リムテープとは
リムテープは、タイヤ内のチューブをパンクしないように、タイヤのスポークを止めている穴の角をカバーしているテープです。リムテープが穴からずれてしまっていたりすると、穴の角にチューブが引っかかって、チューブが破けてパンクしてしまいます。パンクすることが多い方は、このリムテープがずれていないか確認してみましょう。
リムテープの種類①テープタイプ
テープタイプは、その名の通り、テープ状になっており、リムのスポークの穴を塞ぐように貼り付けていきます。力も必要ありませんし、どんな直径のホイールにも使うことができるので、便利です。しかし、張り替える時に、古いテープの粘着物質がリムにこびりついてしまっていることがあります。
長年リムテープを貼りっぱなしだと粘着跡が残りやすい
- 粘着跡が残ってしまった場合には、セメントクリーナーなどでリム底面をきれいにしてから、新しいテープを装着してください。
リムテープの種類②バンドタイプ
初めから輪ができているリムテープです。外すときは、切ったりできるので簡単ですが、新しくはめるときは、力が必要です。腕力に自信がない人は、テープタイプがおすすめです。
適正なリムテープの選び方
リムテープの選び方は、自転車のタイヤに合った適正なものであるかです。リムテープの選び方には、いくつか確認するべきポイントがありますので、参考にしてください。
選び方①リムテープの幅
リムに付いているリムテープの幅をあらかじめ計って確認しておきましょう。適正なリムテープのサイズを選んでいないと、穴をきちんと防ぎきれずに、パンクの原因になってしまったり、タイヤがうまくはまらず、空気を入れたときに破裂してしまう可能性があるの注意しましょう。
選び方②リムテープの直径
ゴムタイプのリムテープの場合は、直径も適正なものを選びましょう。直径の値は、タイヤの側面に明記されています。
選び方③タイヤの最大空気圧
装着するタイヤの最大空気圧を確認し、リムテープが対応可能かチェックしましょう。リムテープの最大空気圧以上に空気を入れてしまうと、空気の圧力と走行による衝撃にリムテープが耐えきれず、パンクしてしまう恐れがあります。
おすすめのリムテープ10選
リムテープは、さまざまなメーカーから発売されていて、大手のメーカーとしては、シマノやシュワルベなどがあります。上で説明した選び方を参考に、自分の自転車のタイヤや、乗り方の適正にあったリムテープを探してみてください。
おすすめのリムテープ①
リムテープ①BBB BTI-95
テープタイプなので、力を必要とせず、誰でも簡単に交換することができます。多くのサイズがあり、さまざまなホイールに対応しています。ロールの全長が10mと長めで、複数のホイールに使えるので、長い目で見ればコスパも良いです。赤が映えるので、どこまでテープを交換したかわかるところもメリットです。
おすすめのリムテープ②
リムテープ②Zefal コットン
簡単に交換できて、耐久性も重視したいという方におすすめのテープタイプのリムテープです。ほどよい粘着力で、失敗しても簡単に貼り直すことができます。コットン素材を使用しているので、比較的丈夫ですが、やはり硬いバンドタイプのリムテープには耐久性は劣ります。レーシング用以外のタイヤならば問題ありません。
おすすめのリムテープ③
リムテープ③TIOGA Acentia ETRTO:406
ナイロン製のリムテープで、2本セットになっています。耐久性があり、高圧タイヤにも使用可能です。よく伸びるので、交換も手軽にでき、リムテープの交換に慣れていない人や、女性にも人気のおすすめリムテープです。黄色なので、どこまで張ったかがすぐにわかるところもポイントです。
続いて、おすすめのリムテープ④~⑩を紹介!
筆者撮影