はじめに
サイクリングに便利な収納グッズとして、今回はツールボトル・ツール缶をご紹介します。購入を考えている、詳しく知りたい、という方は必見です。購入したあとで後悔しないためにも正しい知識を身につけましょう。おすすめツールボトルのご紹介もしていますのでぜひご覧ください。
ツールボトル・ツール缶とは何か?
サイクリングをする際に、携行品を収納する入れ物のことをツールボトルまたはツール缶と呼びます。ドリンクボトルの飲み口を蓋に替えた形状や、ジッパーで開閉するポーチタイプの2種類が一般的です。ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツ自転車のボトルゲージに入れて使用します。
どんなものを収納する?
収納品はパンクやメカトラブル修理に必要な修理キットや携帯工具です。それらを収納する工具入れのことをツールボトル・ツール缶と呼んでいます。しかし工具以外の品物も収納するので、工具入れというよりは、携行品をコンパクトに収納して持ち運びする入れ物として扱われます。
工具入れ以外の用途も増え、デザインが豊富に
当初は工具入れとして利用するのみでしたので、素材やデザインにそれほど違いはありませんでした。しかしデザインが豊富になってくると、ツールボトルとツール缶の呼び名を使い分けるようになりました。どのように使い分けているのかを次で詳しくご説明します。
ツールボトルとツール缶の違いは何?
ツール缶はドリンクボトルの応用で生まれた
ツールボトルもツール缶も携行品を収納する入れ物のことを示しており、同じ用語として扱われることが多いです。ドリンクボトルの飲み口部分をなくしたフタの形状に替えて、素材もドリンクボトルと同じ素材で作られたものを一般的に「ツール缶」と呼んでいました。
ツールボックスはジッパー開閉式の後出商品
素材がプラスチック製からポリウレタン製に変わり、フタではなくジッパーで開閉する商品が登場すると、ツールボトル、またはツールボックスと呼ぶようになりました。見た目も小型のポーチに似てオシャレなので、ツール缶よりツールボトル・ツールボックスを選ぶ人が増えました。
サイクリングに必要な携行品の入れ物がツールボトル・ツール缶です。では実際にどのような荷物を収納するのでしょう。ドリンクボトルの容量を考えると、せいぜい500mLくらいなのであまり多くは入りそうにありません。それでは収納する携行品の種類を次で見ていきましょう。