ロードバイクにベルは必須
ロードバイクを購入した時、本体以外の装備やアクセサリーはついていません。たとえば、ママチャリなどの一般的な自転車には標準装備されている、ライトや鍵、泥除け、スタンドといった類は取り付けられていないのです。ベルも然りです。したがって、それらはロードバイクを入手するのと同時に購入しておく必要があります。
ベルの装着は法律で義務付けられている
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ロードバイクに泥除けやスタンドは必要ないからと、装着していない人がほとんどですが、ライトや鍵、ベルは絶対に必要です。鍵を持たずにライドに出掛けては、盗難のリスクから自転車を置いてコンビニさえ立ち寄ることができませんし、夜間にライトを点けずに乗っていては警察に捕まってしまいます。そして、ベルを取り付けるのは法律で義務づけられています。
ロードバイクでベルを鳴らしていい状況とは?
走行中に自転車のベルを使うことはほとんどありません。走っている最中に前を行く歩行者に向かって道を開けるようベルを鳴らしている人をしばしば見ますが、これは法律違反です。自転車のベル(道路交通法では警音器)を鳴らしていいのは、「警笛鳴らせ」の標識のある道路や警笛区間の標識のある見通しの悪い交差点、曲がり角、さらに危険を防止するためやむを得ないときと道路交通法で定められているからです。
ベルを歩行者に鳴らすのはNG
歩行者をどかすためにベルを鳴らすのは「警音器」の使用制限違反となり、罰則が与えられます。東京都の自転車安全利用指針には「歩行者に自分の存在を気付かせたり、進路を譲らせたりする目的で警音器を鳴らしてはいけません」としっかりと明記されています。
ベルを鳴らす機会はほとんどない
「警笛鳴らせ」の標識のある場所で自転車のベルを鳴らしても、どれだけ効果を発揮するのかいささか疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。また、危険防止のためにベルを鳴らさなければならない状況なら、ベルを鳴らすよりブレーキレバーに指を伸ばすでしょう。自転車に乗っていてベルを鳴らす機会は、ごく限られた状況だけとなります。
それでもベルは装着しよう
ベルを使用する機会が少ないからといってつけないわけにはいきません。装着しなければ道交法違反となってしまいます。この点については多くの人が納得しがたいところがあるようですが、法律で決まっていることなのでしっかりと守りましょう。
ロードバイクにふさわしいベルとは?
ロードバイクにベルをつけないで法律違反になり、警察に呼び止められるといった事態を避けるためにもベルは装着しましょう。では、どんなベルがロードバイクにはふさわしいのか、また、どんなベルが一般的につけられているのでしょうか。
目立たない小さいベルがおすすめ
ロードバイクにつけるベルは小さいコンパクトなものが一般的です。大きなものは重量が増える上に、ハンドルにはライトやサイクルコンピューター、さらにはナビ替わりのスマホを固定するためのスマホホルダーなどが取り付けられており、ベルを付けるスペースが限られてしまいます。そもそも、大きなベルをつけて大きな音を出す必要がないですからね。
ロードバイクにおすすめのベル5選
おすすめ① knog Oi
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ベルに対するイメージを常識を覆すベル
自転車のベルというと、半円形のドーム型が一般的な形ですが、その常識を覆すおしゃれでスタイリッシュなまるで指輪のようなデザインで人気が高いのが、knog(ノグ)のOiです。knogは自転車パーツをメインにアウトドア小物を扱うデザイナーズブランドというのですから、おしゃれなのも納得です。小型でコンパクト、目立たないですし、知らない人が見たら自転車のベルとは思わないかもしれません。
さらに上級モデルもあり
KNOG(ノグ) Oi LUXE (オイ リュクス)自転車ベル ブラス Sサイズ(内径22.2mm)ラグジュアリーに進化した2019年モデル 革製シム・真ちゅう製ハンマー・CNC切削加工 【日本正規品/2年間保証】 S
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長く響く爽やかで澄んだ音色は、一般的な自転車のベルとは一線を画します。色は黒色、銀色、銅色、真鍮色とあるので、自分のバイクに合わせたチョイスができます。また、Oi LUXEという上級モデルも発売されています。
おすすめ② キャットアイ ベルOH-2400 真鍮製
キャットアイは、日本のスポーツバイクライダーの中で知らない人はいない人気の自転車アクセサリーメーカーです。このモデルは、工具がなくても手軽で確実に固定できるフレックスタイトブラケットを採用しており、直径12mm~32mmのハンドル径に取り付けが可能です。コンパクトで小さいうえに重量は25gと非常に軽く真鍮の爽やかな音色で、値段も安いです。
おすすめ③ REC-MOUNTS(レックマウント)両持ちナロー用ベルキット
ロードバイクのハンドル回りにはライトやサイクルコンピューター、スマホホルダーなどでスペースが足りないという人も多いでしょう。そんなときに役立つのがレックマウントです。そして、そのレックマウントに追加して取り付けできるのが、両持ちナロー用ベルキットです。左右どちらの手の指でも使用できるので、空いたスペースに取り付けできるのがメリットです。
おすすめ④ VIVA(ビバ)きづきベル
走行中ほとんど使う機会がなく歩行者に向けて鳴らしてはいけないなら、自転車が近づくのを歩行者に気づいてもらうためのものが『きづきベル』です。ハンドルバーやサドルバッグなどに取り付けておくと、常に音がしているのではなく、段差を超えるときや路面の凸凹で揺れて音が鳴ります。風鈴のような音色なので威圧感なく、自然に気付いてもらえると人気です。
おすすめ⑤ GENTZ
ハンドル回りにスペースがないだけでなく、そもそもスポーティなロードバイクにベルなんで似合わない、と思っている人も少なくないはずです。そんな人におすすめなのが、クラウドファンディングにより開発・販売されたGENTZです。装着はハンドルバーエンドに差し込むだけと簡単なうえに、目立たないどころか見た目には装着していることがわかりません。音はベルではなく電子音で、ロードバイクのフォルムを崩したくない人向けの商品といえるでしょう。
GENTZに関する詳細は下記のサイトで見られます。
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