます。自転車カバーをかけても、完全に雨風をしのぐことは不可能です。
だから室内保管が好ましい
こういった理由から、ロードバイクの保管は室内が最も好ましいといえるのです。室内保管なら、泥棒も簡単には手を出せませんし、雨風にさらされる心配もありませんからね。
ロードバイクを室内保管する3つの方法
室内で保管するのに適しているとはいえ、スタンドのないロードバイクはなかなか保管方法が難しいものです。壁に立てかけている人もいますが、倒れて傷つく可能性がないとはいえませんよね。そんな場合にぜひ参考にしてもらいたい方法が3つあります。
室内保管の方法① メンテナンススタンドを使う
エーゼット(AZ) 自転車用メンテナンススタンド KF202 折りたたみ式
参考価格: 963円
メンテナンススタンドに後輪を乗せてスタンド代わりにしておけば、倒れて傷つく心配はありません。メンテナンススタンドは自分で自転車をメンテナンスする際に必要ですし、さほど値段が高くないので人気があります。1台購入しておくと何かと便利ですね。
室内保管の方法② ロードバイク用保管スタンドや壁掛けなどを使う
自転車スタンド ディスプレイ メンテナンス 整備 グラビティスタンド アルミ製 軽量/コンパクト/ _86080
参考価格: 4,846円
最も多くの人が実行しているのが、ロードバイクの室内保管用アイテムを使用することでしょう。縦置きスタンド形式や壁掛け式のほか、天井から吊り下げるといったものも人気があります。縦置きスタンドは床の占有面積が小さいので比較的狭い部屋におすすめですが、天井吊り下げ式は賃貸住宅ではNGといったケースもあるので、事情に合わせて選ぶといいでしょう。
室内保管の方法③ 突っ張り棒を利用する
HAREAO 強力突っ張り棒 ステンレス 伸縮棒 強い負荷 ドリル不要 物干し竿 極太 つっぱり棒 クローゼット ボール カーテンロッド シャワーカーテンロッド 布団干し 室内 屋外 (直径25mm(取付寸法70~120cm))
参考価格: 1,980円
突っ張り棒を部屋の両壁の間に渡して、サイクルラックのようにサドルを引っ掛けるという方法です。一番安上がりな方法ですし、自転車を引っ掛けていないときは洗濯物の室内干しに使えると一石二鳥です。ロードバイクが宙ぶらりんになるので落ちる可能性がないとも限りません。そんなときにダメージが少ないよう、突っ張り棒の高さを考えて床から低めに設置しておくことをおすすめします。
ロードバイクのおすすめ壁掛けアイテム5選
自転車ライダーには、部屋の中に自転車があるということに満足感を得る人もいるでしょう。愛車を眺めて悦に入っている人も少なくないようですが、ただ部屋にドンと置いておくのではなく、室内保管をするならロードバイク用保管アイテムを利用することをおすすめします。特におしゃれな壁掛けタイプなら、自転車が部屋のインテリアとして映えますよ。
おすすめアイテム① MINOURA(ミノウラ)バイクハンガー4R
MINOURA(ミノウラ) バイクハンガー4R [BIKEHANGAR4R] ロードバイク等用
参考価格: 3,394円
使用しない時には跳ね上げて折り畳むことができ、さらに寸法が小さくなるので、部屋にスペースのない人やあまりフックの存在を目立たせたくない人におすすめです。トップチューブをフックに引っ掛けるだけなので扱いやすく、取付位置によって上下2段に収納することも可能です。本体下にも小さなフックがあるので、ウェアやヘルメットを掛けることもできます。
おすすめアイテム② MINOURA(ミノウラ)バイクハンガーV
MINOURA(ミノウラ) BIKE HANGER-V 壁掛け用ディスプレイフック(縦吊りタイプ) 419-20225
参考価格: 4,000円
先に紹介した横型ハンガーの縦型収納タイプです。バイクのリムを引っかけて縦に収納するので、より少ない幅のスペースでの使用が可能です。金属製フックの先にはカバーがついているので、リムが傷つくことはありません。耐荷重は20㎏までなので、マウンテンバイクなどの重いバイクでもOKです。
おすすめアイテム③ サイクロック cycloc
一見してロードバイクの壁掛けには見えず、インテリアのひとつとさえ感じるのが「サイクロック」です。設置はネジで3か所、本体を壁に固定し、下の写真のようにバイクのトップチューブを本体に2つあるフックに引っ掛けるだけです。商品の取り付け方向により、横掛けにも対応できます。
おすすめアイテム④ Kanaoni バイクラック Kabuto DSN-10
Kanaoni バイク (自転車) ラック Kabuto DSN-10 壁掛け タイプ 1台掛け ラック (ノーマルハンガー&極太フック)
機能的でスッキリしたデザインの横置きタイプのバイクハンガーで、トップチューブに引っ掛けて使用します。使用しない時にはたたんで壁に沿わせることができるので、すっきりと邪魔になりません。横置きタイプはホリゾンタルトップチューブでなければ車体が斜めになりがちですが、これはハンガーが上下に30°ずつ傾けられるので、どんなバイクでも水平に掛けることができます。
おすすめアイテム⑤ QUBE(キューブ)壁掛け自転車ラック
おしゃれな自転車壁掛けを探しているなら、見た目がオブジェのような「QUBE(キューブ)」はいかがでしょう。特許デザインの360°回転&ロックシステムにより、どんな自転車のフレームでも固定できるだけでなく、壁に設置後の自転車のディスプレイの角度も自由にアレンジできます。両サイドのフックにはウェアやヘルメットが掛けられ、オプションのアクセサリートレイを使えば、小物を置くこともできます。
次ページでは、賃貸住宅で壁に傷をつけられない方におすすめのアイテムを紹介!
出典:インテリアショップ リグナ